9mm Parabellum Bullet Next Bullet Marks Tour 2014 GUEST BAND:the telephones @新木場STUDIO COAST 12/11
- 2014/12/12
- 09:07
前日に引き続き、9mm Parabellum Bulletのツアーファイナル2daysの2日目。この日は前日のワンマンとは異なり、ゲストを迎えての2マン。そのゲストは盟友といえるthe telephones。
19時過ぎ、暗転していつものように「Happiness,Happiness,Happiness」のSEが流れると、先攻のthe telephonesのメンバーが登場。何故かノブが9mmのトートバッグを持っており、その中からいくつか9mmグッズを取り出して観客にアピールすると、最後にツアータオルを掲げて大きな歓声を浴びる。
石毛の挨拶からいきなりの「I Hate DISCOOOOOOO!!!」でスタートすると、曲中にノブが、
「9mm和彦ー!」
と叫び、唇サングラスと電話パーカーを着用した9mmの和彦がステージに登場。飛び跳ねまくりながらノブのパートをともにシャウトし、デスボイスの
「ディスコ!」
を轟かせるという、オープニングからまさかのサプライズで早くもステージも客席もテンションは最高潮に。
さらに「Monkey Discooooooo」「DaD
aDa」と全く緩めることなくキラーチューンを連発していく。
こちらもツアーを終えたばかりだからか、バンドの演奏が非常に力強く、特に涼平と誠治のリズム隊がそれを牽引している。
「9mm、10周年とツアーファイナルおめでとう!去年9周年でいろいろやってたのにまた10周年で今年もいろいろやってるけど(笑)
今日ここに俺たちが呼ばれた理由は、みんなをひたすら踊らせまくることだー!」
と石毛が煽ると、久々な感じの「A.B.C.DISCO」、ノブが踊り方をレクチャーした「Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!」と言葉通りに踊らせまくり、もはや定番曲と言える「Hyper Jump」、最近加えている手拍子とコール&レスポンスのアレンジなしで演奏された「urban disco」ではノブが客席に突入。そして、
「9mmとここにいるみんなに、愛とディスコを送るぜー!」
と、ラストは愛に溢れた「Love&DISCO」。バンド同士が仲が良いということもあってか、アウェー感は一切なし。ツアーファイナルの最高の援護射撃と言えるライブだった。
石毛が最後に告知していたように、今月の23日には恒例の年末ワンマンもある。来年の10周年の活動も発表されるらしいが、その日が最高の一日になることはまず間違いない。
1.I Hate DISCOOOOOOO!!!
2.Monkey Discooooooo
3.DaDaDa
4.HABANERO
5.Ex-Boyfriend
6.A.B.C.DISCO
7.Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!
8.Hyper Jump
9.urban disco
10.Love&DISCO
Love&DISCO
http://youtu.be/PDRdyrFk378
転換の後、20:15を過ぎたあたりで急な暗転から、おなじみ「Digital Hardcore」のSEとともにステージ背面にバンドのロゴがせり上がり、メンバーもステージへ。
基本的に9mmはツアー中でも毎公演セトリを変えてくるバンドなので、この日も前日には演奏されなかった「The World」からスタート。メジャーデビューEPの表題曲であり、この曲から明らかに卓郎の歌詞が変わった、間違いなくバンドの大きなターニングポイントとなった曲である。
続く「Cold Edge」「Black Market Blues」は前日と同じ流れだが、今日も和彦は
「新木場ー!」
とデスボイスで叫び、卓郎は
「218秒かけて 新木場STUDIO COASTにたどり着いたぞー!」
と歌詞をこの日仕様にアレンジ。
卓郎の挨拶的なMCから、
「俺たちの曲でもHyper Jumpしてくれよ!」
と「Grasshoper」を演奏。続く「Vampiregirl」では滝がもはやギターを弾かずに暴れまくり。ファイナルということで気合いが満ちているのか、心なしかいつもよりコーラスも和彦のようにデス声っぽくなっている。
前日発売のシングル「生命のワルツ」からは、前日は演奏されなかった「EQ」をこの日は演奏。ハードなサウンドの9mmらしい曲。武道館で演奏された時とほとんど変化はないだろうか。
続いて「生命のワルツ」も披露。やはり明らかにこの曲は激しさが増している。曲終わりのMCでは前日付けのオリコンデイリーチャートで10位を記録したことを話し、
「the telephonesとはイベントとかフェスではしょっちゅう一緒になるんだけど、こうしてライブハウスで2マンするのは4,5年ぶりで。俺たちが命ノゼンマイ大巡業っていうツアーをやった時に出てもらった時以来。強敵と書いて友と呼ぶ、っていう風に思っているバンドなんだけど、その時のツアーのタイトルになっている曲をやります」
