ピストルディスコ巡業2015 ~サヨナラダケガ人生ダ~ 東京編 @TSUTAYA O-EAST 2/28
- 2015/03/01
- 15:26
ロックDJチーム、ピストルディスコが6周年を迎え、総勢10組のバンドを迎えて渋谷のO-EASTで開催されたイベント。
出演者は
キュウソネコカミ
VOLA&THE ORIENTAL MACHINE
快速東京
LUNKHEAD
0.8秒と衝撃。
Large House Satisfaction
ザ・チャレンジ
sumika
GEEKSTREEKS
ビレッジマンズストア
という面々に、転換中にDJも。
13時スタートで22時終演予定という長丁場である。
公演前日にチケットを買ったのに、1000人キャパのO-EASTで整理番号が330番台という、若干客入りが不安ではあったが、よほど当日券が捌けたのか、中盤あたりからは満員と言っていい状態になっていた。
ステージはメインステージ(PISTOL STAGE)、その上手にあるサブステージ(DISCO STAGE)、逆サイドのDJブースの3つ。なのでほとんど音が途切れることなく進行していく。
13:50~ ビレッジマンズストア [Disco STAGE]
すでにDJブースではDJが観客を踊らせていたが、ライブのスタートはサブステージから。
トップバッターは、名古屋の赤スーツ5人組バンド、ビレッジマンズストア。
メンバーが登場すると、真昼間には全く似つかわしくない、超濃厚なロックンロールを展開。ロックンロールバンドは近年増えつつあるが、このバンドの特色は、祭囃子など、「和」の要素が非常に強いところ。
さらには1人だけ赤スーツに派手な装飾を施した水野ギイ(ボーカル)のぶっといボーカルと、アジテーションにも似たMCも武器の一つ。この日はキュウソネコカミが出演するということで、キュウソの「ヤンキーこーわいー」を「ファンキーこーわいー」に変えてコール&レスポンスさせて笑わせる。
フロント4人は演奏中に息の合ったフォーメーションを見せ、両サイドのギターはサブステージから飛び降りてメインステージに侵入したり、ギターアンプの上に乗ったりと、小さいステージをものともしないパフォーマンスを展開。
CD聴くよりライブで見たほうが100倍くらい良いバンドなのは間違いないが、水野がこのサブステージをずっとメインステージと言い張っていたが、このキャパでメインステージに行けるような存在になるだろうか?
1.車上荒らし
2.逃げてくあの娘にゃ聞こえない
3.セブン
4.地獄のメロディー
5.眠れぬ夜は自分のせい
6.夢の中ではない
夢の中ではない
http://youtu.be/sxB76walfnE
14:45~ GEEKSTREEKS [PISTOL STAGE]
ボーカル、ギター×2、ベース、ドラムという編成のロックバンド、GEEKSTREEKSがメインステージのトップバッター。
勢いのある、テンポの速い楽曲が中心のバンドだが、目を引くのは、ボーカル・カワノのタモリが持ってるようなマイクでの歌唱と、音以上に物理的に動きまくりなトンボのベース。両サイドのギターがあまり動かないだけに、ステージ中央でツーステ踏みながらベース弾きまくる姿はめちゃくちゃ目立つ。
ピストルディスコとは縁が深く、これまでも何度もともに活動してきたからか、ピストルディスコのメンバーへ向けたMCもありつつ、4月に新作をリリースする告知もする。かと思いきや、突如として最前にいた女性の観客を
「お前すげーブスだな!」
といじりまくる。
今のところ、バンド最大のキラーチューンは最後に演奏した「フラストレーション」になるだろうか。
バンドが登場する前の紹介VTRの
「うるさい速い うるさい優しい うるさいうるさい」
というコメントは実に的を得ている。
1.メメント・モリ
2.東京ポータビリティ
3.エクスペリメント
4.POP
5.フラストレーション
POP
http://youtu.be/lh8VeRpceos
15:20~ sumika [Disco STAGE]
ここまでは熱狂と狂騒のバンドが2組続いたが、
「物理的に踊らせるでもなく、手拍子を煽るわけでもなく、心を踊らせにきました」
という片岡健太(ボーカル&ギター)の一言から始まった、キーボードを含めた4人組バンド、sumika(ベースはサポートメンバーなので、ライブは5人編成)のライブはガラッと変わって爽やかな風を感じさせる時間となった。
歌とメロディーが主軸になっているバンドなだけに、暴れたりするような楽しみ方をするようなバンドではないが、曲が進むに連れてだんだんと演奏が熱量を帯びていき、明らかにドラクエをモチーフにした代表曲「ふっかつのじゅもん」あたりからは、心だけではなく身体も踊り出したくなるくらいに。
MCではサブステージは真後ろからもステージが見える構成なので、真後ろにいるファンを気遣う。
これからさらに大きな会場でライブをやるバンドになるはず。
そして最近加入したというキーボード、小川貴之がどこかで見たことがある人だな、と思っていたが、かつて「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「細か過ぎて伝わらないモノマネ王決定戦」で、「自転車のパフパフ音」や、「万引き主婦」のネタをやって、とんねるずから「モノマネ王子」と呼ばれていた男であった。モノマネは引退したが、まさかバンドをやっていたとは。
1.FUN
2.イナヅマ
3.ソーダ
4.ふっかつのじゅもん
5.雨天決行
ふっかつのじゅもん
http://youtu.be/mSe8zHd27MU
16:25~ ザ・チャレンジ [PISTOL STAGE]
開演前のサウンドチェックの段階から、沢チャレこと沢田チャレンジ(ボーカル)が、
「キュウソは売れ過ぎた!もうクラスで君しか知ってるバンドではない!そんな君にオススメのバンドがザ・チャレンジだ!クラスどころか学校内で君しか知らない可能性高いけど!
