音楽と人LIVE 2015 ローリング・サンダー・レビュー @新木場STUDIO COAST 4/20
- 2015/04/20
- 22:41
前日に続き、音楽と人のイベント2日目。この日もやはり終始客席はガラガラで、多数の無料招待客を招いたにもかかわらずこの状態。
向かう途中で電車が遅れていたため、この日もオープニングアクトのシュリスペイロフに間に合わず。
13:00~ KNOCK OUT MONKEY [ARENA STAGE]
メインステージのトップバッターは、神戸の暴れ猿こと、4人組ミクスチャーバンドのKNOCK OUT MONKEY。
普通ならやる気なくなっても仕方ないくらいに柵前2列くらいしか埋まっていない中、今年リリースの最新アルバム収録の「RIOT」からスタートすると、全くそんなこと気にしないという感じで自分たちの持ち味である陽性ミクスチャーロックを響かせていく。
ハイテンションな演奏の中で一際目を引くのが、ステージを走り回りながらベースを弾く亜太。かと思えばギターのdEnkAを蹴ったり、ステージ前のセキュリティをずっと凝視しながら演奏したり、白目を剥き続けながら演奏したりするというパフォーマンスを見せる。
アニメ主題歌になっているだけあって、ラウドでありながらもキャッチーな曲が並ぶ中、人が全然いない客席では、このバンドを目当てにこの日ここに来たであろうキッズが笑顔いっぱいで楽しんでいる。可哀想な状況にすら思えるが、バンドもファンも本当にカッコいい。
「ここにいる人たちが思ってるようなロックとは違うかもしれないけど…。でもみんなロック好きっすよね?」
というw-shunの真っ直ぐなMCで見ている観客の心を掴むと、かなりアウェーな状況を覆し、会場全体から温かい拍手が巻き起こった。それはこのバンドのライブの地力の強さによるもの。
1.RIOT
2.JET
3.How long?
4.Greed
5.Take you
6.実りある日々
7.Scream & Shout
8.Paint it Out!!!!
9.Flight
How long?
http://youtu.be/Q_28cJ41mnY
13:50~ 最終少女ひかさ [TENT STAGE]
この日のTENT STAGEのトップバッターは、名前とは裏腹に5人組バンドであり、キーボード以外は男性という北海道のバンド、最終少女ひかさ。
ボーカル但野以外のメンバーが先に登場して演奏が始まると、上半身裸に民族衣装のようなものを纏った但野が登場してライブがスタート。
荒々しい演奏で、但野がけしかけるとメンバーそれぞれがソロを弾いたりするのだが、ベースの小野寺はソロパートにもかかわらず両手を高く掲げて全く演奏しない。
そんな中、但野は歌いながら客席横の柵を渡り歩きながら客席後方まで移動し、言いたいことをすべて詰め込んだかのような歌詞の歌を放ちながら、客席にダイブを繰り返す。この時、ステージに入るのが遅かったため、かなり後ろで見ていたのだが、但野はそこまで来てダイブしてきたため、体を支えることになった。
しかし、ダイブしたり客席をかき分けながら歩く際に、「ごめんね」など、いちいち観客に声をかけるあたり、実に優しい人柄が伺える。
しかしながら、現状の代表曲「いぎありわっしょい」を演奏したあと、
「40分のライブで7500円のチケット代なんて、B'zが出てきても許さねえよ」
という、最もなツッコミを入れると、
「ベンジーとかピロウズと同じイベントに出れたりさ、新木場STUDIO COASTっていう有名なライブハウスでライブできたりさ、音楽と人のイベントに出れたりとか、いろんな要素があるけど…。
でもそういうのじゃないんだよ。今日、7500円のチケット代を払って40分のライブを見にきたあんた、それが全てなんだ」
と言って、ほぼアカペラで歌いあげるような前半から、バンドが合流して一気にエモーショナルになる「ピカピカ」で終了。
しかし、これだけやりたい放題やりまくっているのに、曲は超ロマンチック。これからどんなバンドになっていくのか。これはまたとんでもないバンドが出てきた。
いぎありわっしょい
http://youtu.be/lzPhDmshBt4
14:35~ ROMEO's blood [ARENA STAGE]
ロッキンやMUSICAのVIVA LA ROCKには絶対出ないだけに、音楽と人のイベントならではの出演者である、ベンジーこと浅井健一の新バンド、ROMEO's blood。
先月のa flood of circleの対バンライブで見たばかりであり、その時と演奏した曲もほとんど変わらないが、最初のベンジーがギターで小林祐介(THE NOVEMBERS)がベースという編成から、ベンジーがベースで小林がギターにスイッチしてからの、フィードバックノイズが吹き荒れるようなギターサウンドは頭がとろけそうになるし、ベンジーが何故小林をバンドに入れたのかがよくわかる。
