GAME OVER FES 出演:the telephones / THE BAWDIES / FIVE NEW OLD @豊洲PIT 12/1
- 2021/12/02
- 21:34
「音楽とゲームの新しいフェス」という名目のイベント「GAME OVER FES」がこの12月の始まりとともに開催。
今回の出演者は
the telephones
THE BAWDIES
FIVE NEW OLD
というゲーム好きで知られるバンドが揃っている。
この日のチケットは無料招待のみということで、当選した幸運な人が集まっているわけであるが、当然ながら「音楽とゲームの融合とは?」と誰もが思ってしまうくらいにどんな内容の1日になるのか全くわからない。
場内に入ると客席にはたくさんの椅子が置かれている中、ステージには楽器のセッティングとともに背後にはライブタイトルが表示されているスクリーンと、高い台に設置された、ゲームをプレイするための画面などが置かれており、この時点ですでに通常のライブとは全く様子が違うのだが、開演前にはSiMのMAHが立ち上げたスペシャのゲーム番組などでもおなじみの司会の茂木淳一と、プロゲーマーが夫であるアイドルの倉持由香が登場して前説を行う。どうやらガチで今やスポーツ業界と言っていい状況になりつつあるゲーム業界とロックバンドのライブが手を組んでいるということがよくわかる。
・THE BAWDIES
その前説が終わってから少し経つと、スクリーンにはこの日の出演者を紹介する映像が流れるのだが、普段はおなじみのSEでステージに登場するTHE BAWDIESがこの日はその映像中にステージに登場し、映像が終わった瞬間にはすでにスタンバイしているというのは、COUNTDOWN JAPAN 19/20に出演した時にやはりSEなしで、ROY(ベース&ボーカル)のピアノ弾き語りによる「STARS」で始まった時のように新鮮である。出で立ちこそおなじみのスーツ姿であるのだが。
「遅れないようについてきてくださいね!遅れたらこうなりますよ!」
と「IT'S TOO LATE」でスタートし、ROYが曲終わりで超ロングシャウトを見せると、たくさんの拍手が客席から鳴る。客席の前方にはTHE BAWDIESが出演するからこのライブを申し込んだのであろう、バンドのグッズを身に纏った人もいるのが頼もしい。早くも下手のステージ前まで出てきてギターを弾くTAXMANは鮮やかな金髪で少し長さは短くなっており、逆サイドではしゃぎまくりながらギターを弾くJIMは逆にかなり髪が伸びてきた印象だ。MARCY(ドラム)はいつもと全く変わらないけれど、ROY以外はモンハンをやっていたりするゲーム好きであるだけに、このイベントを楽しみにしていたであろうことがよくわかる。
「心の中で歌ってください!」
とROYが言ってからの「LET'S GO BACK」は本当に声が出せないこの状況が一刻も早く終わってくれることを願わざるを得ないくらいにサビをメンバーと一緒に歌いたくなるキャッチーなロックンロールであるが、まだ自分は参加できていないのだが、バンドは現在絶賛ツアー中であり、そのツアーでよりバンドのロックンロールグルーヴを練り上げてきていると感じられるのは観客と一緒にカウントするメロのフレーズが楽しい「SKIPPIN' STONES」なのだが、曲中にROYの煽りを入れるパートが追加されている。これはかつて「SING YOUR SONG」で取り入れていたものでもあるのだが、それをこの曲に入れ、それによって一気にビートが速く激しくなるラスサビをより強く強調するようになっている。これは今のツアーでやっているアレンジということなのだろうか。
するとROYが初めてライブを見る人のためにもわかりやすく、これからミュージカルのようなものが始まると予告してのこの日の「HOT DOG」劇場は通算何回目か数え切れないくらいに見ている、スターウォーズバージョン。それはゲームとのコラボという親和性を考えたものだったのかもしれないけれど、ヨーダ役のJIMよりもC3PO役のMARCYの棒読み演技の方が圧倒的にウケていた。
そうして、初めて見る人にも「この人たち、面白いな」という空気が定着してきた中で演奏されたのは最新アルバム「BLAST OFF!」のリード曲であり、やはりロックンロールの荒々しいカッコよさとタイトルコールのキャッチーさが共存する「T.Y.I.A.」。すでにライブではおなじみになりつつある曲であるが、やはりこうしたイベントの持ち時間だと、アルバムリリースツアー中でありながらもその収録曲を演奏時間がないだけに、早くツアーに参加したいと思えてくる。そうして「もっとライブに行きたい」と思えるのがTHE BAWDIESのライブの魅力であり、ライブバンドとしての実力である。
「音楽とゲームには通じるところがあると思う」
という言葉を、ひたすらにロックンロールの伝道師であり続け、熱すぎるくらいにその話ばかりしがちなROYから聴けるとは思わなかったが、それはメンバーたちがゲームに興じている姿を普段から見ているからであろう。MARCYはゲームをしていることすらMCでいじられがちであるが。
そしてこの音楽とゲームの祭りに盛大な花火を打ち上げるべく、最後に演奏されたのは「JUST BE COOL」で、TAXMANがぴょんぴょんと飛び跳ね、JIMが髪を振り乱しながらギターを弾く中、ROYは生配信もしているということで、しっかり何度も(TV収録の際にいつもカメラ目線過ぎると言われるのがよくわかる)カメラに向かって歌ったり指を差したりすると、最後のサビ前には再び超ロングシャウトをかますことによって、より一層観客が花火のように飛び跳ねまくっていた。
やっぱり席があってもライブハウスのTHE BAWDIESということで、熱くなって来たな〜と思ったらこれでライブが終わりだった。持ち時間30分という短さのTHE BAWDIESのライブが実に久しぶりだっただけに、やっぱりもっと長い時間見ていたいと思ってしまう。ROYがステージを去るかと思ったらまた戻ってきて手を振ってから去るというパフォーマンスでも観客を笑わせてくれたが、もっと長い時間のライブだともっと楽しいライブになるのを知っているから。
1. IT'S TOO LATE
2.LET'S GO BACK
3.SKIPPIN' STONES
4.HOT DOG
5.T.Y.I.A.