とthe telephonesへの愛を語り、「命ノゼンマイ」へ。そこから意外な選曲の「次の駅まで」、聴かせるような流れを切り裂くような「黒い森の旅人」と、このあたりも前日とはガラッと選曲を変え、
「武道館の時も言ったけど、10年間の間に俺たちを発見してくれて、出会ってくれてありがとう!」
と卓郎が真摯な感謝の言葉を述べると恒例の
「行けるかー!」
も飛び出し、圧巻のクライマックスへ。前日は序盤に演奏されたシングル曲もここで演奏され、もはや滝はギターをぐるぐる回しまくって弾いていないのにも関わらず、弾いているように聴こえてならないというこの男ならではのパフォーマンスを見せた。
アンコールでは滝が出てくるのが少し遅く、卓郎が
「3人で出来る曲はないんですが…」
と言うと滝も登場。
「今日はもう言うことはないぜ。もう一踊りしていくか!」
と「talking machine」炸裂。…しかし途中から滝の姿が見えなくなる。どうやら足を負傷してしまったのか、座っていたか、寝転がりながらギターを弾いていたよう。途中でギターの音が消えるところもあったが、結局ラストの「The Revolutionary」までしっかりと弾ききり、卓郎と和彦も滝に合わせてしゃがんで弾いたりするというパフォーマンスも見せた。
演奏が終わると滝は足を引きずりながらすぐさまステージから去る中、例によって変な歩き方をするかみじょう、丁寧にステージの端から端まで歩いて観客に感謝してから帰る和彦と卓郎といういつもの姿だった。
どうやら滝はメンバーの中で1番飲みたいはずの打ち上げにも参加せずに帰った様子。大したことないといいんだが。
このあとも年内はイベントやフェスにも出るが、10周年のツアーはこれにて終了。9mmはバンド名、曲、サウンド、メンバーの出で立ち、ライブパフォーマンスなど、自分が「カッコいい」と思うバンド像をそのまま具現化したかのようなバンド。こんなバンドが日本にいて、これだけたくさんの人に支持されているのは本当に嬉しい。
これからも20年、30年とよろしく。
1.The World
2.Cold Edge
3.Black Market Blues
4.Living Dying Message
5.Grasshopper
6.Vampiregirl
7.EQ
8.生命のワルツ
9.命ノゼンマイ
10.次の駅まで
11.黒い森の旅人
12.新しい光
13.Answer And Answer
14.Supernova
15.Punishment
16.Discommunication
encore
17.talking machine
18.The Revolutionary
Discommunication
http://youtu.be/3i9aRZ0173k
Next→ 12/14 BIGMAMA @TOKYO DOME CITY HALL

19時過ぎ、暗転していつものように「Happiness,Happiness,Happiness」のSEが流れると、先攻のthe telephonesのメンバーが登場。何故かノブが9mmのトートバッグを持っており、その中からいくつか9mmグッズを取り出して観客にアピールすると、最後にツアータオルを掲げて大きな歓声を浴びる。
石毛の挨拶からいきなりの「I Hate DISCOOOOOOO!!!」でスタートすると、曲中にノブが、
「9mm和彦ー!」
と叫び、唇サングラスと電話パーカーを着用した9mmの和彦がステージに登場。飛び跳ねまくりながらノブのパートをともにシャウトし、デスボイスの
「ディスコ!」
を轟かせるという、オープニングからまさかのサプライズで早くもステージも客席もテンションは最高潮に。
さらに「Monkey Discooooooo」「DaD
aDa」と全く緩めることなくキラーチューンを連発していく。
こちらもツアーを終えたばかりだからか、バンドの演奏が非常に力強く、特に涼平と誠治のリズム隊がそれを牽引している。
「9mm、10周年とツアーファイナルおめでとう!去年9周年でいろいろやってたのにまた10周年で今年もいろいろやってるけど(笑)
今日ここに俺たちが呼ばれた理由は、みんなをひたすら踊らせまくることだー!」
と石毛が煽ると、久々な感じの「A.B.C.DISCO」、ノブが踊り方をレクチャーした「Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!」と言葉通りに踊らせまくり、もはや定番曲と言える「Hyper Jump」、最近加えている手拍子とコール&レスポンスのアレンジなしで演奏された「urban disco」ではノブが客席に突入。そして、
「9mmとここにいるみんなに、愛とディスコを送るぜー!」
と、ラストは愛に溢れた「Love&DISCO」。バンド同士が仲が良いということもあってか、アウェー感は一切なし。ツアーファイナルの最高の援護射撃と言えるライブだった。
石毛が最後に告知していたように、今月の23日には恒例の年末ワンマンもある。来年の10周年の活動も発表されるらしいが、その日が最高の一日になることはまず間違いない。
1.I Hate DISCOOOOOOO!!!