有松益男(BACK DROP BOMB)のドラムも目を覚まさせるくらいに凄まじいが、前日に怒髪天の増子直純が、
「浅井さんがピック投げる姿が動物園のゴリラみたいな投げ方(笑)」
と言っていただけに、カッコ良く遠くにピックを投げる姿が笑えてきて仕方がなかった。
ちなみに、このイベントに出店していた、ベンジーが経営しているカレー屋のカレーはめちゃくちゃ美味かった。
15:25~ LAMP IN TERREN [TENT STAGE]
この日の出演者の中で最年少であるという、正統派スリーピースバンド、LAMP IN TERREN。
「L-R」「ランデブー」からスタートする流れはいつも通りだが、中原と川口のリズム隊はもちろん、松本大のボーカルが見るたびに力強くなってきている。ライブバンドというイメージの音楽性のバンドではない、聴かせるような曲が多いバンドだが、間違いなくライブバンドになってきている。
中盤からは今年リリースした「silver lining」の曲を中心にし、中原が
「中学生から高校生の時まで、ずっとピロウズのコピーバンドをやっていたんで、今日同じイベントに出ることができて本当に嬉しいです」
と、この日出演できたことに対する喜びを語ると、松本も
「今日、普段のイベントよりは持ち時間が長めなんだけど…ここまで聴いての通り、僕らは1曲がかなり長いんで、次で最後の曲です。でも最後まで一生懸命やりますんで、最後までよろしくお願いします」
と言うと、最後に演奏されたのは、松本も1曲が長いと言ったこのバンドの曲の中でも1番の重量級な曲である「緑閃光」。
先週のHigh Appsの出演でもこのテントのステージだったらしいが、来年からはメインステージに出るバンドになろう。いや、今よりさらなる進化を遂げて、きっとそうなるはず。
1.L-R
2.ランデブー
3.sleep heroism
4.クライベイベ
5.ゴールド・ルーズ
6.ボイド
7.緑閃光
緑閃光
http://youtu.be/d1239V3xkY4
16:10~ a flood of circle [ARENA STAGE]
加入したばかりのギタリスト、Duranが半年であっという間に脱退し、新編成で2回目のライブとなるa flood of circle。
サポートギタリストに先日活動休止したThe SALOVERSの藤井清也を迎え、セッション的なインストの演奏をすると、
「おはようございます。a flood of circleです」
という亮介のおなじみの挨拶から、「GO」でスタート。やはり、ジャキジャキと切り込んでいく清也のギターは、ブルース色が強かったDuranよりはギターロック色が強い。それはThe SALOVERSを聴いていればわかることだが、自分としてはこのギターサウンドの変化は嬉しいところ。かつてのサポートギタリスト曽根巧に近い。
しかしながら、2曲目「KIDS」で清也の弦が切れ、演奏がままならなくなるというハプニングが発生。ただでさえ緊張していた面持ちだっただけに、これにはかなり動揺している様子だった。
なのでギターを変えて演奏した「Dancing Zombiez」ではアウトロでセッション的なライブアレンジが追加されているのだが、そのアレンジもDuranの時とはまた違うものになっている。
「今日、楽屋がBRAHMANと一緒なんですけど、HISAYO姉さんがTOSHI-LOWさんに「未亡人みたいだね」って言われてた(笑)
清也君はただでさえおとなしいけど、誰かとしゃべった?」
と亮介が聞くと、
「No」
と一言だけ返し、
「なんで急に外人キャラになるんだよ(笑)」
と突っ込まれる。確かに外人顔ではあるのだが。
すると、ここで新曲を演奏。清也がサラバーズ時代から得意としていた、中華風なギターのリフが印象的な疾走感あるギターロックサウンドの中、
「土砂降りの雨の中を走る」
という、常に逆風にさらされてきたこのバンドの現状をそのまま歌っているかのような歌詞。この曲は7月のクアトロライブ前になんらかの形でリリースされたりするのだろうか。
「怖いおっさんもいっぱいいるし、いろんなバンドが出てるけど、今日はここは戦場だと思ってます」
と言って、亮介がタンバリン片手に客席に突っ込みながら歌う「Sweet Home Battle Field」では曲中で清也の首にタンバリンをかけ、アルカラ稲村スタイルに。曲が終わっても清也がタンバリンを外そうとしなかったので、ドラムの一丘がスッと寄ってきてタンバリンを首から外すというアニキ的な一面も見せる。
この日も「これからもずっと転がって行く」という決意表明をあらわにした亮介が、
「昔の曲だけど」
と言って演奏したのは、「Boy」。てっきり1stや2ndくらいの時期の曲が来るのかと思っていたが、
「Keep On Rolling」
というフレーズがあるこの曲はこのタイミングでやるにはピッタリだった。
ラストは「Golden Time」から、
「俺たちとあんたたちの明日に捧げる!」