6.JUST BE COOL
転換中にはライブステージの転換が行われる中、上のゲームステージに茂木淳一と倉持由香が登場すると、出演者とプロゲーマーによるゲームを行うということで、出番前のthe telephonesの長島涼平(ベース)、ノブ(シンセ)とFIVE NEW OLDのHIROSHI(ボーカル)、HAYATO(ドラム)がゲーム機の前に座ると、プロゲーマーの金デヴ氏(金髪で太っているからこの名前らしい)も登場し、金デヴ、倉持、ノブ、HIROSHIの4人で「FALL GUYS」というアクションゲームをプレイすることに。
すでにノブもHIROSHIもこのゲームをやったことがあるということで、操作自体は慣れているのだが、やはりプロゲーマーの操作には敵わずに早々に脱落。その金デヴ氏のプレイを見ていると、今のゲームってこんなに映像や動きがキレイなのか、と全くゲームをやらないが故に老害極まりない感想ばかり浮かんできてしまうのだが、ゲーム実況動画を見る人がたくさんいるということもわかるな、というくらいに見ているだけで面白い。それをコンピューター相手ではなくて、世界中の人とリアルタイムで対戦できる(このゲームは60人が同時に参加できるらしい)というのも実に面白そうだなと思った。
・FIVE NEW OLD
下手にギター機材とキーボード、上手にドラムセット、普通のバンドのドラムの位置にベースの機材とシンセというセッティングからして独特なのは、すでにHIROSHIとHAYATOがゲームコーナーに登場している、FIVE NEW OLD。こうしてライブを見るのは初めてかもしれない。
巨漢に髭を蓄えた、バンドの中で最も強面のWATARU(ギター)が繊細なサウンドのキーボードのイントロを奏でると、ゲーム時はあまり気づかなかったが、パーマがかった金髪はもちろんのこと、服装も完全にオシャレでしかないHIROSHIがハンドマイクを持ってステージを動き回りながら歌う「Liberty」からスタート。音源では踊Foot Worksを迎えていたラップ部分もHIROSHIが完璧に歌いこなしてみせるあたりは、この曲をこの4人の形でライブで繰り返してきているというのを感じさせる。
タイトルからして孤独を癒すかのように音数の少ない、R&Bの要素を多大に取り入れた「Don't Be Someone Else」から同じサウンドのタイプをダンサブルに昇華し、HIROSHIも軽やかに踊るようにして歌う「What's Gonna Be?」と、もの凄くそのサウンドからは2020年代の今のバンドであることを強く感じさせる。
しかしながらHIROSHIがギターを持つ「Fast Car」ではこのバンドの持つロックさが爆発するかのように、それまでは手数の少ない、支えるという感じだったHAYATOとSHUN(ベース)のリズム隊が一気に激しさと速さを増していく。この緩急の付け具合を短い時間の中でも見せてくれるというのはこのバンドの多面性を浮き彫りにするものであり、それまではオシャレなイメージが強かったHIROSHIが頭を振りながらギターを弾くアウトロでの轟音パートはむしろ泥臭さを感じさせるものだ。
そのHIROSHIは
「僕は音楽とゲームという2つに人生を支えられて生きてきました。その2つによるフェスの第1回に出演させてもらえていることを本当に誇りに思います」
と頭を深く下げて真摯にこのイベントへの感謝を口にするのだが、まさかそこまでゲームに支えられて生きてきたとは思わなかった。彼はこれまでにどんなゲームをプレイしてきて、そこからどんな感情や生きていく上での影響を受け取ってきたのだろうか。いつか機会があればそんなことを聞いてみたくなった。
そんな言葉の後に最後に演奏されたのはHIROSHIの滑らかな英語歌詞の歌唱と、観客もリズムに合わせて手拍子をすることで、バンドの持つポップさとロックさが合わさって爆発するような「Breathin'」。もうこれで終わりというのにビックリするくらいにあっという間だったが、シーン登場時にディスコパンクやニューレイヴという海外の最先端のシーンの音楽とこの日本で並走していたthe telephonesも、今若手としてシーンに登場したら、このバンドのような音楽をやっているのかもしれないと思いながらその洗練されたポップソングを聴いていた。
1.Liberty
2.Don't Be Someone Else
3.What's Gonna Be?