2.Monkey Discooooooo
3.DaDaDa
4.HABANERO
5.Ex-Boyfriend
6.A.B.C.DISCO
7.Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!
8.Hyper Jump
9.urban disco
10.Love&DISCO
Love&DISCO
http://youtu.be/PDRdyrFk378
転換の後、20:15を過ぎたあたりで急な暗転から、おなじみ「Digital Hardcore」のSEとともにステージ背面にバンドのロゴがせり上がり、メンバーもステージへ。
基本的に9mmはツアー中でも毎公演セトリを変えてくるバンドなので、この日も前日には演奏されなかった「The World」からスタート。メジャーデビューEPの表題曲であり、この曲から明らかに卓郎の歌詞が変わった、間違いなくバンドの大きなターニングポイントとなった曲である。
続く「Cold Edge」「Black Market Blues」は前日と同じ流れだが、今日も和彦は
「新木場ー!」
とデスボイスで叫び、卓郎は
「218秒かけて 新木場STUDIO COASTにたどり着いたぞー!」
と歌詞をこの日仕様にアレンジ。
卓郎の挨拶的なMCから、
「俺たちの曲でもHyper Jumpしてくれよ!」
と「Grasshoper」を演奏。続く「Vampiregirl」では滝がもはやギターを弾かずに暴れまくり。ファイナルということで気合いが満ちているのか、心なしかいつもよりコーラスも和彦のようにデス声っぽくなっている。
前日発売のシングル「生命のワルツ」からは、前日は演奏されなかった「EQ」をこの日は演奏。ハードなサウンドの9mmらしい曲。武道館で演奏された時とほとんど変化はないだろうか。
続いて「生命のワルツ」も披露。やはり明らかにこの曲は激しさが増している。曲終わりのMCでは前日付けのオリコンデイリーチャートで10位を記録したことを話し、
「the telephonesとはイベントとかフェスではしょっちゅう一緒になるんだけど、こうしてライブハウスで2マンするのは4,5年ぶりで。俺たちが命ノゼンマイ大巡業っていうツアーをやった時に出てもらった時以来。強敵と書いて友と呼ぶ、っていう風に思っているバンドなんだけど、その時のツアーのタイトルになっている曲をやります」
とthe telephonesへの愛を語り、「命ノゼンマイ」へ。そこから意外な選曲の「次の駅まで」、聴かせるような流れを切り裂くような「黒い森の旅人」と、このあたりも前日とはガラッと選曲を変え、
「武道館の時も言ったけど、10年間の間に俺たちを発見してくれて、出会ってくれてありがとう!」
と卓郎が真摯な感謝の言葉を述べると恒例の
「行けるかー!」
も飛び出し、圧巻のクライマックスへ。前日は序盤に演奏されたシングル曲もここで演奏され、もはや滝はギターをぐるぐる回しまくって弾いていないのにも関わらず、弾いているように聴こえてならないというこの男ならではのパフォーマンスを見せた。
アンコールでは滝が出てくるのが少し遅く、卓郎が
「3人で出来る曲はないんですが…」
と言うと滝も登場。
「今日はもう言うことはないぜ。もう一踊りしていくか!」
と「talking machine」炸裂。…しかし途中から滝の姿が見えなくなる。どうやら足を負傷してしまったのか、座っていたか、寝転がりながらギターを弾いていたよう。途中でギターの音が消えるところもあったが、結局ラストの「The Revolutionary」までしっかりと弾ききり、卓郎と和彦も滝に合わせてしゃがんで弾いたりするというパフォーマンスも見せた。
演奏が終わると滝は足を引きずりながらすぐさまステージから去る中、例によって変な歩き方をするかみじょう、丁寧にステージの端から端まで歩いて観客に感謝してから帰る和彦と卓郎といういつもの姿だった。
どうやら滝はメンバーの中で1番飲みたいはずの打ち上げにも参加せずに帰った様子。大したことないといいんだが。
このあとも年内はイベントやフェスにも出るが、10周年のツアーはこれにて終了。9mmはバンド名、曲、サウンド、メンバーの出で立ち、ライブパフォーマンスなど、自分が「カッコいい」と思うバンド像をそのまま具現化したかのようなバンド。こんなバンドが日本にいて、これだけたくさんの人に支持されているのは本当に嬉しい。
これからも20年、30年とよろしく。
1.The World
2.Cold Edge
3.Black Market Blues
4.Living Dying Message
5.Grasshopper
6.Vampiregirl
7.EQ
8.生命のワルツ
9.命ノゼンマイ
10.次の駅まで
11.黒い森の旅人
12.新しい光
13.Answer And Answer
14.Supernova
15.Punishment
16.Discommunication
encore
17.talking machine
18.The Revolutionary
Discommunication
http://youtu.be/3i9aRZ0173k
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