と「シーガル」。ここまで、この編成での2回のライブでまだ「プシケ」はやっていない。果たして、
「ギター、藤井清也!」
という紹介を聞けるのはいつになるだろうか。
1.GO
2.KIDS
3.Dancing Zombiez
4.新曲
5.Sweet Home Battle Field
6.Boy
7.Golden Time
8.シーガル
Dancing Zombiez
http://youtu.be/7Hu2E1_4FSo
17:00~ 忘れらんねえよ フィルハーモニー交響楽団 [LOUNGE STAGE]
ボーカル柴田が毛髪量の多いカツラを被り、スーツ姿で客席の後方から、
「こんばんは!葉加瀬太郎です!」
と言って登場した、忘れらんねえよ フィルハーモニー交響楽団。忘れらんねえよの3人に、盟友THEラブ人間の谷崎航大(バイオリン)とツネ・モリサワ(キーボード)を加えた5人編成で、忘れらんねえよの曲をアコースティックアレンジで演奏するというもの。
元々はタワレコでのインストアライブ用に結成されたのだが、なぜかARABAKI ROCK FES.にまで出ることになっているという。
おなじみの曲はもちろん、この編成でのアレンジが似合う「俺たちの日々」などを演奏し、ドラム酒田の失恋話を開陳すると、
「叶わない恋をした男のソリューションソング」
と言って演奏された新曲「犬にしてくれ」は、結婚してしまった好きな人の家庭の犬になりたい、という曲は美しいバラードなのだが、どうしても先ほどの酒田の話や、いまだにチャットモンチーの橋本絵莉子のことを諦めきれていない柴田の心情が重なってきて、ネタソングのように聞こえてしまう。
しかしながら、最後のアコースティックアレンジにもかかわらず、エモーショナルさが炸裂していた「バンドやろうぜ」(柴田が歌詞を忘れてやり直したけど)など、このアレンジだからこそ、忘れらんねえよの本来の持ち味である、メロディの良さが改めて実感できた。でも果たしていつまでこの編成でライブやるんだろうか。
1.北極星
2.忘れらんねえよ
3.この高鳴りをなんと呼ぶ
4.俺たちの日々
5.犬にしてくれ (新曲)
6.バンドやろうぜ
バンドやろうぜ
http://youtu.be/AEsRLAHfS0k
17:35~ BRAHMAN [ARENA STAGE]
先週、ここでタワレコとのコラボイベントを行ったBRAHMAN。その時はチケットソールドアウトで満員だったらしいが、この日はそんなBRAHMANですら客席がスカスカで、ダイバーが本当に数えるほどしか発生せず、いつもはフロア全体がモッシュピットと化しているのだが、最前ブロックの真ん中の前から2~3列しかモッシュが発生しないという異常事態。
なので、「警醒」でTOSHI-LOWが客席に飛び込むも、もはや支えるのでいっぱいいっぱいという感じで、結局曲が終わるとTOSHI-LOWは客席の床に降りてしまってから、「ANSWER FOR…」を歌い始める。
しかし、その曲中にTOSHI-LOWを囲むようにサークルが出来ると、サビではTOSHI-LOW目掛けて観客が突っ込んで行くという、人が少ないからこその光景が見れることに。
ここ最近はMCをしていないらしいので、この日もここまでMCをしていないので、やらない感じかと思っていると、客席の柵によじ登ったTOSHI-LOWが口を開き、
「5時間前まで石垣島にいた。美しい海、空、美味しい郷土料理を堪能…できるわけねぇだろ、こんなイベントやりやがって。主婦の友みたいなクソみたいな名前の音楽雑誌が。
最近、MCやってなかったんだけど、昨日の石垣島のイベントの主催者のやつが、美しい砂浜に立派なステージを作ったはいいけど、客がポツポツとしかいない惨劇みたいな状況を見て、この状況をどうにかするためにMCしてくれないかって言ってきたから久しぶりにMCして。
まぁこっち帰ってきて、言ってもメンツ良いし、そんな惨劇みたいなことはならないだろうって思ってたけど…体感的には昨日より人が少ない気がしている(笑)
そもそもチケット代が高すぎんだよ、バカ。7500円って俺たちのツアー来たらTシャツ2枚買えるぞ。
でも、ガラガラなのも悪いことばかりじゃねぇ。トイレも飲食も空いてるし、あのバンドは人が少ないといつもより良くないってことは、客をのせてるんじゃなくて、客にのせられてるんだな、って冷静に分析することもできる。
だが興行的には大赤字。何百万円という負債を音楽と人は背負うことになるだろう(笑)
でも、この雑誌は今まで何回も出版社や親会社が変わって、その度に廃刊の危機を何度も乗り越えて来た。ロッキンオンジャパンみたいに、表紙にすれば雑誌が売れる人気あるクソガキが表紙になっているわけじゃねぇ。旬を過ぎたおっさんが表紙になったりしてるけど、本当に自分たちが表紙にしたい人たちを表紙にしてる。雑誌の表紙なんて、高い広告費を払えばそいつが表紙になるんだ。それが今の出版業界だ。