4.Fast Car
5.Breathin'
2回目のゲームコーナーでは1回目に続いてthe telephonesの涼平とノブ、THE BAWDIESはメンバー全員でゲームステージに登場すると、現在大会が行われているという「ストリートファイターV」を金デヴ氏と対戦することに。
しかしながら当然プロゲーマーの金デヴ氏に普通に対戦しても勝てるわけがないので、それぞれがハンデを貰うのだが、トップバッターのROYは「10秒間何もしない」というハンデを貰いながらも、
「何もしない相手を一方的に殴ることはできない」
と言って自身も10秒間何もせずに対等な勝負を挑んだ結果、秒殺されて客席は大ウケというエンターテイナーっぷりを見せるのだが、茂木には
「初心者ですよね?」
と全くゲームをやらないのをあっさり見破られ、さらには
「ROYさんはカッコいいけど、何かと嘘くさい」
と実にROYの話している姿を実に的確に評される。ゲームをプレイすることはなかったが、TAXMANのエドモンド本田(ストリートファイターの関取キャラ)のモノマネはプロゲーマーからも高い評価を受けていたのだけど、ゲーム自体を知らない観客は当然のように無反応だった。
続いてはノブが「弱パンチのみ」というハンデで対戦して、良いところまで追い詰めながらも、金デヴ氏が弱パンチのみでの戦い方をすぐに習得したことによって敗退。こうしてハンデがありながらも勝ててしまうというのを目の当たりにすることによって、「プロゲーマーってやっぱり凄いな」という空気が観客に満ちていくのがわかる。
この後にライブを控えるthe telephonesの2人に変わって、ライブを終えたFIVE NEW OLDのSHUNとWATARUが登場すると、それなりにストリートファイター経験のあるSHUNが「片手のみ」のハンデで対戦し、やはり善戦しながらも金デヴ氏が片手でのコントローラーの扱い方を戦いながら習得したことで惜しくも敗退。ライブ時同様にさわやかに金デヴ氏を称えていた姿はなかなかファンにとってはレアな姿を見れたんじゃないだろうか。
そして「画面を見ない」というハンデで対戦したのは、実況者からも「ストリートファイターをやり込んでいるのがわかる」と評される操作を見せた、THE BAWDIESのJIM。前作をかなりやっていたという腕前を存分に発揮して見事に勝利すると、喜びのあまりに自分でリアル昇竜拳を披露したのだが、その姿は本当にゲームが好きなんだなと思わせてくれるものだった。
その後に登場したのは倉持由香の夫であるプロゲーマーの、ふ〜ど氏。ストリートファイターのプロでもあるふ〜ど氏と金デヴ氏の私的にも友人同士である対戦が行われるのだが、結果は現在開催されている大会にも出場しているふ〜ど氏の圧勝に。ちなみにふ〜ど氏と倉持由香が知り合ったのはゲームセンターということで、茂木淳一はその話を聞きたがっていたのだが、まるで格闘技の試合を見ているかのような熱狂っぷりで、ライブを目当てで来た観客たちも完全に夢中になっていた。それはゲームが終わった時の拍手が証明していた。
・the telephones
そしてすでにノブがゲームコーナーでも確固たる存在感を放っていた、the telephonesがこの日のトリとして登場。
カラフルなアフロのカツラを被ってメンバーが登場すると、石毛輝(ボーカル&ギター)が
「GAME OVER FESー!」
と叫ぶと、いきなりの「Monkey Discooooooo」で指定席にも関わらず観客を踊らせまくる。石毛が何度もイベントタイトルや「豊洲」という場所の名前を歌詞に入れていたということもあったのかもしれないが、やはり最後まで残っていたということで、the telephonesの曲を知っているであろう人たちばかりだ。ゲームをしてすでにテンションが高まっているのか、ノブは配信用に演奏を撮影しているカメラマンの前に行って、自身のシャツでカメラを覆うというノブでしかないようなパフォーマンスが早くも展開される。
そのノブは「Baby, Baby, Baby」でカウベルを叩きながらステージを歩き回ったかと思ったら、そのカウベルをゲームのコントローラーに持ち替えて涼平の前に立つと、コントローラーで涼平を操作するような動きを見せて、髪がさっぱりして日本ハム時代の小笠原道大を彷彿とさせる姿になった松本誠治(ドラム)を笑わせるのだが、それだけでは終わらずにコントローラーをSwitch本体に持ち替えてゲームステージにまで登り(そこまで行くとは思っていたけれど)、そこで寝そべってゲームをするという、telephonesファンであっても思わず笑ってしまうくらいの、やっぱりノブは自由過ぎるな〜と思うようなパフォーマンスを見せてくれる。そのステージからジャンプして飛び降りるというあたり、ノブの身体能力は全く衰えることを知らない。
そんなtelephonesのライブ鉄板曲の後に演奏されたのは、現在絶賛開催中の東名阪ライブの会場に加えてこの日も販売されていた新曲「Get Stupid」。ノブによるピアノの音が新鮮であるが、それと実にthe telephonesらしいメロディとサウンドが融合した、これからもライブの定番として我々を踊らせてくれることは間違いないであろうダンスロック。
