9mm Parabellum Bullet presents 「カオスの百年 vol.10」 @TSUTAYA O-EAST 9/7
- 2014/09/09
- 11:49
夏フェスシーズンを終え、これからはライブハウスのシーズン。(普通にフェス期間中もライブハウス行ってたけど)
前日のBAYCAMPがオールナイトで、帰ってきたのが昼前であるため、かなりの睡眠不足状態での参加となる、9mmの主催イベント。
この日から3days開催であり、初日のこの日のゲストは、レーベルの先輩であるストレイテナーと、この日が現メンバーでのラストライブとなるWienners。
会場のO-EASTの内部には、これまでの9mmのポスターや写真、フラッグなどが飾られており、まるで9mm博物館といった様相。
18時ちょうどくらいになると、スクリーンにバンド紹介の映像(バンドの名前が出てくるだけだったけど)が流れ、トップバッターのWiennersが登場。
最新アルバム「DIAMOND」のリリースツアーを終えたばかりということもあり、アルバム曲+代表曲といった感じの選曲。このイベントは9mm以外の出演者発表前からほとんどチケットが掃けてしまっているので、若干のアウェー感はやむを得ないが、それでもこのバンドの今のメンバーでの最後の姿を見にきたファンが最前ブロックでモッシュやダイブを繰り広げると、バンド側もキーボードを活かしたポップなパンクナンバーを次々と投下していく。
玉屋2060%(ボーカル&ギター)と560(ベース)がこのメンバーでライブをするのは今日が最後であることを告げると、「えっ…」みたいなざわめきが起きたのだが、リアクション的にその事実どころか、このバンドのことを全然知らなかったであろう人もたくさんいたと思われる。
しかしながら、このメンバーでラストだからという感傷は一切なし。いつものようにポップでパンクで楽しいWiennersとしてこのメンバーでの最後のライブをやり遂げた。
脱退するMAX(キーボード)とマナブシティ(ドラム)からは特にコメントはなかったが、きっと先日のワンマンではそういうやり取りもあっただろうと思われる。
せっかく長い下積みを経て、ようやくリキッドルームでワンマンできるようになってのバンドとしてのリセットは本当にもったいない。おそらくこのままなら、次は赤坂BLITZあたりまで行っていたであろうと思うくらいに、まさにこれから!というタイミングなだけに。
しかし、自分は付き合いはそんなに長くはなかったけど、転調しまくりのリズムを支え続けてきたマナブシティと、玉屋の書くポップなメロディをキーボードとコーラスで輝かせてきたMAXに感謝。
そして、玉屋と560はMCで言っていたように、近いうちにまた必ずライブハウスで。ただ、これから演奏されなくなる曲なんかもあるんだろうか。
1.DIAMOND DUST
2.天地創造
3.南無阿弥陀仏のリズムに乗って
4.VIDEO GIRL
5.ドリームビート
6.LOVE ME TENDER
7.justice4
8.レスキューレンジャー
9.蒼天ディライト
蒼天ディライト
http://youtu.be/zTVw0s-2zyc
2番手は先輩であるストレイテナー。前日にBAYCAMPで見たため、24時間で2回このバンドのライブを見るということになった。
同じくらいの持ち時間でも毎回セトリを変えてくるバンドなだけに、「Melodic Storm」始まりだった前日とは違い、ホリエがキーボードを奏でて、最初のサビを終えるとギター&ボーカルにスイッチする「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」からスタート。
リリースを控えたダンスナンバーシングル「The World Record」や、最新シングル「Super Magical Illusion」と、軸になる曲は変わらないが、それ以外はかなり大胆に変更。この日はホリエがキーボードを弾く聴かせる曲として「Lightning」を演奏したが、前日はこの流れどころか、キーボードすらなかった。そして、前日はドラムの機材トラブルでの2回中断という事態もあったが、この日はさすがにそんなことは全くなく、いつもの安定感と爆発力を兼ね備えたライブでのストレイテナーであった。
この日は全くMCをしなかったので、最後までそういうモードかと思いきや、
「9mmとはレコード会社が同じで、僕らが先輩なんですけど、最初に会ったのは2006年の渋谷AXでのイベントで。最初は怖くてしゃべりかけられないオーラが出ていたんで、その時の9mmのつもりで、ここまでしゃべらずにやりました(笑)