だから今日はキュウソの客をターゲットにして、キュウソ目当ての君らだけに向かってライブをやる!いや、嘘だ!ちゃんとここにいるみんなに向けてライブをやる!
みんな、後で客が5人しかいない伝説のEASTでザチャレを見たって言っとけ!」
と、すでに絶口調なしゃべりっぷり。すでにイベントの時間が押しているということで、SEもなしでサウンドチェックが終わってそのままライブがスタート。バンド紹介のVTRのコメントも
「青春を忘れたあなたへ」
というもので、沢チャレは
「なんでこんなやる前にテンション下がるような紹介コメントなんだ!」
と噛み付く。
「キラキラ」からスタートしたライブは、現在の代表曲、定番曲を並べたものだが、まさかのメジャーデビューが決まっている中、新曲の「LOVEってる」は、
「普通のバンドがメジャーデビュー作で絶対出さないような曲」
というように、80'sディスコを彷彿とさせるような、いなたいダンスナンバー。沢チャレがジュリアナ的な扇子を振るのも含めて。
そのメジャーデビューに際して、業界関係者だけの前で行うコンベンションライブを今度やるらしいが、単独でコンベンションライブをやるのは、クリス・ハート以来ということらしい。
「物販なんて買わなくてもいい!俺のTwitterをフォローしてくれ!言いたいことは全部そこに書いてあるから!
だってこんな見ず知らずのやつのバンドのタオルに1500円も出せないでしょ!?わかるよ!」
と沢チャレはやたらと自虐的にTwitterをフォローするように言っていたが、何故かかなりの満員ぶりになっていた中、振り付けも含めて実に楽しいライブで、ここまでの出演者の中で最もホーム感のある30分だった。
1.キラキラ
2.マイガール
3.花金ダンス
4.LOVEってる
5.お願いミュージック
6.恋をしようよ
お願いミュージック
http://youtu.be/TiGTLGefTqo
17:00~ Large House Satisfaction [Disco STAGE]
sumika→ザ・チャレンジと、ポップなアクトが続いた会場の雰囲気を、ドス黒くて重いグルーヴと、ボーカル小林要司のがなるようなボーカルで一変させたのがLarge House Satisfaction。
「東京都大田区から来ました、ヤンキーです。怖くないよ」
と、こちらも明らかにキュウソを意識したMCをするのは小林兄弟の兄、賢司(ベース)。
縦ノリの曲が多い中でも、「アノキシア」で短い時間の中で緩急をつけてくる。
賢司はピストルディスコのDJ陣へ激励の言葉を放ち、ラストには時間が短いライブの時はほとんどしゃべらない要司が、
「バンドもDJも、楽しいんだけど、続けてるとめんどくさいこともたくさんあって。それでもなんで続けてるかっていうと、来てくれてるみんなの顔が見れるからなんだよ。その顔に俺らは救われてるから、こうして続けられてます。でも救われてるばかりじゃ悪いから、最後はこの曲でみんなを救いたいと思います。俺らもピストルディスコも絶対やめねーから。また会いましょう」
とバンドとDJが続けていく理由を述べると、バンド最高にストレートなロックチューン「Stand by you」。
この日も本当にかっこいいロックンロールをぶっ放してくれただけに、スピーカーが1つしかないサブステージではなく、メインステージで見たかった。
1.POISON
2.phantom
3.アノキシア
4.愛悩
5.Traffic
6.Stand by you
Stand by you
http://youtu.be/YB_-vvGqe5Y
18:00~ 0.8秒と衝撃。 [PISTOL STAGE]
サポートメンバーを含めた6人編成で登場した、0.8秒と衝撃。、序盤から塔山(ボーカル)が跳ねまくりの暴れまくりで、その爆音とあらゆる要素をごった煮にしたサウンドで、カオスという言葉を具現化したかのようなライブを展開。
ライブを見る度に機材が増えているように見えるのだが、塔山がパーカッションを叩いたり、ギターがシンセも弾いたり、ベースがシンセベースになったりと、編成も変幻自在。
モデルでもある女性メンバーJ.Mも叫びながら踊りまくるのだが、もはや出で立ちが宇宙人みたいなことになってきている。この奇抜な(髪の色は紫)ファッションのセンスはモデル特有のものなんだろうか。
さらに曲中に塔山による振り付けもあったりと、ただ好き勝手に暴れまくるわけではない、エンターテイメント性を増したステージになってきている。
MCなし、30分間ノンストップで繰り広げられた爆音ライブ。JOY DIVISIONのTシャツを着て、曲名通りにまさにマシンガンのような有島コレスケのドラムが凄まじかった。
1.postman john
2.Mad Drumming 1
3.ビートニクキラーズ
4.CraZy,Faster,CraZy
5.KAGEROU
6.ARISHIMA MACHINE GUN///
ARISHIMA MACHINE GUN///
http://youtu.be/UCVodO1G9KA
18:35~ LUNKHEAD [Disco STAGE]
つい数年前までは若手バンドであったLUNKHEADも、この日の出演者の中ではもはやベテランの域に達している。実際に小高(ボーカル&ギター)は、