「Get Stupid」(バカになれ?)のタイトルにふさわしいくらいに最後にはノブがマイクを手にして意味不明なことを叫びまくるのだが、ステージに落ちているピックを見つけて
「ピックが落ちてる!」
と言って投げ捨てるというアドリブ力の高さはさすがである。というかゲームも含めて、ここまでのライブでの活躍っぷりから、この日のMVPはノブだと言ってもいいだろう。
さらには来週配信リリースを控え、MVのティザーも公開されている新曲「Yellow Panda」も披露されるという攻めっぷり。こちらの曲は一転してtelephonesのメロディの美しさという面を感じさせてくれるポップな曲であり、サビでは石毛に合わせて観客も腕を左右に振る。背後のゲームステージの台には照明の柱が光るのだが、それが黄色になることによってこの曲のタイトルにあった演出となっていた。それはゲームと音楽の幸福な融合だったと言っていいだろう。
観客の前でゲームをプレイしたノブがその感想を割と真面目に語りながら観客に拍手を何度も求めると、石毛は
「このイベントがこれから先、10回、100回、1000回と続いていきますように!」
とゲームにこそ参加しなかったものの、プロゲーマーのプレイを見たことによってテンションが上がっていることがよくわかる(石毛もゲーム好きで、ゲームを通してファンと交流しているのは有名な話だ)MCから、「urban disco」でそのテンションを全て演奏に転換するような熱さを見せてくれる。ツアー中でライブが仕上がりまくっているということもあるだろうけれど、この短い持ち時間でこんなにも凄いと思えるライブが見れるなんて思ってなかった。そこにはtelephonesのゲームへの愛が全て音として乗っかっていたから。
「I am disco」
のフレーズを叫ぶことはできないけれど、それでも本当に楽しい。石毛が口にしていたように、想像を超えるような音楽とゲームの化学反応が確かに起こっていた。
そんな音楽とゲームを愛する人たちへバンドからの愛とディスコを送るべく最後に演奏されたのはもちろん「Love & DISCO」。ステージに置かれたミラーボールが輝く中、やはりこうした何組のバンドが出演するイベントにtelephonesが最後に出てきてこの曲を演奏してくれたらそれだけで本当に来て良かったと思えるのだが、それはやはりこの曲に至るまでの出演者や主催者の思いをtelephonesが全て受け止めてこの曲に込めることができるからだ。改めてこの曲の凄さを思い知ったのは、こうしたイベントでtelephonesがトリとしてライブをやるのを見るのがなかなかに久しぶりだったから。これからまたこういうイベントがたくさん開催されますように。そんな願いすら感じるようなこの日の「Love & DISCO」だった。
1.Monkey Discooooooo
2.Baby, Baby, Baby
3.Get Stupid
4.Yellow Panda
5.urban disco
6.Love & DISCO
ライブが終わると観客にTシャツのプレゼントがあったりしたのだが、自分自身社会人になってから全くゲームをやらなくなった。多分、最後にやったのは「すれ違い通信」で話題になったドラクエIXだろうと思うし、ライブや音楽を聴くことや野球を見ることなどに忙しくて、スマホでゲームをやる暇も全くない。
だけどこうしてこの日ミュージシャンたちが、プロゲーマーとゲームをしているのを見て、小学校時代に友達と1人プレイ用のゲームを交代でやって、時には友達がプレイしているのを見ていた時を思い出した。自分がゲームをやっているだけではなく、ゲームをしているのを見ることも楽しんでいた時のことを。
それは同時にゲームというものの楽しさを本当に久しぶりに感じさせてくれた瞬間であったし、なかなか時間はないけれど、「Fall Guys」などのゲームをいろんな人とやってみたいなと思った。
それと同時にこのイベントがこれから先もいろんなアーティスト、いろんな種類のゲームで続いて欲しいと思ったし、もしまた次に開催される機会があるんなら是非参加したいと思った。最初は単純に好きなバンドたちのライブが見たくて行ったこのイベントが、それくらいに楽しくて、自分にとって大きな意味を持つものになっているのを感じていた。
今回の出演者は
the telephones
THE BAWDIES
FIVE NEW OLD
というゲーム好きで知られるバンドが揃っている。
この日のチケットは無料招待のみということで、当選した幸運な人が集まっているわけであるが、当然ながら「音楽とゲームの融合とは?」と誰もが思ってしまうくらいにどんな内容の1日になるのか全くわからない。
場内に入ると客席にはたくさんの椅子が置かれている中、ステージには楽器のセッティングとともに背後にはライブタイトルが表示されているスクリーンと、高い台に設置された、ゲームをプレイするための画面などが置かれており、この時点ですでに通常のライブとは全く様子が違うのだが、開演前にはSiMのMAHが立ち上げたスペシャのゲーム番組などでもおなじみの司会の茂木淳一と、プロゲーマーが夫であるアイドルの倉持由香が登場して前説を行う。どうやらガチで今やスポーツ業界と言っていい状況になりつつあるゲーム業界とロックバンドのライブが手を組んでいるということがよくわかる。