でも実際に話すようになったら、穏やかで優しいやつらなんだけど、滝は最初外人かと思った(笑)」
と、ここまでしゃべらなかった理由を9mmとの馴れ初めを交えて話し、
「最後にもうひと暴れしますか!」
と「From Noon Till Dawn」で終了。終わるとメンバーが肩を組んで一礼したが、やはりトラブルがあった前日よりは表情が晴れやか(特にシンペイ)だった印象。
1.SAD AND BEAUTIFUL WORLD
2.Melodic Storm
3.Little Miss Weekend
4.The World Record
5.Super Magical Illusion
6.Lightning
7.羊の群れは丘を登る
8.シンデレラソング
9.From Noon Till Dawn
Super Magical Illusion
http://youtu.be/O-0-iEoxdvI
そしてトリの9mmへ。いつものように「Digital Hardcore」のSEで登場すると、インディーズ時代の「(teenage)disaster」からスタート。続く「talking machine」は普段は卓郎がマラカスを振ったりという、イントロがだいぶ長くなったバージョンで、しかもライブの後半に演奏されるのだが、この序盤、しかもいつものようなバージョンではなく、本当にあっさりと演奏される。
なので、「もしかしてこれはインディーズの曲を演奏するパターンなのかな?」と思っていたが、次に「Answer And Answer」を普通にやったので、そんな予想はすぐさま外れる。
「今日は華のあるベーシストが多いから、和彦も今日は華開いていかないとな」
という卓郎の挨拶からの和彦いじりには、和彦も
「お、おぅ…」
みたいな顔で卓郎を見ることしかできない。
そこからタイトルのイメージとは違ってかなり激しめの、夏フェスでも披露されてきた新曲「生命のワルツ」、久しぶりにやる曲と称されたインディーズ期の「intercepter」、メジャー1stの「Battle March」、壮大なバラード「カモメ」と、新旧も代表曲もマニアックな曲も含めた幅広い選曲。
しかし、この日はメンバーのテンションが非常に高く、しかも上機嫌であった。
「今日から3日間、いい日になりそうな予感しかしないぜ」
と卓郎が手応えを口にすると、和彦も親指を立てて客席に向けるという珍しい感情の表し方。
「もうどうにもこうにも止まらないだろー!」
と卓郎が叫んでから演奏されたのは、もちろん山本リンダの「どうにもとまらない」のカバー。歌詞の「港」をすべて「渋谷」に変えたこの日ならではのバージョン。
そこからは定番曲連発で、滝もゴロゴロとステージを転がりながらギターを弾きまくり、ラストはやはり「Punishment」で、やはり圧巻というか、ゲスト2バンドも良かったが、ホームということでやはり9mmは圧倒的だった。
アンコールで再びメンバーが登場すると、滝がすでに缶ビールを飲む中、卓郎がWiennersの2人がこの日で脱退することに触れ、
「今日はストレイテナーという、メンバー加入のスペシャリストみたいなバンドがいるから、いろいろこれからの参考になるんじゃないかと(笑)
昔は2人だったからね、ストレイテナー。今日見にきてくれてる俺の友達が、2人時代のストレイテナーにデモCD渡したらしいんだよね」
と2組に対してのMCと、出演してくれたことに対して大きな拍手を求める。
「明日とあさって、計6アクト。まぁそのうち2アクトは我々なんだが(笑)、今日が最高の出だしになったと思います。ありがとう」
と言って「Discommunication」へ。間奏では滝が、もう違う曲を弾いてるんじゃないかというくらいのアドリブを見せ、
「新しい光の中へ行こうぜー!」
と「新しい光」で終了。滝は演奏中ももはや打ち上げと言わんばかりにビールを飲みまくっていた。
翌日のセトリを見たが、やはりかなり大幅に曲を入れ替えてきていた。各地のフェスでも熱狂を生み、すぐさま自分たちの主催イベントでフェスでは絶対演奏されないような曲を最高のパフォーマンスで披露する。やっぱり9mmはすごい。素晴らしいライブバンド。
1.(teenage)disaster
2.talking machine
3.Answer And Answer
4.生命のワルツ
5.intercepter
6.Battle March
7.カモメ
8.どうにもとまらない
9.Black Market Blues
10.Living Dying Message
11.Cold Edge
12.Punishment
