撃鉄 presents バーいってバーやっちゃおうよ番外編 ~下北沢2MANシリーズ死闘戦~ 出演:撃鉄/忘れらんねえよ @下北沢SHELTER 9/3
- 2014/09/03
- 22:45
先日までのSWEET LOVE SHOWERが終わり、すっかり抜け殻状態になっている状態を脱却すべく、2週間ぶりにライブハウスへ。
撃鉄のアルバムリリースツアーの番外編対バンライブということだが、わざわざ来たのは忘れらんねえよが対バン相手だから。
撃鉄、天野ジョージの開会宣言のあとに登場した、先攻の忘れらんねえよ。
いきなり24時間テレビのマラソンの実況が流れる中、ベース梅津とドラム酒田は先に登場し、柴田はTOKIO城島のコスプレで客席後方から登場し、ステージに用意されたゴールテープを切ると、「僕らチェンジザワールド」からスタート。ロッキンでは最後に立って演奏したベース梅津は今日もまだ座って演奏。柴田はタオルを頭に巻くだけで擬似城島茂になれるくらいには髪が伸びてきている。
「こんばんは!ゲスの極み乙女。です!」
と柴田が挨拶すると、客席から、「Mステ出演おめでとう!」とノリの良い野次も飛んでくる中、
「24時間テレビ、1秒も見ていません!(笑)
下北沢が久しぶりで、SHELTERは2年ぶりくらいなんだけど、前に出た時はなぜか横浜銀蠅の翔さんのバンドの前座に呼ばれて(笑)真ん中でめちゃくちゃ立派なリーゼントの人が微動だにせずにこっちを見てて心が折れた(笑)」
というなんとも言えないエピソードから、名曲「この高鳴りをなんと呼ぶ」に突入するという、もはやわけのわからない流れで、
「下北沢のライブハウスはオーディションがあって、昼にライブやってみて、オッケーだったら夜にも出させてもらえるっていうシステムなんだけど、SHELTERのオーディションライブ、忘れらんねえよを結成してすぐの時に出たら、落ちました(笑)
あの時、4組くらい出てたけど、みんな一緒に雁首揃えて落ちた(笑)だからそのあとみんなすごい仲良くなっちゃって、SHELTERの悪口言いまくってた(笑)」
という昔のエピソードを開陳すると、その当時のキラーチューン「ドストエフスキーを読んだと嘘をついた」では、歌詞に「童貞」と出てくるのに、ビジネス童貞であることを明かしてしまったので、この曲の意味がわからなくなってきている、と曲中に歌詞を変えて歌ってしまう。
さらにその頃によくやっていたという「あんたなんだ」からは、「体内ラブ」「北極星」と踊れる曲を連発し、これまでウォールオブデスやEXILEダンスなど、様々な演出を取り入れてきた「ばかばっか」では、柴田が
「今日のテーマはホラー」
と称し、客席に突入すると、周りの男性に支えられながら、天井に足をつけた逆立ち状態でサビを歌うという新たな演出を披露する。しかし、やはりずっと逆立ち状態だと頭に血がのぼって、フラフラしてしまったらしい。
そんなバカみたいな演出も見せながらも、最後は最新ミニアルバムから、PVにチャットモンチーら様々なバンドが出演していることで話題になった大名曲「バンドやろうぜ」をエモーショナルに鳴らして終了。
もう、完全にこの日はゲストでありながら、メインと言っていいくらいのライブを見せた。というか、明らかに忘れらんねえよのグッズを身につけている人のほうが多かった。
1.僕らチェンジザワールド
2.戦う時はひとりだ
3.中年かまってちゃん
4.Cから始まるABC
5.この高鳴りをなんと呼ぶ
6.ドストエフスキーを読んだと嘘をついた
7.あんたなんだ
8.体内ラブ
9.北極星
10.ばかばっか
11.バンドやろうぜ
バンドやろうぜ
http://youtu.be/AEsRLAHfS0k
後攻は撃鉄。開会宣言ではTシャツに短パンという、誰だ?という出で立ちだった天野ジョージはヒョウ柄パンツに上半身裸というスタイルに。ぱっと見は全くミュージシャンに見えないくらいに見事な肉体をしている。
田代のベースと近藤のドラムが踊りだしたくなるようなグルーヴを刻むと、実際にジョージは踊りながら歌い、森岡はキレのあるギターを鳴らす。
4月に最新アルバムが出たばかりなので、その曲が中心になるかと思いきや、「場違い」「ヨルテツ」など、代表曲が中心。これはおそらく、このバンドのライブを初めて見る(自分も含め)、忘れらんねえよのファンに向けたところもあるものだと思うが、やはり忘れらんねえよの盛り上がりに比べると、ちょっとメインアクトとしては物足りなさを感じざるを得ない。
ジョージもコール&レスポンスやタオル回しなどを促してさらにブチ上げていこうとするものの、見た目の存在感ほどMCがそこまで上手くないのもまた事実。SHELTERは掴まる場所もあまりないし、客席も人がかなり埋まっていたので、そこまで派手なパフォーマンスもなかった。