・THE BAWDIES
その前説が終わってから少し経つと、スクリーンにはこの日の出演者を紹介する映像が流れるのだが、普段はおなじみのSEでステージに登場するTHE BAWDIESがこの日はその映像中にステージに登場し、映像が終わった瞬間にはすでにスタンバイしているというのは、COUNTDOWN JAPAN 19/20に出演した時にやはりSEなしで、ROY(ベース&ボーカル)のピアノ弾き語りによる「STARS」で始まった時のように新鮮である。出で立ちこそおなじみのスーツ姿であるのだが。
「遅れないようについてきてくださいね!遅れたらこうなりますよ!」
と「IT'S TOO LATE」でスタートし、ROYが曲終わりで超ロングシャウトを見せると、たくさんの拍手が客席から鳴る。客席の前方にはTHE BAWDIESが出演するからこのライブを申し込んだのであろう、バンドのグッズを身に纏った人もいるのが頼もしい。早くも下手のステージ前まで出てきてギターを弾くTAXMANは鮮やかな金髪で少し長さは短くなっており、逆サイドではしゃぎまくりながらギターを弾くJIMは逆にかなり髪が伸びてきた印象だ。MARCY(ドラム)はいつもと全く変わらないけれど、ROY以外はモンハンをやっていたりするゲーム好きであるだけに、このイベントを楽しみにしていたであろうことがよくわかる。
「心の中で歌ってください!」
とROYが言ってからの「LET'S GO BACK」は本当に声が出せないこの状況が一刻も早く終わってくれることを願わざるを得ないくらいにサビをメンバーと一緒に歌いたくなるキャッチーなロックンロールであるが、まだ自分は参加できていないのだが、バンドは現在絶賛ツアー中であり、そのツアーでよりバンドのロックンロールグルーヴを練り上げてきていると感じられるのは観客と一緒にカウントするメロのフレーズが楽しい「SKIPPIN' STONES」なのだが、曲中にROYの煽りを入れるパートが追加されている。これはかつて「SING YOUR SONG」で取り入れていたものでもあるのだが、それをこの曲に入れ、それによって一気にビートが速く激しくなるラスサビをより強く強調するようになっている。これは今のツアーでやっているアレンジということなのだろうか。
するとROYが初めてライブを見る人のためにもわかりやすく、これからミュージカルのようなものが始まると予告してのこの日の「HOT DOG」劇場は通算何回目か数え切れないくらいに見ている、スターウォーズバージョン。それはゲームとのコラボという親和性を考えたものだったのかもしれないけれど、ヨーダ役のJIMよりもC3PO役のMARCYの棒読み演技の方が圧倒的にウケていた。
そうして、初めて見る人にも「この人たち、面白いな」という空気が定着してきた中で演奏されたのは最新アルバム「BLAST OFF!」のリード曲であり、やはりロックンロールの荒々しいカッコよさとタイトルコールのキャッチーさが共存する「T.Y.I.A.」。すでにライブではおなじみになりつつある曲であるが、やはりこうしたイベントの持ち時間だと、アルバムリリースツアー中でありながらもその収録曲を演奏時間がないだけに、早くツアーに参加したいと思えてくる。そうして「もっとライブに行きたい」と思えるのがTHE BAWDIESのライブの魅力であり、ライブバンドとしての実力である。
「音楽とゲームには通じるところがあると思う」
という言葉を、ひたすらにロックンロールの伝道師であり続け、熱すぎるくらいにその話ばかりしがちなROYから聴けるとは思わなかったが、それはメンバーたちがゲームに興じている姿を普段から見ているからであろう。MARCYはゲームをしていることすらMCでいじられがちであるが。
そしてこの音楽とゲームの祭りに盛大な花火を打ち上げるべく、最後に演奏されたのは「JUST BE COOL」で、TAXMANがぴょんぴょんと飛び跳ね、JIMが髪を振り乱しながらギターを弾く中、ROYは生配信もしているということで、しっかり何度も(TV収録の際にいつもカメラ目線過ぎると言われるのがよくわかる)カメラに向かって歌ったり指を差したりすると、最後のサビ前には再び超ロングシャウトをかますことによって、より一層観客が花火のように飛び跳ねまくっていた。
やっぱり席があってもライブハウスのTHE BAWDIESということで、熱くなって来たな〜と思ったらこれでライブが終わりだった。持ち時間30分という短さのTHE BAWDIESのライブが実に久しぶりだっただけに、やっぱりもっと長い時間見ていたいと思ってしまう。ROYがステージを去るかと思ったらまた戻ってきて手を振ってから去るというパフォーマンスでも観客を笑わせてくれたが、もっと長い時間のライブだともっと楽しいライブになるのを知っているから。
1. IT'S TOO LATE
2.LET'S GO BACK
3.SKIPPIN' STONES
4.HOT DOG
5.T.Y.I.A.