だから、金光(編集長)。一回くらい大赤字だったからってこれで辞めるんじゃねぇ。来年もやれ。来年は半額でやって、ドリンクにベンジーのカレーつけろ。カレーは飲み物だ(笑)
2011年の3.11。あのあと、支援物資を集めて東北に行ってた俺たちを、いろんなやつが、「音楽がそこまでやる必要あんの?」って叩いてた。そんな時、金光がうちの事務所に来て、なんのリリースもないのにインタビューして、載せてくれた。ああ、こいつは俺たちの音楽だけじゃない、人も見てるんだな、って思った。
あの時の感謝、今返すよ。ありがとう」
と、このバンドにしかできない形で音楽と人への愛を語ると、長い時間鳴り止まない拍手が巻き起こり、
「変わらない日常、変わらない現実。本日、晴天の…」
と言って、「霹靂」へ。歌い終わると、客席のあらゆる方向に頭を下げてTOSHI-LOWはステージを去って行った。
やはり、この日のベストアクトはこのバンド。いろいろいじったりとかしてるけど、本当に愛に溢れている。
いつまで経っても、BRAHMANカッコ良いなって心から思えるような人生でありたい。
1.THE ONLY WAY
2.賽の河原
3.露命
4.CHERRIES WERE MADE FOR EATING
5.BEYOND THE MOUNTAIN
6.汀に咲く
7.BASIS
8.SHADOW PLAY
9.A WHITE DEEP MORNING
10.鼎の問
11.警醒
12.ANSWER FOR...
13.霹靂
霹靂
http://youtu.be/l_Jx3LHnJJM
このあと、例のベンジーのカレーを食べていたら、TENT STAGEのGOING UNDER GROUNDが入場規制で見れなくなったので、遊びに来ていたthe telephonesのドラムの誠治さんとお話したりしてから、ARENA STAGEへ。
19:10~ the pillows [ARENA STAGE]
ベンジー同様に、ロッキンにもVIVA LA ROCKにも出ないだけに、このイベントを象徴する存在と言えるthe pillowsがこのイベントの大トリ。
この日の最大のトピックは、これまでの鈴木淳ではなく、かつてのサポートメンバーである鹿島達也が16年ぶりにサポートベースを務めるということ。
鹿島にはすでに高校生の娘がおり、バンドでドラムをやっているのだが、普段はソウルミュージック系のバンドをやっている父親がピロウズに参加することを聞くと、「パパそんなに速い曲できるの?」と言われたとのこと。ちなみにその娘はゲスの極み乙女。が好きらしい。
その鹿島のベースプレイを見るのは初めてなのだが、常に縁の下的なベースを弾く鈴木とは違い、体全体を使って、物理的にも音的にも動きまくりのベーシスト。このあたりはさすがに普段はソウルミュージックのバンドをやっているからか。
その鹿島と共に制作をしていた16年前の曲が中心との話だったが、結果的にはほぼベスト的な選曲。
山中さわおの、
「音楽と人は音は溢れてるけど、人は溢れてないって聞いてた(笑)」
「普段、街中で声かけられると、先制攻撃的にこっちから手を差し出して握手してすぐ去るってふうにしてるんだけど、さっき2階でBRAHMAN見てたら、後ろから女の人に声かけられて、手を差し出そうとしたら、「トイレどこだかわかりますか?」って聞かれただけだった(笑)」
というMCで笑わせる。
「Funny Bunny」からの名曲3連発で本編を締めると、アンコールで登場し、
「袖にTOSHI-LOWがいて、「チケット7500円もするんだから、アンコールくらいやっていただかないと」って言われた(笑)」
と言って、2日間を締めくくったのは、音楽と人へのエールであるかのように響いた「No surrender」であった。
そのあと、さわおとTOSHI-LOWが金光編集長とともに出て来て、金光が
「チケット代高くてすいませんでした」
と言ったらしい。(先に出て物販に行ったので見ていない)
それと同時に来年も開催することも宣言したとのこと。
1.White Ash
2.Midnight Down
3.Hello welcome to Bubbletown happy zoo (instant show)
4.Blues drive monster
5.インスタントミュージック
6.ONE LIFE
7.About a rock'n'roll band
8.Funny Bunny
9.この世の果てまで
10.ハイブリッド・レインボウ
encore
11.No surrender
Funny Bunny
http://youtu.be/f92VWkYl8CI
音楽と人ならではのブッキングや企画など、この2日間、内容は本当にいいイベントだったし、ずっと読んできた音楽と人がもっと好きになった。それだけにやはりチケット代の高さで敬遠する人がたくさん出たのはもったいなくてしょうがない。