「今日ずっと他のバンドのライブ見てたら、若いみんながすごく楽しそうな顔して演奏してるのを見て、なんだかジーンときてしまった」
と、もはや父親のような目線で語っていた。
ライブは会場限定シングル曲2曲を含む、ここ数年の、最新モードのLUNKHEADを見せるような内容。
最新会場限定シングル「シンフォニア」はともかく、小高がうちわを降りまくりながら歌う、祭り感満載の「スターマイン」は、夏が過ぎても演奏するとはちょっと思っていなかった。
「諸事情により、一度オファーを断ったんだけど、それでも何回もオファーしてきたから、それなら無理してでも出よう、って思った。次はあっちのメインステージに出たいね」
と言っていたが、知名度、集客ともにメインステージでしかるべきこのバンドがサブステージだったのは、そのオファーの部分によるものがあったのだろうか。
最後には4月にニューアルバムの発売と、9月にバンド初の日比谷野外音楽堂でワンマンを行うことを告知し、そのニューアルバムに収録される新曲「うちにかえろう」を、
「今日、1人で来た人も仲間と来た人も恋人と来た人もいるだろうけど、みんなの大事な人を思いながら聞いてください」
と言ってから演奏。胸に染み渡るような暖かい、聴かせるバラードで、この曲は野音ワンマンでも最後に演奏する曲になるんじゃないかと思った。
1.シンドローム
2.シンフォニア
3.スターマイン
4.いきているから
5.スモールワールド
6.うちにかえろう (新曲)
うちにかえろう
http://youtu.be/nxBkszICvyk
19:35~ 快速東京 [PISTOL STAGE]
メインステージのトリ前には、バンド名の通りに曲のテンポも演奏も歌も、曲そのものが終わるスピードまでも速い4人組ロックバンド、快速東京が登場。
それぞれがKISSやメタリカなどの洋楽バンドのTシャツを着て、いきなり高速ロックナンバーを畳み掛けていく。
一ノ瀬(ギター)「お前らCD聴いてるだけで盛り上がれるんだろ!わざわざ生演奏してやるからもっと盛り上がれよ!」
哲丸(ボーカル)「うるさいのが嫌いな人は今すぐ俺の前から消えてくれ!」
と、非常に攻撃的なMCをしつつ、
「俺は青と黒に見えたんだけど、ドラムの柳田君だけは、白と金に見えたと(笑)
羨ましいよねー、俺も白と金に見える側に行きたかったわー」
と、この日の前からネットで話題になっていた画像のMCで笑わせる。
「そんな俺たちが世の中に問いかけたい曲!嫌なことには嫌だってハッキリ言え!」
と「ヤダ」を演奏したのだが、シュールな言葉の羅列、というイメージの強い歌詞も、実はあらゆる曲にメッセージ性が含まれているのかもしれない。
ラスト2曲というところで、曲の締めで一ノ瀬のギターが音が出なくなり、
「納得いかんぞ!」
とその部分からやり直し、最後には哲丸がステージから客席にダイブして歌った。30分で15曲という凄まじいスピード。ワンマンだと何曲やるんだろうか。
ただ、テンポやリズムがほぼ同じだからか、歌詞が聞き取れないと曲の区別がほとんどつかない。
ヤダ
http://youtu.be/9ukabvbqims
20:15~ VOLA&THE ORIENTAL MACHINE [Disco STAGE]
サブステージのトリは、この日1番のベテランであろう、アヒトイナザワ(ex.NUMBER GIRL、ZAZEN BOYS)率いるVOLA&THE ORIENTAL MACHINE。ライブを見るのは実に久々。
打ち込みも導入したオープニングから、アヒトはギターをほとんど弾かず、パーカッションを叩きまくり、もはや中畑大樹とのツインドラムと言ってもいいようなレベル。
「ピストルディスコ、何周年かなんかなんやっけ?じゃあちょっと、ビール持ってきて!」
と言うと、4人分のビールが持ち込まれ、乾杯してメンバー全員で一気飲み。
するとライブは序盤よりもさらに狂騒感を増し、アヒトはギターも弾き、ハンドマイクでステージを歩き回りながら歌い、有江(ベース)はホイッスルを吹くなど、どんどんカオスさを増していくと、アヒトは2杯目も飲み干す。
「M・O・V・E」「L・O・V・E」
というジェスチャーがもはや懐かしくも感じる「Mexico Pub」から、
「さよならも早いのよ。死ぬか踊るかやね」
と、「Dead or Dance!!」ではアヒトがステージから飛び降り、客席の中で観客にまみれながら熱唱。
活動してるのかしてないのかわからないような期間も長かったが、ライブにそういう不安な要素が全く見えないのはさすが。
ステージを去る際に黒装束のような出で立ちの楢原(ギター)が自身のギターを掲げて裏面を指差すと、何故かジバニャンのシールが。これはなんかイメージ違う感じ。
しかし、アヒトは昔からほとんど見た目が変わらないのは一体なんなんだろうか。
1.THE EMPIRE OF V O L A
2.THANK YOU MY FORCE
3.Honey Honey
4.Kick & Knife
5.Mexico Pub
6.An imitation's superstar
7.Dead or Dance!!