6.JUST BE COOL
転換中にはライブステージの転換が行われる中、上のゲームステージに茂木淳一と倉持由香が登場すると、出演者とプロゲーマーによるゲームを行うということで、出番前のthe telephonesの長島涼平(ベース)、ノブ(シンセ)とFIVE NEW OLDのHIROSHI(ボーカル)、HAYATO(ドラム)がゲーム機の前に座ると、プロゲーマーの金デヴ氏(金髪で太っているからこの名前らしい)も登場し、金デヴ、倉持、ノブ、HIROSHIの4人で「FALL GUYS」というアクションゲームをプレイすることに。
すでにノブもHIROSHIもこのゲームをやったことがあるということで、操作自体は慣れているのだが、やはりプロゲーマーの操作には敵わずに早々に脱落。その金デヴ氏のプレイを見ていると、今のゲームってこんなに映像や動きがキレイなのか、と全くゲームをやらないが故に老害極まりない感想ばかり浮かんできてしまうのだが、ゲーム実況動画を見る人がたくさんいるということもわかるな、というくらいに見ているだけで面白い。それをコンピューター相手ではなくて、世界中の人とリアルタイムで対戦できる(このゲームは60人が同時に参加できるらしい)というのも実に面白そうだなと思った。
・FIVE NEW OLD
下手にギター機材とキーボード、上手にドラムセット、普通のバンドのドラムの位置にベースの機材とシンセというセッティングからして独特なのは、すでにHIROSHIとHAYATOがゲームコーナーに登場している、FIVE NEW OLD。こうしてライブを見るのは初めてかもしれない。
巨漢に髭を蓄えた、バンドの中で最も強面のWATARU(ギター)が繊細なサウンドのキーボードのイントロを奏でると、ゲーム時はあまり気づかなかったが、パーマがかった金髪はもちろんのこと、服装も完全にオシャレでしかないHIROSHIがハンドマイクを持ってステージを動き回りながら歌う「Liberty」からスタート。音源では踊Foot Worksを迎えていたラップ部分もHIROSHIが完璧に歌いこなしてみせるあたりは、この曲をこの4人の形でライブで繰り返してきているというのを感じさせる。
タイトルからして孤独を癒すかのように音数の少ない、R&Bの要素を多大に取り入れた「Don't Be Someone Else」から同じサウンドのタイプをダンサブルに昇華し、HIROSHIも軽やかに踊るようにして歌う「What's Gonna Be?」と、もの凄くそのサウンドからは2020年代の今のバンドであることを強く感じさせる。
しかしながらHIROSHIがギターを持つ「Fast Car」ではこのバンドの持つロックさが爆発するかのように、それまでは手数の少ない、支えるという感じだったHAYATOとSHUN(ベース)のリズム隊が一気に激しさと速さを増していく。この緩急の付け具合を短い時間の中でも見せてくれるというのはこのバンドの多面性を浮き彫りにするものであり、それまではオシャレなイメージが強かったHIROSHIが頭を振りながらギターを弾くアウトロでの轟音パートはむしろ泥臭さを感じさせるものだ。
そのHIROSHIは
「僕は音楽とゲームという2つに人生を支えられて生きてきました。その2つによるフェスの第1回に出演させてもらえていることを本当に誇りに思います」
と頭を深く下げて真摯にこのイベントへの感謝を口にするのだが、まさかそこまでゲームに支えられて生きてきたとは思わなかった。彼はこれまでにどんなゲームをプレイしてきて、そこからどんな感情や生きていく上での影響を受け取ってきたのだろうか。いつか機会があればそんなことを聞いてみたくなった。
そんな言葉の後に最後に演奏されたのはHIROSHIの滑らかな英語歌詞の歌唱と、観客もリズムに合わせて手拍子をすることで、バンドの持つポップさとロックさが合わさって爆発するような「Breathin'」。もうこれで終わりというのにビックリするくらいにあっという間だったが、シーン登場時にディスコパンクやニューレイヴという海外の最先端のシーンの音楽とこの日本で並走していたthe telephonesも、今若手としてシーンに登場したら、このバンドのような音楽をやっているのかもしれないと思いながらその洗練されたポップソングを聴いていた。
1.Liberty
2.Don't Be Someone Else
3.What's Gonna Be?