encore
13.Discommunication
14.新しい光
生命のワルツ
http://youtu.be/FQrNEhnBobs
前日のBAYCAMPがオールナイトで、帰ってきたのが昼前であるため、かなりの睡眠不足状態での参加となる、9mmの主催イベント。
この日から3days開催であり、初日のこの日のゲストは、レーベルの先輩であるストレイテナーと、この日が現メンバーでのラストライブとなるWienners。
会場のO-EASTの内部には、これまでの9mmのポスターや写真、フラッグなどが飾られており、まるで9mm博物館といった様相。
18時ちょうどくらいになると、スクリーンにバンド紹介の映像(バンドの名前が出てくるだけだったけど)が流れ、トップバッターのWiennersが登場。
最新アルバム「DIAMOND」のリリースツアーを終えたばかりということもあり、アルバム曲+代表曲といった感じの選曲。このイベントは9mm以外の出演者発表前からほとんどチケットが掃けてしまっているので、若干のアウェー感はやむを得ないが、それでもこのバンドの今のメンバーでの最後の姿を見にきたファンが最前ブロックでモッシュやダイブを繰り広げると、バンド側もキーボードを活かしたポップなパンクナンバーを次々と投下していく。
玉屋2060%(ボーカル&ギター)と560(ベース)がこのメンバーでライブをするのは今日が最後であることを告げると、「えっ…」みたいなざわめきが起きたのだが、リアクション的にその事実どころか、このバンドのことを全然知らなかったであろう人もたくさんいたと思われる。
しかしながら、このメンバーでラストだからという感傷は一切なし。いつものようにポップでパンクで楽しいWiennersとしてこのメンバーでの最後のライブをやり遂げた。
脱退するMAX(キーボード)とマナブシティ(ドラム)からは特にコメントはなかったが、きっと先日のワンマンではそういうやり取りもあっただろうと思われる。
せっかく長い下積みを経て、ようやくリキッドルームでワンマンできるようになってのバンドとしてのリセットは本当にもったいない。おそらくこのままなら、次は赤坂BLITZあたりまで行っていたであろうと思うくらいに、まさにこれから!というタイミングなだけに。
しかし、自分は付き合いはそんなに長くはなかったけど、転調しまくりのリズムを支え続けてきたマナブシティと、玉屋の書くポップなメロディをキーボードとコーラスで輝かせてきたMAXに感謝。
そして、玉屋と560はMCで言っていたように、近いうちにまた必ずライブハウスで。ただ、これから演奏されなくなる曲なんかもあるんだろうか。
1.DIAMOND DUST
2.天地創造
3.南無阿弥陀仏のリズムに乗って
4.VIDEO GIRL
5.ドリームビート
6.LOVE ME TENDER
7.justice4
8.レスキューレンジャー
9.蒼天ディライト
蒼天ディライト
http://youtu.be/zTVw0s-2zyc
2番手は先輩であるストレイテナー。前日にBAYCAMPで見たため、24時間で2回このバンドのライブを見るということになった。
同じくらいの持ち時間でも毎回セトリを変えてくるバンドなだけに、「Melodic Storm」始まりだった前日とは違い、ホリエがキーボードを奏でて、最初のサビを終えるとギター&ボーカルにスイッチする「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」からスタート。
リリースを控えたダンスナンバーシングル「The World Record」や、最新シングル「Super Magical Illusion」と、軸になる曲は変わらないが、それ以外はかなり大胆に変更。この日はホリエがキーボードを弾く聴かせる曲として「Lightning」を演奏したが、前日はこの流れどころか、キーボードすらなかった。そして、前日はドラムの機材トラブルでの2回中断という事態もあったが、この日はさすがにそんなことは全くなく、いつもの安定感と爆発力を兼ね備えたライブでのストレイテナーであった。
この日は全くMCをしなかったので、最後までそういうモードかと思いきや、
「9mmとはレコード会社が同じで、僕らが先輩なんですけど、最初に会ったのは2006年の渋谷AXでのイベントで。最初は怖くてしゃべりかけられないオーラが出ていたんで、その時の9mmのつもりで、ここまでしゃべらずにやりました(笑)
でも実際に話すようになったら、穏やかで優しいやつらなんだけど、滝は最初外人かと思った(笑)」