来年はTOSHI-LOWが言ってたように、チケット代半額でよろしく。そしたらまた2日間行きます。
Next→ 4/24 メレンゲ @恵比寿リキッドルーム



向かう途中で電車が遅れていたため、この日もオープニングアクトのシュリスペイロフに間に合わず。
13:00~ KNOCK OUT MONKEY [ARENA STAGE]
メインステージのトップバッターは、神戸の暴れ猿こと、4人組ミクスチャーバンドのKNOCK OUT MONKEY。
普通ならやる気なくなっても仕方ないくらいに柵前2列くらいしか埋まっていない中、今年リリースの最新アルバム収録の「RIOT」からスタートすると、全くそんなこと気にしないという感じで自分たちの持ち味である陽性ミクスチャーロックを響かせていく。
ハイテンションな演奏の中で一際目を引くのが、ステージを走り回りながらベースを弾く亜太。かと思えばギターのdEnkAを蹴ったり、ステージ前のセキュリティをずっと凝視しながら演奏したり、白目を剥き続けながら演奏したりするというパフォーマンスを見せる。
アニメ主題歌になっているだけあって、ラウドでありながらもキャッチーな曲が並ぶ中、人が全然いない客席では、このバンドを目当てにこの日ここに来たであろうキッズが笑顔いっぱいで楽しんでいる。可哀想な状況にすら思えるが、バンドもファンも本当にカッコいい。
「ここにいる人たちが思ってるようなロックとは違うかもしれないけど…。でもみんなロック好きっすよね?」
というw-shunの真っ直ぐなMCで見ている観客の心を掴むと、かなりアウェーな状況を覆し、会場全体から温かい拍手が巻き起こった。それはこのバンドのライブの地力の強さによるもの。
1.RIOT
2.JET
3.How long?
4.Greed
5.Take you
6.実りある日々
7.Scream & Shout
8.Paint it Out!!!!
9.Flight
How long?
http://youtu.be/Q_28cJ41mnY
13:50~ 最終少女ひかさ [TENT STAGE]
この日のTENT STAGEのトップバッターは、名前とは裏腹に5人組バンドであり、キーボード以外は男性という北海道のバンド、最終少女ひかさ。
ボーカル但野以外のメンバーが先に登場して演奏が始まると、上半身裸に民族衣装のようなものを纏った但野が登場してライブがスタート。
荒々しい演奏で、但野がけしかけるとメンバーそれぞれがソロを弾いたりするのだが、ベースの小野寺はソロパートにもかかわらず両手を高く掲げて全く演奏しない。
そんな中、但野は歌いながら客席横の柵を渡り歩きながら客席後方まで移動し、言いたいことをすべて詰め込んだかのような歌詞の歌を放ちながら、客席にダイブを繰り返す。この時、ステージに入るのが遅かったため、かなり後ろで見ていたのだが、但野はそこまで来てダイブしてきたため、体を支えることになった。
しかし、ダイブしたり客席をかき分けながら歩く際に、「ごめんね」など、いちいち観客に声をかけるあたり、実に優しい人柄が伺える。
しかしながら、現状の代表曲「いぎありわっしょい」を演奏したあと、
「40分のライブで7500円のチケット代なんて、B'zが出てきても許さねえよ」
という、最もなツッコミを入れると、
「ベンジーとかピロウズと同じイベントに出れたりさ、新木場STUDIO COASTっていう有名なライブハウスでライブできたりさ、音楽と人のイベントに出れたりとか、いろんな要素があるけど…。
でもそういうのじゃないんだよ。今日、7500円のチケット代を払って40分のライブを見にきたあんた、それが全てなんだ」
と言って、ほぼアカペラで歌いあげるような前半から、バンドが合流して一気にエモーショナルになる「ピカピカ」で終了。
しかし、これだけやりたい放題やりまくっているのに、曲は超ロマンチック。これからどんなバンドになっていくのか。これはまたとんでもないバンドが出てきた。
いぎありわっしょい
http://youtu.be/lzPhDmshBt4
14:35~ ROMEO's blood [ARENA STAGE]
ロッキンやMUSICAのVIVA LA ROCKには絶対出ないだけに、音楽と人のイベントならではの出演者である、ベンジーこと浅井健一の新バンド、ROMEO's blood。
先月のa flood of circleの対バンライブで見たばかりであり、その時と演奏した曲もほとんど変わらないが、最初のベンジーがギターで小林祐介(THE NOVEMBERS)がベースという編成から、ベンジーがベースで小林がギターにスイッチしてからの、フィードバックノイズが吹き荒れるようなギターサウンドは頭がとろけそうになるし、ベンジーが何故小林をバンドに入れたのかがよくわかる。
有松益男(BACK DROP BOMB)のドラムも目を覚まさせるくらいに凄まじいが、前日に怒髪天の増子直純が、
「浅井さんがピック投げる姿が動物園のゴリラみたいな投げ方(笑)」