4.Fast Car
5.Breathin'
2回目のゲームコーナーでは1回目に続いてthe telephonesの涼平とノブ、THE BAWDIESはメンバー全員でゲームステージに登場すると、現在大会が行われているという「ストリートファイターV」を金デヴ氏と対戦することに。
しかしながら当然プロゲーマーの金デヴ氏に普通に対戦しても勝てるわけがないので、それぞれがハンデを貰うのだが、トップバッターのROYは「10秒間何もしない」というハンデを貰いながらも、
「何もしない相手を一方的に殴ることはできない」
と言って自身も10秒間何もせずに対等な勝負を挑んだ結果、秒殺されて客席は大ウケというエンターテイナーっぷりを見せるのだが、茂木には
「初心者ですよね?」
と全くゲームをやらないのをあっさり見破られ、さらには
「ROYさんはカッコいいけど、何かと嘘くさい」
と実にROYの話している姿を実に的確に評される。ゲームをプレイすることはなかったが、TAXMANのエドモンド本田(ストリートファイターの関取キャラ)のモノマネはプロゲーマーからも高い評価を受けていたのだけど、ゲーム自体を知らない観客は当然のように無反応だった。
続いてはノブが「弱パンチのみ」というハンデで対戦して、良いところまで追い詰めながらも、金デヴ氏が弱パンチのみでの戦い方をすぐに習得したことによって敗退。こうしてハンデがありながらも勝ててしまうというのを目の当たりにすることによって、「プロゲーマーってやっぱり凄いな」という空気が観客に満ちていくのがわかる。
この後にライブを控えるthe telephonesの2人に変わって、ライブを終えたFIVE NEW OLDのSHUNとWATARUが登場すると、それなりにストリートファイター経験のあるSHUNが「片手のみ」のハンデで対戦し、やはり善戦しながらも金デヴ氏が片手でのコントローラーの扱い方を戦いながら習得したことで惜しくも敗退。ライブ時同様にさわやかに金デヴ氏を称えていた姿はなかなかファンにとってはレアな姿を見れたんじゃないだろうか。
そして「画面を見ない」というハンデで対戦したのは、実況者からも「ストリートファイターをやり込んでいるのがわかる」と評される操作を見せた、THE BAWDIESのJIM。前作をかなりやっていたという腕前を存分に発揮して見事に勝利すると、喜びのあまりに自分でリアル昇竜拳を披露したのだが、その姿は本当にゲームが好きなんだなと思わせてくれるものだった。
その後に登場したのは倉持由香の夫であるプロゲーマーの、ふ〜ど氏。ストリートファイターのプロでもあるふ〜ど氏と金デヴ氏の私的にも友人同士である対戦が行われるのだが、結果は現在開催されている大会にも出場しているふ〜ど氏の圧勝に。ちなみにふ〜ど氏と倉持由香が知り合ったのはゲームセンターということで、茂木淳一はその話を聞きたがっていたのだが、まるで格闘技の試合を見ているかのような熱狂っぷりで、ライブを目当てで来た観客たちも完全に夢中になっていた。それはゲームが終わった時の拍手が証明していた。
・the telephones
そしてすでにノブがゲームコーナーでも確固たる存在感を放っていた、the telephonesがこの日のトリとして登場。
カラフルなアフロのカツラを被ってメンバーが登場すると、石毛輝(ボーカル&ギター)が
「GAME OVER FESー!」
と叫ぶと、いきなりの「Monkey Discooooooo」で指定席にも関わらず観客を踊らせまくる。石毛が何度もイベントタイトルや「豊洲」という場所の名前を歌詞に入れていたということもあったのかもしれないが、やはり最後まで残っていたということで、the telephonesの曲を知っているであろう人たちばかりだ。ゲームをしてすでにテンションが高まっているのか、ノブは配信用に演奏を撮影しているカメラマンの前に行って、自身のシャツでカメラを覆うというノブでしかないようなパフォーマンスが早くも展開される。
そのノブは「Baby, Baby, Baby」でカウベルを叩きながらステージを歩き回ったかと思ったら、そのカウベルをゲームのコントローラーに持ち替えて涼平の前に立つと、コントローラーで涼平を操作するような動きを見せて、髪がさっぱりして日本ハム時代の小笠原道大を彷彿とさせる姿になった松本誠治(ドラム)を笑わせるのだが、それだけでは終わらずにコントローラーをSwitch本体に持ち替えてゲームステージにまで登り(そこまで行くとは思っていたけれど)、そこで寝そべってゲームをするという、telephonesファンであっても思わず笑ってしまうくらいの、やっぱりノブは自由過ぎるな〜と思うようなパフォーマンスを見せてくれる。そのステージからジャンプして飛び降りるというあたり、ノブの身体能力は全く衰えることを知らない。