と、ここまでしゃべらなかった理由を9mmとの馴れ初めを交えて話し、
「最後にもうひと暴れしますか!」
と「From Noon Till Dawn」で終了。終わるとメンバーが肩を組んで一礼したが、やはりトラブルがあった前日よりは表情が晴れやか(特にシンペイ)だった印象。
1.SAD AND BEAUTIFUL WORLD
2.Melodic Storm
3.Little Miss Weekend
4.The World Record
5.Super Magical Illusion
6.Lightning
7.羊の群れは丘を登る
8.シンデレラソング
9.From Noon Till Dawn
Super Magical Illusion
http://youtu.be/O-0-iEoxdvI
そしてトリの9mmへ。いつものように「Digital Hardcore」のSEで登場すると、インディーズ時代の「(teenage)disaster」からスタート。続く「talking machine」は普段は卓郎がマラカスを振ったりという、イントロがだいぶ長くなったバージョンで、しかもライブの後半に演奏されるのだが、この序盤、しかもいつものようなバージョンではなく、本当にあっさりと演奏される。
なので、「もしかしてこれはインディーズの曲を演奏するパターンなのかな?」と思っていたが、次に「Answer And Answer」を普通にやったので、そんな予想はすぐさま外れる。
「今日は華のあるベーシストが多いから、和彦も今日は華開いていかないとな」
という卓郎の挨拶からの和彦いじりには、和彦も
「お、おぅ…」
みたいな顔で卓郎を見ることしかできない。
そこからタイトルのイメージとは違ってかなり激しめの、夏フェスでも披露されてきた新曲「生命のワルツ」、久しぶりにやる曲と称されたインディーズ期の「intercepter」、メジャー1stの「Battle March」、壮大なバラード「カモメ」と、新旧も代表曲もマニアックな曲も含めた幅広い選曲。
しかし、この日はメンバーのテンションが非常に高く、しかも上機嫌であった。
「今日から3日間、いい日になりそうな予感しかしないぜ」
と卓郎が手応えを口にすると、和彦も親指を立てて客席に向けるという珍しい感情の表し方。
「もうどうにもこうにも止まらないだろー!」
と卓郎が叫んでから演奏されたのは、もちろん山本リンダの「どうにもとまらない」のカバー。歌詞の「港」をすべて「渋谷」に変えたこの日ならではのバージョン。
そこからは定番曲連発で、滝もゴロゴロとステージを転がりながらギターを弾きまくり、ラストはやはり「Punishment」で、やはり圧巻というか、ゲスト2バンドも良かったが、ホームということでやはり9mmは圧倒的だった。
アンコールで再びメンバーが登場すると、滝がすでに缶ビールを飲む中、卓郎がWiennersの2人がこの日で脱退することに触れ、
「今日はストレイテナーという、メンバー加入のスペシャリストみたいなバンドがいるから、いろいろこれからの参考になるんじゃないかと(笑)
昔は2人だったからね、ストレイテナー。今日見にきてくれてる俺の友達が、2人時代のストレイテナーにデモCD渡したらしいんだよね」
と2組に対してのMCと、出演してくれたことに対して大きな拍手を求める。
「明日とあさって、計6アクト。まぁそのうち2アクトは我々なんだが(笑)、今日が最高の出だしになったと思います。ありがとう」
と言って「Discommunication」へ。間奏では滝が、もう違う曲を弾いてるんじゃないかというくらいのアドリブを見せ、
「新しい光の中へ行こうぜー!」
と「新しい光」で終了。滝は演奏中ももはや打ち上げと言わんばかりにビールを飲みまくっていた。
翌日のセトリを見たが、やはりかなり大幅に曲を入れ替えてきていた。各地のフェスでも熱狂を生み、すぐさま自分たちの主催イベントでフェスでは絶対演奏されないような曲を最高のパフォーマンスで披露する。やっぱり9mmはすごい。素晴らしいライブバンド。
1.(teenage)disaster
2.talking machine
3.Answer And Answer
4.生命のワルツ
5.intercepter
6.Battle March
7.カモメ
8.どうにもとまらない
9.Black Market Blues
10.Living Dying Message
11.Cold Edge
12.Punishment
encore
13.Discommunication
14.新しい光
生命のワルツ
http://youtu.be/FQrNEhnBobs