「忘れらんねえよとは、渋谷の屋根裏で会ったのが最初で。よく、対バンくらいしか客席にいないって言うけど、っていうかこのMCはWiennersがワンマンで言ってたんだけど(笑)、対バンすら俺たちのライブを見てなくて(笑)
でも、今は忘れらんねえよのほうがちょっと先に行ってるかもしれないけど…いいんですよ。上にいないと引きずり下ろせないでしょ?」
と、「死闘戦」というライブタイトルが付いてることをすっかり忘れていたのだが、アンコールでふとそのことに触れたジョージが急に、
「なんか柴田が40代のババアとヤったって言ってたから、五反田とかを探しまくったんだけど…見つかりませんでした!(笑)
その変わり、下北沢をこの間パトロールしていたら、ドラムの酒田が女と一緒に歩いてるのを見かけて(笑)しかも完全にギャル(笑)」
と言うと、そのギャルをステージに呼び、公開事情聴取を始める。ちなみなは酒田はその時に客席にいたのだが、あまりの恥ずかしさにスピーカーの下に隠れてしまっていた(笑)
「しかし、この女性、うちのドラムともデートしているんです!なので、どちらがこの女性に相応しいか、勝負してもらいましょう!」
と言い、酒田と近藤によるサイレントボケ対決が始まるも、2人ともサイレントって言ってるのに普通にしゃべっちゃうし、そもそもネタ自体もスベりまくりという酷い状態に。
しかし、そのやり取りがあったからか、「まさかね」では柴田と酒田がステージに登場し、ジョージとともにEXILEダンスを披露。途中からは柴田が一人で高速でグルグル回りまくっていたけど(笑)
そしてラストは、
「ワンマンでやって以来やってなかった曲なんだけど…今日はやりたいと思って。はじまりの歌です」
と、珍しく聴き入らせて終了。THEラブ人間金田を始め、様々なバンド仲間たちが拍手を送る中、メンバーはステージを去って行った。
正直、忘れらんねえよを引きずり下ろすのは現状ではかなり困難、というか今のところは撃鉄が取って変われる要素は全くと言っていいくらいに見当たらないが、こういうタイプ、スタンスのバンドというのは他にいないだけに、何か覚醒するポイントがあれば、一気に状況を変えることもできると思う。
とりあえず、ジョージはSASUKEの1stステージをクリアしましょう(笑)
ろっぽんぎ
http://youtu.be/z0JbqPjGcTM
撃鉄のアルバムリリースツアーの番外編対バンライブということだが、わざわざ来たのは忘れらんねえよが対バン相手だから。
撃鉄、天野ジョージの開会宣言のあとに登場した、先攻の忘れらんねえよ。
いきなり24時間テレビのマラソンの実況が流れる中、ベース梅津とドラム酒田は先に登場し、柴田はTOKIO城島のコスプレで客席後方から登場し、ステージに用意されたゴールテープを切ると、「僕らチェンジザワールド」からスタート。ロッキンでは最後に立って演奏したベース梅津は今日もまだ座って演奏。柴田はタオルを頭に巻くだけで擬似城島茂になれるくらいには髪が伸びてきている。
「こんばんは!ゲスの極み乙女。です!」
と柴田が挨拶すると、客席から、「Mステ出演おめでとう!」とノリの良い野次も飛んでくる中、
「24時間テレビ、1秒も見ていません!(笑)
下北沢が久しぶりで、SHELTERは2年ぶりくらいなんだけど、前に出た時はなぜか横浜銀蠅の翔さんのバンドの前座に呼ばれて(笑)真ん中でめちゃくちゃ立派なリーゼントの人が微動だにせずにこっちを見てて心が折れた(笑)」
というなんとも言えないエピソードから、名曲「この高鳴りをなんと呼ぶ」に突入するという、もはやわけのわからない流れで、
「下北沢のライブハウスはオーディションがあって、昼にライブやってみて、オッケーだったら夜にも出させてもらえるっていうシステムなんだけど、SHELTERのオーディションライブ、忘れらんねえよを結成してすぐの時に出たら、落ちました(笑)
あの時、4組くらい出てたけど、みんな一緒に雁首揃えて落ちた(笑)だからそのあとみんなすごい仲良くなっちゃって、SHELTERの悪口言いまくってた(笑)」
という昔のエピソードを開陳すると、その当時のキラーチューン「ドストエフスキーを読んだと嘘をついた」では、歌詞に「童貞」と出てくるのに、ビジネス童貞であることを明かしてしまったので、この曲の意味がわからなくなってきている、と曲中に歌詞を変えて歌ってしまう。
さらにその頃によくやっていたという「あんたなんだ」からは、「体内ラブ」「北極星」と踊れる曲を連発し、これまでウォールオブデスやEXILEダンスなど、様々な演出を取り入れてきた「ばかばっか」では、柴田が
「今日のテーマはホラー」