Honey Honey
http://youtu.be/OHVdPF2K51s
21:15~ キュウソネコカミ [PISTOL STAGE]
この日のイベントのトリはキュウソネコカミ。本来のタイムテーブルなら21:15~なのだが、進行が押しまくっていたため、すでに登場する頃には21:40を過ぎていた。
サウンドチェックで「KMDT25」を演奏すると、the telephones「I Hate Discooooooo」のSEで登場し、当然のように「良いDJ」を演奏するのはピストルディスコへの愛ある皮肉だろうか。
持ち時間が短いイベントで演奏するのが意外な「キャベツ」では曲間でセイヤが
「ピストルディスコだからやりたいことがあんねん。ピストルの早撃ちや。俺とシンノスケが背中合わせから5歩歩いたら振り向いて撃つ」
と言ってセイヤvsヨコタの早撃ち対決をしたのだが、セイヤが撃つと、
「このピストル、ほ、本物やんけ~!」
と言ってヨコタが死に、刑事が殉職するテーマ曲が流れるという寸劇を展開。
ちなみにこのピストル、100均で買ったらしいのだが、ダイソーには売っておらず、キャンドゥには弾のみが売っており、仕方なくオカザワ(ギター)の地元のセリアにて購入してきたものらしい。
「DQNなりたい、40代で死にたい」では、時間が遅くなってしまったことでかなり客席のスペースが見えるのを心配しながらセイヤが客席に突入。すでに全アクトが終了したサブステージの上に立つと、
「ここからDJブースまで、この会場の最長距離を人の上を歩いて移動する!人少ないけど大丈夫かー!床の上を歩いても全然面白くないからなー!」
と言い、実際にサブステージからDJブースまでを人に支えられながら歩き切った。しかしこの日は曲のラストに行われるウォールオブデスはなし。
セイヤはこのパフォーマンスでかなり体力を消費したのか、明らかにいつもよりも疲れている仕草で、ラストの「GALAXY」「ビビった」を演奏し切った。
しかしすぐさまアンコールで登場。
「やっていいの?会場の延長料金、君らが払ってくれんの?」
とピストルディスコのDJ陣に確認し、DJ陣が「払う!」と言うと、「お願いシェンロン」でセイヤが再び客席に突入し、観客に支えられながら会場の至る方向に向かってかめはめ波を打ちまくり、最後は最近ワンマンなどではおなじみの、
「私は歩く 人の上を 穏やかな顔つきで
私は歩く 人の上を 思いやりとマナーを忘れずに
解散とか活動休止とか悲しいけど」
とブルースを歌うと、
「ピストルディスコにまた会いにきてやってくれやー!」
と叫んでステージを去っていった。このブルース、早く音源化してほしいくらいに最近好きなので、これが聴けたということで、キュウソがトリで本当に良かった。
終わったのが10時半を過ぎていたので、最後までいるのが厳しい人もたくさんいただろうけど。
あとキュウソの時、時間が遅かったから出口近くで見ていたら、隣で今日はVOLAで出演した中畑大樹が見ていたのだが、キュウソの寸劇やMCでめちゃくちゃ笑っていたのが、ちょっと意外だった。
リハ:KMDT25
1.ウィーアーインディーズバンド!!