と言っていただけに、カッコ良く遠くにピックを投げる姿が笑えてきて仕方がなかった。
ちなみに、このイベントに出店していた、ベンジーが経営しているカレー屋のカレーはめちゃくちゃ美味かった。
15:25~ LAMP IN TERREN [TENT STAGE]
この日の出演者の中で最年少であるという、正統派スリーピースバンド、LAMP IN TERREN。
「L-R」「ランデブー」からスタートする流れはいつも通りだが、中原と川口のリズム隊はもちろん、松本大のボーカルが見るたびに力強くなってきている。ライブバンドというイメージの音楽性のバンドではない、聴かせるような曲が多いバンドだが、間違いなくライブバンドになってきている。
中盤からは今年リリースした「silver lining」の曲を中心にし、中原が
「中学生から高校生の時まで、ずっとピロウズのコピーバンドをやっていたんで、今日同じイベントに出ることができて本当に嬉しいです」
と、この日出演できたことに対する喜びを語ると、松本も
「今日、普段のイベントよりは持ち時間が長めなんだけど…ここまで聴いての通り、僕らは1曲がかなり長いんで、次で最後の曲です。でも最後まで一生懸命やりますんで、最後までよろしくお願いします」
と言うと、最後に演奏されたのは、松本も1曲が長いと言ったこのバンドの曲の中でも1番の重量級な曲である「緑閃光」。
先週のHigh Appsの出演でもこのテントのステージだったらしいが、来年からはメインステージに出るバンドになろう。いや、今よりさらなる進化を遂げて、きっとそうなるはず。
1.L-R
2.ランデブー
3.sleep heroism
4.クライベイベ
5.ゴールド・ルーズ
6.ボイド
7.緑閃光
緑閃光
http://youtu.be/d1239V3xkY4
16:10~ a flood of circle [ARENA STAGE]
加入したばかりのギタリスト、Duranが半年であっという間に脱退し、新編成で2回目のライブとなるa flood of circle。
サポートギタリストに先日活動休止したThe SALOVERSの藤井清也を迎え、セッション的なインストの演奏をすると、
「おはようございます。a flood of circleです」
という亮介のおなじみの挨拶から、「GO」でスタート。やはり、ジャキジャキと切り込んでいく清也のギターは、ブルース色が強かったDuranよりはギターロック色が強い。それはThe SALOVERSを聴いていればわかることだが、自分としてはこのギターサウンドの変化は嬉しいところ。かつてのサポートギタリスト曽根巧に近い。
しかしながら、2曲目「KIDS」で清也の弦が切れ、演奏がままならなくなるというハプニングが発生。ただでさえ緊張していた面持ちだっただけに、これにはかなり動揺している様子だった。
なのでギターを変えて演奏した「Dancing Zombiez」ではアウトロでセッション的なライブアレンジが追加されているのだが、そのアレンジもDuranの時とはまた違うものになっている。
「今日、楽屋がBRAHMANと一緒なんですけど、HISAYO姉さんがTOSHI-LOWさんに「未亡人みたいだね」って言われてた(笑)
清也君はただでさえおとなしいけど、誰かとしゃべった?」
と亮介が聞くと、
「No」
と一言だけ返し、
「なんで急に外人キャラになるんだよ(笑)」
と突っ込まれる。確かに外人顔ではあるのだが。
すると、ここで新曲を演奏。清也がサラバーズ時代から得意としていた、中華風なギターのリフが印象的な疾走感あるギターロックサウンドの中、
「土砂降りの雨の中を走る」
という、常に逆風にさらされてきたこのバンドの現状をそのまま歌っているかのような歌詞。この曲は7月のクアトロライブ前になんらかの形でリリースされたりするのだろうか。
「怖いおっさんもいっぱいいるし、いろんなバンドが出てるけど、今日はここは戦場だと思ってます」
と言って、亮介がタンバリン片手に客席に突っ込みながら歌う「Sweet Home Battle Field」では曲中で清也の首にタンバリンをかけ、アルカラ稲村スタイルに。曲が終わっても清也がタンバリンを外そうとしなかったので、ドラムの一丘がスッと寄ってきてタンバリンを首から外すというアニキ的な一面も見せる。
この日も「これからもずっと転がって行く」という決意表明をあらわにした亮介が、
「昔の曲だけど」
と言って演奏したのは、「Boy」。てっきり1stや2ndくらいの時期の曲が来るのかと思っていたが、
「Keep On Rolling」
というフレーズがあるこの曲はこのタイミングでやるにはピッタリだった。
ラストは「Golden Time」から、
「俺たちとあんたたちの明日に捧げる!」
と「シーガル」。ここまで、この編成での2回のライブでまだ「プシケ」はやっていない。果たして、
「ギター、藤井清也!」
という紹介を聞けるのはいつになるだろうか。