と称し、客席に突入すると、周りの男性に支えられながら、天井に足をつけた逆立ち状態でサビを歌うという新たな演出を披露する。しかし、やはりずっと逆立ち状態だと頭に血がのぼって、フラフラしてしまったらしい。
そんなバカみたいな演出も見せながらも、最後は最新ミニアルバムから、PVにチャットモンチーら様々なバンドが出演していることで話題になった大名曲「バンドやろうぜ」をエモーショナルに鳴らして終了。
もう、完全にこの日はゲストでありながら、メインと言っていいくらいのライブを見せた。というか、明らかに忘れらんねえよのグッズを身につけている人のほうが多かった。
1.僕らチェンジザワールド
2.戦う時はひとりだ
3.中年かまってちゃん
4.Cから始まるABC
5.この高鳴りをなんと呼ぶ
6.ドストエフスキーを読んだと嘘をついた
7.あんたなんだ
8.体内ラブ
9.北極星
10.ばかばっか
11.バンドやろうぜ
バンドやろうぜ
http://youtu.be/AEsRLAHfS0k
後攻は撃鉄。開会宣言ではTシャツに短パンという、誰だ?という出で立ちだった天野ジョージはヒョウ柄パンツに上半身裸というスタイルに。ぱっと見は全くミュージシャンに見えないくらいに見事な肉体をしている。
田代のベースと近藤のドラムが踊りだしたくなるようなグルーヴを刻むと、実際にジョージは踊りながら歌い、森岡はキレのあるギターを鳴らす。
4月に最新アルバムが出たばかりなので、その曲が中心になるかと思いきや、「場違い」「ヨルテツ」など、代表曲が中心。これはおそらく、このバンドのライブを初めて見る(自分も含め)、忘れらんねえよのファンに向けたところもあるものだと思うが、やはり忘れらんねえよの盛り上がりに比べると、ちょっとメインアクトとしては物足りなさを感じざるを得ない。
ジョージもコール&レスポンスやタオル回しなどを促してさらにブチ上げていこうとするものの、見た目の存在感ほどMCがそこまで上手くないのもまた事実。SHELTERは掴まる場所もあまりないし、客席も人がかなり埋まっていたので、そこまで派手なパフォーマンスもなかった。
「忘れらんねえよとは、渋谷の屋根裏で会ったのが最初で。よく、対バンくらいしか客席にいないって言うけど、っていうかこのMCはWiennersがワンマンで言ってたんだけど(笑)、対バンすら俺たちのライブを見てなくて(笑)
でも、今は忘れらんねえよのほうがちょっと先に行ってるかもしれないけど…いいんですよ。上にいないと引きずり下ろせないでしょ?」
と、「死闘戦」というライブタイトルが付いてることをすっかり忘れていたのだが、アンコールでふとそのことに触れたジョージが急に、
「なんか柴田が40代のババアとヤったって言ってたから、五反田とかを探しまくったんだけど…見つかりませんでした!(笑)
その変わり、下北沢をこの間パトロールしていたら、ドラムの酒田が女と一緒に歩いてるのを見かけて(笑)しかも完全にギャル(笑)」
と言うと、そのギャルをステージに呼び、公開事情聴取を始める。ちなみなは酒田はその時に客席にいたのだが、あまりの恥ずかしさにスピーカーの下に隠れてしまっていた(笑)
「しかし、この女性、うちのドラムともデートしているんです!なので、どちらがこの女性に相応しいか、勝負してもらいましょう!」
と言い、酒田と近藤によるサイレントボケ対決が始まるも、2人ともサイレントって言ってるのに普通にしゃべっちゃうし、そもそもネタ自体もスベりまくりという酷い状態に。
しかし、そのやり取りがあったからか、「まさかね」では柴田と酒田がステージに登場し、ジョージとともにEXILEダンスを披露。途中からは柴田が一人で高速でグルグル回りまくっていたけど(笑)
そしてラストは、
「ワンマンでやって以来やってなかった曲なんだけど…今日はやりたいと思って。はじまりの歌です」
と、珍しく聴き入らせて終了。THEラブ人間金田を始め、様々なバンド仲間たちが拍手を送る中、メンバーはステージを去って行った。
正直、忘れらんねえよを引きずり下ろすのは現状ではかなり困難、というか今のところは撃鉄が取って変われる要素は全くと言っていいくらいに見当たらないが、こういうタイプ、スタンスのバンドというのは他にいないだけに、何か覚醒するポイントがあれば、一気に状況を変えることもできると思う。
とりあえず、ジョージはSASUKEの1stステージをクリアしましょう(笑)
ろっぽんぎ
http://youtu.be/z0JbqPjGcTM
中村一義 BAND LIVE TOUR「ROCKでなしRockn'Roll」 @TSUTAYA O-EAST 9/5 ホーム
SWEET LOVE SHOWER 2014 @山中湖交流プラザきらら 8/31