2.良いDJ
3.ファントムバイブレーション
4.キャベツ
5.OS
6.DQNなりたい、40代で死にたい
7.GALAXY
8.ビビった
encore
9.お願いシェンロン
GALAXY
http://youtu.be/d9ebOh-dnU0
一日長くて疲れたけど、出演者が良かったのはもちろんだが、DJも楽しかったし、モニターにDJがかけている曲名とアーティスト名が出ていたのは、知らないかっこいい曲をチェックする上で非常にありがたい。
そしてこういうイベントではありがちな、曲知ってるバンドは見るけど、知らないバンドは見ないで休んでる、みたいな人がほとんどおらず、どのバンドもたくさんの人が見ていたのは、DJなどを通じて新しい音楽に出会ったり、出会おうとしてる人ばかりが来たイベントだったからだと思う。
Next→ 3/1 The Mirraz @新木場STUDIO COAST
出演者は
キュウソネコカミ
VOLA&THE ORIENTAL MACHINE
快速東京
LUNKHEAD
0.8秒と衝撃。
Large House Satisfaction
ザ・チャレンジ
sumika
GEEKSTREEKS
ビレッジマンズストア
という面々に、転換中にDJも。
13時スタートで22時終演予定という長丁場である。
公演前日にチケットを買ったのに、1000人キャパのO-EASTで整理番号が330番台という、若干客入りが不安ではあったが、よほど当日券が捌けたのか、中盤あたりからは満員と言っていい状態になっていた。
ステージはメインステージ(PISTOL STAGE)、その上手にあるサブステージ(DISCO STAGE)、逆サイドのDJブースの3つ。なのでほとんど音が途切れることなく進行していく。
13:50~ ビレッジマンズストア [Disco STAGE]
すでにDJブースではDJが観客を踊らせていたが、ライブのスタートはサブステージから。
トップバッターは、名古屋の赤スーツ5人組バンド、ビレッジマンズストア。
メンバーが登場すると、真昼間には全く似つかわしくない、超濃厚なロックンロールを展開。ロックンロールバンドは近年増えつつあるが、このバンドの特色は、祭囃子など、「和」の要素が非常に強いところ。
さらには1人だけ赤スーツに派手な装飾を施した水野ギイ(ボーカル)のぶっといボーカルと、アジテーションにも似たMCも武器の一つ。この日はキュウソネコカミが出演するということで、キュウソの「ヤンキーこーわいー」を「ファンキーこーわいー」に変えてコール&レスポンスさせて笑わせる。
フロント4人は演奏中に息の合ったフォーメーションを見せ、両サイドのギターはサブステージから飛び降りてメインステージに侵入したり、ギターアンプの上に乗ったりと、小さいステージをものともしないパフォーマンスを展開。
CD聴くよりライブで見たほうが100倍くらい良いバンドなのは間違いないが、水野がこのサブステージをずっとメインステージと言い張っていたが、このキャパでメインステージに行けるような存在になるだろうか?
1.車上荒らし
2.逃げてくあの娘にゃ聞こえない
3.セブン
4.地獄のメロディー
5.眠れぬ夜は自分のせい
6.夢の中ではない
夢の中ではない
http://youtu.be/sxB76walfnE
14:45~ GEEKSTREEKS [PISTOL STAGE]
ボーカル、ギター×2、ベース、ドラムという編成のロックバンド、GEEKSTREEKSがメインステージのトップバッター。
勢いのある、テンポの速い楽曲が中心のバンドだが、目を引くのは、ボーカル・カワノのタモリが持ってるようなマイクでの歌唱と、音以上に物理的に動きまくりなトンボのベース。両サイドのギターがあまり動かないだけに、ステージ中央でツーステ踏みながらベース弾きまくる姿はめちゃくちゃ目立つ。
ピストルディスコとは縁が深く、これまでも何度もともに活動してきたからか、ピストルディスコのメンバーへ向けたMCもありつつ、4月に新作をリリースする告知もする。かと思いきや、突如として最前にいた女性の観客を
「お前すげーブスだな!」
といじりまくる。
今のところ、バンド最大のキラーチューンは最後に演奏した「フラストレーション」になるだろうか。
バンドが登場する前の紹介VTRの
「うるさい速い うるさい優しい うるさいうるさい」
というコメントは実に的を得ている。
1.メメント・モリ
2.東京ポータビリティ
3.エクスペリメント
4.POP
5.フラストレーション
POP
http://youtu.be/lh8VeRpceos
15:20~ sumika [Disco STAGE]
ここまでは熱狂と狂騒のバンドが2組続いたが、
「物理的に踊らせるでもなく、手拍子を煽るわけでもなく、心を踊らせにきました」
という片岡健太(ボーカル&ギター)の一言から始まった、キーボードを含めた4人組バンド、sumika(ベースはサポートメンバーなので、ライブは5人編成)のライブはガラッと変わって爽やかな風を感じさせる時間となった。
歌とメロディーが主軸になっているバンドなだけに、暴れたりするような楽しみ方をするようなバンドではないが、曲が進むに連れてだんだんと演奏が熱量を帯びていき、明らかにドラクエをモチーフにした代表曲「ふっかつのじゅもん」あたりからは、心だけではなく身体も踊り出したくなるくらいに。
MCではサブステージは真後ろからもステージが見える構成なので、真後ろにいるファンを気遣う。
これからさらに大きな会場でライブをやるバンドになるはず。
そして最近加入したというキーボード、小川貴之がどこかで見たことがある人だな、と思っていたが、かつて「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「細か過ぎて伝わらないモノマネ王決定戦」で、「自転車のパフパフ音」や、「万引き主婦」のネタをやって、とんねるずから「モノマネ王子」と呼ばれていた男であった。モノマネは引退したが、まさかバンドをやっていたとは。
1.FUN
2.イナヅマ
3.ソーダ
4.ふっかつのじゅもん
5.雨天決行
ふっかつのじゅもん
http://youtu.be/mSe8zHd27MU
16:25~ ザ・チャレンジ [PISTOL STAGE]
開演前のサウンドチェックの段階から、沢チャレこと沢田チャレンジ(ボーカル)が、
「キュウソは売れ過ぎた!もうクラスで君しか知ってるバンドではない!そんな君にオススメのバンドがザ・チャレンジだ!クラスどころか学校内で君しか知らない可能性高いけど!