そんなtelephonesのライブ鉄板曲の後に演奏されたのは、現在絶賛開催中の東名阪ライブの会場に加えてこの日も販売されていた新曲「Get Stupid」。ノブによるピアノの音が新鮮であるが、それと実にthe telephonesらしいメロディとサウンドが融合した、これからもライブの定番として我々を踊らせてくれることは間違いないであろうダンスロック。
「Get Stupid」(バカになれ?)のタイトルにふさわしいくらいに最後にはノブがマイクを手にして意味不明なことを叫びまくるのだが、ステージに落ちているピックを見つけて
「ピックが落ちてる!」
と言って投げ捨てるというアドリブ力の高さはさすがである。というかゲームも含めて、ここまでのライブでの活躍っぷりから、この日のMVPはノブだと言ってもいいだろう。
さらには来週配信リリースを控え、MVのティザーも公開されている新曲「Yellow Panda」も披露されるという攻めっぷり。こちらの曲は一転してtelephonesのメロディの美しさという面を感じさせてくれるポップな曲であり、サビでは石毛に合わせて観客も腕を左右に振る。背後のゲームステージの台には照明の柱が光るのだが、それが黄色になることによってこの曲のタイトルにあった演出となっていた。それはゲームと音楽の幸福な融合だったと言っていいだろう。
観客の前でゲームをプレイしたノブがその感想を割と真面目に語りながら観客に拍手を何度も求めると、石毛は
「このイベントがこれから先、10回、100回、1000回と続いていきますように!」
とゲームにこそ参加しなかったものの、プロゲーマーのプレイを見たことによってテンションが上がっていることがよくわかる(石毛もゲーム好きで、ゲームを通してファンと交流しているのは有名な話だ)MCから、「urban disco」でそのテンションを全て演奏に転換するような熱さを見せてくれる。ツアー中でライブが仕上がりまくっているということもあるだろうけれど、この短い持ち時間でこんなにも凄いと思えるライブが見れるなんて思ってなかった。そこにはtelephonesのゲームへの愛が全て音として乗っかっていたから。
「I am disco」
のフレーズを叫ぶことはできないけれど、それでも本当に楽しい。石毛が口にしていたように、想像を超えるような音楽とゲームの化学反応が確かに起こっていた。
そんな音楽とゲームを愛する人たちへバンドからの愛とディスコを送るべく最後に演奏されたのはもちろん「Love & DISCO」。ステージに置かれたミラーボールが輝く中、やはりこうした何組のバンドが出演するイベントにtelephonesが最後に出てきてこの曲を演奏してくれたらそれだけで本当に来て良かったと思えるのだが、それはやはりこの曲に至るまでの出演者や主催者の思いをtelephonesが全て受け止めてこの曲に込めることができるからだ。改めてこの曲の凄さを思い知ったのは、こうしたイベントでtelephonesがトリとしてライブをやるのを見るのがなかなかに久しぶりだったから。これからまたこういうイベントがたくさん開催されますように。そんな願いすら感じるようなこの日の「Love & DISCO」だった。
1.Monkey Discooooooo
2.Baby, Baby, Baby
3.Get Stupid
4.Yellow Panda
5.urban disco
6.Love & DISCO
ライブが終わると観客にTシャツのプレゼントがあったりしたのだが、自分自身社会人になってから全くゲームをやらなくなった。多分、最後にやったのは「すれ違い通信」で話題になったドラクエIXだろうと思うし、ライブや音楽を聴くことや野球を見ることなどに忙しくて、スマホでゲームをやる暇も全くない。
だけどこうしてこの日ミュージシャンたちが、プロゲーマーとゲームをしているのを見て、小学校時代に友達と1人プレイ用のゲームを交代でやって、時には友達がプレイしているのを見ていた時を思い出した。自分がゲームをやっているだけではなく、ゲームをしているのを見ることも楽しんでいた時のことを。
それは同時にゲームというものの楽しさを本当に久しぶりに感じさせてくれた瞬間であったし、なかなか時間はないけれど、「Fall Guys」などのゲームをいろんな人とやってみたいなと思った。
それと同時にこのイベントがこれから先もいろんなアーティスト、いろんな種類のゲームで続いて欲しいと思ったし、もしまた次に開催される機会があるんなら是非参加したいと思った。最初は単純に好きなバンドたちのライブが見たくて行ったこのイベントが、それくらいに楽しくて、自分にとって大きな意味を持つものになっているのを感じていた。
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