1.GO
2.KIDS
3.Dancing Zombiez
4.新曲
5.Sweet Home Battle Field
6.Boy
7.Golden Time
8.シーガル
Dancing Zombiez
http://youtu.be/7Hu2E1_4FSo
17:00~ 忘れらんねえよ フィルハーモニー交響楽団 [LOUNGE STAGE]
ボーカル柴田が毛髪量の多いカツラを被り、スーツ姿で客席の後方から、
「こんばんは!葉加瀬太郎です!」
と言って登場した、忘れらんねえよ フィルハーモニー交響楽団。忘れらんねえよの3人に、盟友THEラブ人間の谷崎航大(バイオリン)とツネ・モリサワ(キーボード)を加えた5人編成で、忘れらんねえよの曲をアコースティックアレンジで演奏するというもの。
元々はタワレコでのインストアライブ用に結成されたのだが、なぜかARABAKI ROCK FES.にまで出ることになっているという。
おなじみの曲はもちろん、この編成でのアレンジが似合う「俺たちの日々」などを演奏し、ドラム酒田の失恋話を開陳すると、
「叶わない恋をした男のソリューションソング」
と言って演奏された新曲「犬にしてくれ」は、結婚してしまった好きな人の家庭の犬になりたい、という曲は美しいバラードなのだが、どうしても先ほどの酒田の話や、いまだにチャットモンチーの橋本絵莉子のことを諦めきれていない柴田の心情が重なってきて、ネタソングのように聞こえてしまう。
しかしながら、最後のアコースティックアレンジにもかかわらず、エモーショナルさが炸裂していた「バンドやろうぜ」(柴田が歌詞を忘れてやり直したけど)など、このアレンジだからこそ、忘れらんねえよの本来の持ち味である、メロディの良さが改めて実感できた。でも果たしていつまでこの編成でライブやるんだろうか。
1.北極星
2.忘れらんねえよ
3.この高鳴りをなんと呼ぶ
4.俺たちの日々
5.犬にしてくれ (新曲)
6.バンドやろうぜ
バンドやろうぜ
http://youtu.be/AEsRLAHfS0k
17:35~ BRAHMAN [ARENA STAGE]
先週、ここでタワレコとのコラボイベントを行ったBRAHMAN。その時はチケットソールドアウトで満員だったらしいが、この日はそんなBRAHMANですら客席がスカスカで、ダイバーが本当に数えるほどしか発生せず、いつもはフロア全体がモッシュピットと化しているのだが、最前ブロックの真ん中の前から2~3列しかモッシュが発生しないという異常事態。
なので、「警醒」でTOSHI-LOWが客席に飛び込むも、もはや支えるのでいっぱいいっぱいという感じで、結局曲が終わるとTOSHI-LOWは客席の床に降りてしまってから、「ANSWER FOR…」を歌い始める。
しかし、その曲中にTOSHI-LOWを囲むようにサークルが出来ると、サビではTOSHI-LOW目掛けて観客が突っ込んで行くという、人が少ないからこその光景が見れることに。
ここ最近はMCをしていないらしいので、この日もここまでMCをしていないので、やらない感じかと思っていると、客席の柵によじ登ったTOSHI-LOWが口を開き、
「5時間前まで石垣島にいた。美しい海、空、美味しい郷土料理を堪能…できるわけねぇだろ、こんなイベントやりやがって。主婦の友みたいなクソみたいな名前の音楽雑誌が。
最近、MCやってなかったんだけど、昨日の石垣島のイベントの主催者のやつが、美しい砂浜に立派なステージを作ったはいいけど、客がポツポツとしかいない惨劇みたいな状況を見て、この状況をどうにかするためにMCしてくれないかって言ってきたから久しぶりにMCして。
まぁこっち帰ってきて、言ってもメンツ良いし、そんな惨劇みたいなことはならないだろうって思ってたけど…体感的には昨日より人が少ない気がしている(笑)
そもそもチケット代が高すぎんだよ、バカ。7500円って俺たちのツアー来たらTシャツ2枚買えるぞ。
でも、ガラガラなのも悪いことばかりじゃねぇ。トイレも飲食も空いてるし、あのバンドは人が少ないといつもより良くないってことは、客をのせてるんじゃなくて、客にのせられてるんだな、って冷静に分析することもできる。
だが興行的には大赤字。何百万円という負債を音楽と人は背負うことになるだろう(笑)
でも、この雑誌は今まで何回も出版社や親会社が変わって、その度に廃刊の危機を何度も乗り越えて来た。ロッキンオンジャパンみたいに、表紙にすれば雑誌が売れる人気あるクソガキが表紙になっているわけじゃねぇ。旬を過ぎたおっさんが表紙になったりしてるけど、本当に自分たちが表紙にしたい人たちを表紙にしてる。雑誌の表紙なんて、高い広告費を払えばそいつが表紙になるんだ。それが今の出版業界だ。
だから、金光(編集長)。一回くらい大赤字だったからってこれで辞めるんじゃねぇ。来年もやれ。来年は半額でやって、ドリンクにベンジーのカレーつけろ。カレーは飲み物だ(笑)