だから今日はキュウソの客をターゲットにして、キュウソ目当ての君らだけに向かってライブをやる!いや、嘘だ!ちゃんとここにいるみんなに向けてライブをやる!
みんな、後で客が5人しかいない伝説のEASTでザチャレを見たって言っとけ!」
と、すでに絶口調なしゃべりっぷり。すでにイベントの時間が押しているということで、SEもなしでサウンドチェックが終わってそのままライブがスタート。バンド紹介のVTRのコメントも
「青春を忘れたあなたへ」
というもので、沢チャレは
「なんでこんなやる前にテンション下がるような紹介コメントなんだ!」
と噛み付く。
「キラキラ」からスタートしたライブは、現在の代表曲、定番曲を並べたものだが、まさかのメジャーデビューが決まっている中、新曲の「LOVEってる」は、
「普通のバンドがメジャーデビュー作で絶対出さないような曲」
というように、80'sディスコを彷彿とさせるような、いなたいダンスナンバー。沢チャレがジュリアナ的な扇子を振るのも含めて。
そのメジャーデビューに際して、業界関係者だけの前で行うコンベンションライブを今度やるらしいが、単独でコンベンションライブをやるのは、クリス・ハート以来ということらしい。
「物販なんて買わなくてもいい!俺のTwitterをフォローしてくれ!言いたいことは全部そこに書いてあるから!
だってこんな見ず知らずのやつのバンドのタオルに1500円も出せないでしょ!?わかるよ!」
と沢チャレはやたらと自虐的にTwitterをフォローするように言っていたが、何故かかなりの満員ぶりになっていた中、振り付けも含めて実に楽しいライブで、ここまでの出演者の中で最もホーム感のある30分だった。
1.キラキラ
2.マイガール
3.花金ダンス
4.LOVEってる
5.お願いミュージック
6.恋をしようよ
お願いミュージック
http://youtu.be/TiGTLGefTqo
17:00~ Large House Satisfaction [Disco STAGE]
sumika→ザ・チャレンジと、ポップなアクトが続いた会場の雰囲気を、ドス黒くて重いグルーヴと、ボーカル小林要司のがなるようなボーカルで一変させたのがLarge House Satisfaction。
「東京都大田区から来ました、ヤンキーです。怖くないよ」
と、こちらも明らかにキュウソを意識したMCをするのは小林兄弟の兄、賢司(ベース)。
縦ノリの曲が多い中でも、「アノキシア」で短い時間の中で緩急をつけてくる。
賢司はピストルディスコのDJ陣へ激励の言葉を放ち、ラストには時間が短いライブの時はほとんどしゃべらない要司が、
「バンドもDJも、楽しいんだけど、続けてるとめんどくさいこともたくさんあって。それでもなんで続けてるかっていうと、来てくれてるみんなの顔が見れるからなんだよ。その顔に俺らは救われてるから、こうして続けられてます。でも救われてるばかりじゃ悪いから、最後はこの曲でみんなを救いたいと思います。俺らもピストルディスコも絶対やめねーから。また会いましょう」
とバンドとDJが続けていく理由を述べると、バンド最高にストレートなロックチューン「Stand by you」。
この日も本当にかっこいいロックンロールをぶっ放してくれただけに、スピーカーが1つしかないサブステージではなく、メインステージで見たかった。
1.POISON
2.phantom
3.アノキシア
4.愛悩
5.Traffic
6.Stand by you
Stand by you
http://youtu.be/YB_-vvGqe5Y
18:00~ 0.8秒と衝撃。 [PISTOL STAGE]
サポートメンバーを含めた6人編成で登場した、0.8秒と衝撃。、序盤から塔山(ボーカル)が跳ねまくりの暴れまくりで、その爆音とあらゆる要素をごった煮にしたサウンドで、カオスという言葉を具現化したかのようなライブを展開。
ライブを見る度に機材が増えているように見えるのだが、塔山がパーカッションを叩いたり、ギターがシンセも弾いたり、ベースがシンセベースになったりと、編成も変幻自在。
モデルでもある女性メンバーJ.Mも叫びながら踊りまくるのだが、もはや出で立ちが宇宙人みたいなことになってきている。この奇抜な(髪の色は紫)ファッションのセンスはモデル特有のものなんだろうか。
さらに曲中に塔山による振り付けもあったりと、ただ好き勝手に暴れまくるわけではない、エンターテイメント性を増したステージになってきている。
MCなし、30分間ノンストップで繰り広げられた爆音ライブ。JOY DIVISIONのTシャツを着て、曲名通りにまさにマシンガンのような有島コレスケのドラムが凄まじかった。
1.postman john
2.Mad Drumming 1
3.ビートニクキラーズ
4.CraZy,Faster,CraZy
5.KAGEROU
6.ARISHIMA MACHINE GUN///
ARISHIMA MACHINE GUN///
http://youtu.be/UCVodO1G9KA
18:35~ LUNKHEAD [Disco STAGE]
つい数年前までは若手バンドであったLUNKHEADも、この日の出演者の中ではもはやベテランの域に達している。実際に小高(ボーカル&ギター)は、
「今日ずっと他のバンドのライブ見てたら、若いみんながすごく楽しそうな顔して演奏してるのを見て、なんだかジーンときてしまった」
と、もはや父親のような目線で語っていた。
ライブは会場限定シングル曲2曲を含む、ここ数年の、最新モードのLUNKHEADを見せるような内容。
最新会場限定シングル「シンフォニア」はともかく、小高がうちわを降りまくりながら歌う、祭り感満載の「スターマイン」は、夏が過ぎても演奏するとはちょっと思っていなかった。
「諸事情により、一度オファーを断ったんだけど、それでも何回もオファーしてきたから、それなら無理してでも出よう、って思った。次はあっちのメインステージに出たいね」
と言っていたが、知名度、集客ともにメインステージでしかるべきこのバンドがサブステージだったのは、そのオファーの部分によるものがあったのだろうか。
最後には4月にニューアルバムの発売と、9月にバンド初の日比谷野外音楽堂でワンマンを行うことを告知し、そのニューアルバムに収録される新曲「うちにかえろう」を、
「今日、1人で来た人も仲間と来た人も恋人と来た人もいるだろうけど、みんなの大事な人を思いながら聞いてください」
と言ってから演奏。胸に染み渡るような暖かい、聴かせるバラードで、この曲は野音ワンマンでも最後に演奏する曲になるんじゃないかと思った。
1.シンドローム
2.シンフォニア
3.スターマイン
4.いきているから
5.スモールワールド
6.うちにかえろう (新曲)
うちにかえろう
http://youtu.be/nxBkszICvyk
19:35~ 快速東京 [PISTOL STAGE]
メインステージのトリ前には、バンド名の通りに曲のテンポも演奏も歌も、曲そのものが終わるスピードまでも速い4人組ロックバンド、快速東京が登場。
それぞれがKISSやメタリカなどの洋楽バンドのTシャツを着て、いきなり高速ロックナンバーを畳み掛けていく。
一ノ瀬(ギター)「お前らCD聴いてるだけで盛り上がれるんだろ!わざわざ生演奏してやるからもっと盛り上がれよ!」
哲丸(ボーカル)「うるさいのが嫌いな人は今すぐ俺の前から消えてくれ!」
と、非常に攻撃的なMCをしつつ、
「俺は青と黒に見えたんだけど、ドラムの柳田君だけは、白と金に見えたと(笑)
羨ましいよねー、俺も白と金に見える側に行きたかったわー」
と、この日の前からネットで話題になっていた画像のMCで笑わせる。
「そんな俺たちが世の中に問いかけたい曲!嫌なことには嫌だってハッキリ言え!」
と「ヤダ」を演奏したのだが、シュールな言葉の羅列、というイメージの強い歌詞も、実はあらゆる曲にメッセージ性が含まれているのかもしれない。
ラスト2曲というところで、曲の締めで一ノ瀬のギターが音が出なくなり、
「納得いかんぞ!」
とその部分からやり直し、最後には哲丸がステージから客席にダイブして歌った。30分で15曲という凄まじいスピード。ワンマンだと何曲やるんだろうか。
ただ、テンポやリズムがほぼ同じだからか、歌詞が聞き取れないと曲の区別がほとんどつかない。
ヤダ
http://youtu.be/9ukabvbqims
20:15~ VOLA&THE ORIENTAL MACHINE [Disco STAGE]
サブステージのトリは、この日1番のベテランであろう、アヒトイナザワ(ex.NUMBER GIRL、ZAZEN BOYS)率いるVOLA&THE ORIENTAL MACHINE。ライブを見るのは実に久々。
打ち込みも導入したオープニングから、アヒトはギターをほとんど弾かず、パーカッションを叩きまくり、もはや中畑大樹とのツインドラムと言ってもいいようなレベル。
「ピストルディスコ、何周年かなんかなんやっけ?じゃあちょっと、ビール持ってきて!」
と言うと、4人分のビールが持ち込まれ、乾杯してメンバー全員で一気飲み。
するとライブは序盤よりもさらに狂騒感を増し、アヒトはギターも弾き、ハンドマイクでステージを歩き回りながら歌い、有江(ベース)はホイッスルを吹くなど、どんどんカオスさを増していくと、アヒトは2杯目も飲み干す。
「M・O・V・E」「L・O・V・E」
というジェスチャーがもはや懐かしくも感じる「Mexico Pub」から、
「さよならも早いのよ。死ぬか踊るかやね」
と、「Dead or Dance!!」ではアヒトがステージから飛び降り、客席の中で観客にまみれながら熱唱。
活動してるのかしてないのかわからないような期間も長かったが、ライブにそういう不安な要素が全く見えないのはさすが。
ステージを去る際に黒装束のような出で立ちの楢原(ギター)が自身のギターを掲げて裏面を指差すと、何故かジバニャンのシールが。これはなんかイメージ違う感じ。
しかし、アヒトは昔からほとんど見た目が変わらないのは一体なんなんだろうか。
1.THE EMPIRE OF V O L A
2.THANK YOU MY FORCE
3.Honey Honey
4.Kick & Knife
5.Mexico Pub
6.An imitation's superstar
7.Dead or Dance!!