2011年の3.11。あのあと、支援物資を集めて東北に行ってた俺たちを、いろんなやつが、「音楽がそこまでやる必要あんの?」って叩いてた。そんな時、金光がうちの事務所に来て、なんのリリースもないのにインタビューして、載せてくれた。ああ、こいつは俺たちの音楽だけじゃない、人も見てるんだな、って思った。
あの時の感謝、今返すよ。ありがとう」
と、このバンドにしかできない形で音楽と人への愛を語ると、長い時間鳴り止まない拍手が巻き起こり、
「変わらない日常、変わらない現実。本日、晴天の…」
と言って、「霹靂」へ。歌い終わると、客席のあらゆる方向に頭を下げてTOSHI-LOWはステージを去って行った。
やはり、この日のベストアクトはこのバンド。いろいろいじったりとかしてるけど、本当に愛に溢れている。
いつまで経っても、BRAHMANカッコ良いなって心から思えるような人生でありたい。
1.THE ONLY WAY
2.賽の河原
3.露命
4.CHERRIES WERE MADE FOR EATING
5.BEYOND THE MOUNTAIN
6.汀に咲く
7.BASIS
8.SHADOW PLAY
9.A WHITE DEEP MORNING
10.鼎の問
11.警醒
12.ANSWER FOR...
13.霹靂
霹靂
http://youtu.be/l_Jx3LHnJJM
このあと、例のベンジーのカレーを食べていたら、TENT STAGEのGOING UNDER GROUNDが入場規制で見れなくなったので、遊びに来ていたthe telephonesのドラムの誠治さんとお話したりしてから、ARENA STAGEへ。
19:10~ the pillows [ARENA STAGE]
ベンジー同様に、ロッキンにもVIVA LA ROCKにも出ないだけに、このイベントを象徴する存在と言えるthe pillowsがこのイベントの大トリ。
この日の最大のトピックは、これまでの鈴木淳ではなく、かつてのサポートメンバーである鹿島達也が16年ぶりにサポートベースを務めるということ。
鹿島にはすでに高校生の娘がおり、バンドでドラムをやっているのだが、普段はソウルミュージック系のバンドをやっている父親がピロウズに参加することを聞くと、「パパそんなに速い曲できるの?」と言われたとのこと。ちなみにその娘はゲスの極み乙女。が好きらしい。
その鹿島のベースプレイを見るのは初めてなのだが、常に縁の下的なベースを弾く鈴木とは違い、体全体を使って、物理的にも音的にも動きまくりのベーシスト。このあたりはさすがに普段はソウルミュージックのバンドをやっているからか。
その鹿島と共に制作をしていた16年前の曲が中心との話だったが、結果的にはほぼベスト的な選曲。
山中さわおの、
「音楽と人は音は溢れてるけど、人は溢れてないって聞いてた(笑)」
「普段、街中で声かけられると、先制攻撃的にこっちから手を差し出して握手してすぐ去るってふうにしてるんだけど、さっき2階でBRAHMAN見てたら、後ろから女の人に声かけられて、手を差し出そうとしたら、「トイレどこだかわかりますか?」って聞かれただけだった(笑)」
というMCで笑わせる。
「Funny Bunny」からの名曲3連発で本編を締めると、アンコールで登場し、
「袖にTOSHI-LOWがいて、「チケット7500円もするんだから、アンコールくらいやっていただかないと」って言われた(笑)」
と言って、2日間を締めくくったのは、音楽と人へのエールであるかのように響いた「No surrender」であった。
そのあと、さわおとTOSHI-LOWが金光編集長とともに出て来て、金光が
「チケット代高くてすいませんでした」
と言ったらしい。(先に出て物販に行ったので見ていない)
それと同時に来年も開催することも宣言したとのこと。
1.White Ash
2.Midnight Down
3.Hello welcome to Bubbletown happy zoo (instant show)
4.Blues drive monster
5.インスタントミュージック
6.ONE LIFE
7.About a rock'n'roll band
8.Funny Bunny
9.この世の果てまで
10.ハイブリッド・レインボウ
encore
11.No surrender
Funny Bunny
http://youtu.be/f92VWkYl8CI
音楽と人ならではのブッキングや企画など、この2日間、内容は本当にいいイベントだったし、ずっと読んできた音楽と人がもっと好きになった。それだけにやはりチケット代の高さで敬遠する人がたくさん出たのはもったいなくてしょうがない。
来年はTOSHI-LOWが言ってたように、チケット代半額でよろしく。そしたらまた2日間行きます。
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