Honey Honey
http://youtu.be/OHVdPF2K51s
21:15~ キュウソネコカミ [PISTOL STAGE]
この日のイベントのトリはキュウソネコカミ。本来のタイムテーブルなら21:15~なのだが、進行が押しまくっていたため、すでに登場する頃には21:40を過ぎていた。
サウンドチェックで「KMDT25」を演奏すると、the telephones「I Hate Discooooooo」のSEで登場し、当然のように「良いDJ」を演奏するのはピストルディスコへの愛ある皮肉だろうか。
持ち時間が短いイベントで演奏するのが意外な「キャベツ」では曲間でセイヤが
「ピストルディスコだからやりたいことがあんねん。ピストルの早撃ちや。俺とシンノスケが背中合わせから5歩歩いたら振り向いて撃つ」
と言ってセイヤvsヨコタの早撃ち対決をしたのだが、セイヤが撃つと、
「このピストル、ほ、本物やんけ~!」
と言ってヨコタが死に、刑事が殉職するテーマ曲が流れるという寸劇を展開。
ちなみにこのピストル、100均で買ったらしいのだが、ダイソーには売っておらず、キャンドゥには弾のみが売っており、仕方なくオカザワ(ギター)の地元のセリアにて購入してきたものらしい。
「DQNなりたい、40代で死にたい」では、時間が遅くなってしまったことでかなり客席のスペースが見えるのを心配しながらセイヤが客席に突入。すでに全アクトが終了したサブステージの上に立つと、
「ここからDJブースまで、この会場の最長距離を人の上を歩いて移動する!人少ないけど大丈夫かー!床の上を歩いても全然面白くないからなー!」
と言い、実際にサブステージからDJブースまでを人に支えられながら歩き切った。しかしこの日は曲のラストに行われるウォールオブデスはなし。
セイヤはこのパフォーマンスでかなり体力を消費したのか、明らかにいつもよりも疲れている仕草で、ラストの「GALAXY」「ビビった」を演奏し切った。
しかしすぐさまアンコールで登場。
「やっていいの?会場の延長料金、君らが払ってくれんの?」
とピストルディスコのDJ陣に確認し、DJ陣が「払う!」と言うと、「お願いシェンロン」でセイヤが再び客席に突入し、観客に支えられながら会場の至る方向に向かってかめはめ波を打ちまくり、最後は最近ワンマンなどではおなじみの、
「私は歩く 人の上を 穏やかな顔つきで
私は歩く 人の上を 思いやりとマナーを忘れずに
解散とか活動休止とか悲しいけど」
とブルースを歌うと、
「ピストルディスコにまた会いにきてやってくれやー!」
と叫んでステージを去っていった。このブルース、早く音源化してほしいくらいに最近好きなので、これが聴けたということで、キュウソがトリで本当に良かった。
終わったのが10時半を過ぎていたので、最後までいるのが厳しい人もたくさんいただろうけど。
あとキュウソの時、時間が遅かったから出口近くで見ていたら、隣で今日はVOLAで出演した中畑大樹が見ていたのだが、キュウソの寸劇やMCでめちゃくちゃ笑っていたのが、ちょっと意外だった。
リハ:KMDT25
1.ウィーアーインディーズバンド!!
2.良いDJ
3.ファントムバイブレーション
4.キャベツ
5.OS
6.DQNなりたい、40代で死にたい
7.GALAXY
8.ビビった
encore
9.お願いシェンロン
GALAXY
http://youtu.be/d9ebOh-dnU0
一日長くて疲れたけど、出演者が良かったのはもちろんだが、DJも楽しかったし、モニターにDJがかけている曲名とアーティスト名が出ていたのは、知らないかっこいい曲をチェックする上で非常にありがたい。
そしてこういうイベントではありがちな、曲知ってるバンドは見るけど、知らないバンドは見ないで休んでる、みたいな人がほとんどおらず、どのバンドもたくさんの人が見ていたのは、DJなどを通じて新しい音楽に出会ったり、出会おうとしてる人ばかりが来たイベントだったからだと思う。
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The Mirraz 「The Mirraz 2014-2015 A/Wツアー ~オポオポオポオポオポオポオポオポオポオポチュニティィィィィィィィィィィ!!!!~」 @新木場STUDIO COAST 3/1 ホーム
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