Zher the ZOO presents rending @代々木Zher the ZOO 1/29
- 2014/01/30
- 13:16
自分がかねてから応援している神戸のバンド、Schloderが久しぶりに東京でライブをするというので、代々木Zher the ZOOへ。
この日は
パニックハウス
Schloder
The東京シュガーキャッツ
Zowie Zowie Zowie
Rahulas
Satisfactions
という6組が出演。正直Schloder以外は見たことも聞いたこともない方々。
・Zowie Zowie Zowie
最初は3人組のZowie Zowie Zowieというバンド。ギター&ボーカルとドラムは男性で、ベースだけ女性という編成。
下北系と括れてしまいそうな、決して明るくない、というよりむしろ暗い感じのギターロックバンド。演奏は上手くて、エモーショナルだった。
ベースの人も割と可愛い感じの人だったが、演奏中は割と激しめ。MCは自虐っぽく、身内受けはしていた。
・Rahulas
2番手は、男性4人組Rahulas。
ベースが真ん中という珍しい立ち位置で、ゆらゆら帝国あたりに影響を受けている感じのする、脱力系のボーカルと、一筋縄ではいかない曲展開のバンド。
3曲目を演奏したあとの、
「今の曲のCDを100円で売っているので…代々木から新宿に行く電車賃より安いんで、AKB48及び秋元康が嫌いな方は是非購入を検討していただきたい」
というボーカルの人のMCが面白かった。
・Satisfactions
続いてはこちらも男性4人組だが、ボーカルはピンボーカルの、Satisfactions。
バンド名的にローリングストーンズの影響を受けているのかと思いきや、どちらかというとレッチリ的なミクスチャーサウンド。
ボーカルの人は上半身裸に革ジャンで、ギターとベースは演奏の合間にちょこちょこアクションを入れてくる。
「ここどこ!?代々木Zher the ZOOでしょ!?大人しすぎて代々木ゼミナールの自習室かと思ったぜ!」
というMCとおりにボーカルの人は破天荒で、客席に降りて歌ったり、ラストの曲中にはバーカウンターまで行って、
「後でお金払います」
と言ってビールを取りに行ったりしていた。
しかし、最も驚いたのは、ギターの人はどこかで見たことあるな…と思ったら、昔ロッキンやCDJにも出ていた、STAnというバンドのギター&ボーカルだったKYGこと西井鏡吾だった。
まさかこんなところで見るとは…そしてSTAn時代はあれだけビッグマウスだった男が今ギター&ボーカルじゃないのか…。
・Schloder
そして個人的メインのSchloder。実に2年ぶりくらいになる東京でのライブ。
その間にリズム隊のメンバーチェンジがあったので、今のメンバーを見るのは初めて。
Oasisの「Whatever」のSEで登場すると、最初に演奏した新曲はすごくエモーショナルかつセンチメンタル。
もう1曲の新曲と、カバー曲「A Whole New World」もまさにこのバンドならではのキャッチーさを持った曲で、やっぱりいいバンドだなぁと思わせてくれる。
意外というか、ビックリしたのは英語詞だった「electro words」が日本語になっていたこと。最初は歌詞が変わったのかと思いながら聞いていたら日本語だった。
ラストの「Dancing d.c. part.2」もCDでずっと聞いていたが、ライブで見るのは初めてなので聞けて非常に嬉しかった。
2012年のロッキンのRO JACKで最終選考まで残ったときは絶対優勝すると思って、あのステージで見れるとワクワクしていた。残念ながらそれは叶わなかったが、それでもこのバンドが好きだし、新曲を聞くたびにワクワクする。また新曲引っさげて関東にライブ来てほしいな。
1.新曲
2.boy meets girl
3.新曲
4.A Whole New World
5.electro words
6.Dancing d.c. part2
・パニックハウス
続いては見るからに変人というか、様子がおかしい感じの人が一名いる、パニックハウス。ドラム、ギター、ベースに、男女ボーカル、そして歌舞伎のようなメイクを施した男。
祭り囃子とファンクを融合させたような曲で、「ええじゃないか」という江戸時代の文化を彷彿とさせる歌詞がよく似合う。
男女ボーカルは、女性は綺麗な声でカウベルなんかも叩き、男性は曲のイメージにピッタリなべらんめえ口調のような歌い方。歌舞伎男の市川氏は、曲に合わせてひたすら踊りまくり、見ている側も思わず笑ってしまう。
男性ボーカルがいったんステージを去ると、市川氏が難解な詩の朗読を展開する曲に。
「この曲を聞き続けるのは厳しいと思うので、ブレイクタイムを途中に設けているんですが、今日はブレイクタイムを利用して、2年で中退したものの4年間通った大学のサークルの後輩の卒業ビデオのメッセージを撮りたいと思います!」
と急展開を見せ、
「卒業おめでとう!君たちもいずれこうなります!」
という、この映像を見た人はどう思うのかが心配でならない。詩の内容もゴリラがどうやらみたいな感じだし。
しかしながらそんな飛び道具がありながらも演奏は上手いうえに曲もなかなか他にいない感じで面白い。ついつい終わったあとに男性ボーカルの方からデモCDを買ってしまった。
・The東京シュガーキャッツ
トリは紅一点ギター&ボーカルのThe東京シュガーキャッツ。
キーボードを含めた5人組バンドなのだが、女性ボーカルの方は椎名林檎が好きなんだろうなぁという感じをすごく感じる。
「出番が9時半くらいからなのに、リハが昼の2時からだったから、空き時間にスカイツリーに行ってきた」
という小ネタを挟みながらポップなギターロックを展開。さすがに時間が遅くなりつつあったので、見ている人はほとんど出演者になってしまっていた。
でも、女性ボーカルがイメージ強すぎる故、どうしても女性ボーカル+バックバンドみたいな感じに見えてしまった。
終演後、Schloderのメンバー(主にギターのよねざわさん)の方々と物販でお話させてもらう。いろいろメンバーのこととかで葛藤もあった感じもしたが、「絶対このバンドは続ける」という力強い言葉が聞けてよかった。年内にはもしかしたらCDが出せるかもしれないと言っていたし、そうしたらまた関東にライブしに来てほしい。そしたらまた絶対見に行くので。
http://youtu.be/slNozyZ5RC8
dancing d.c. part2 / Schloder
この日は
パニックハウス
Schloder
The東京シュガーキャッツ
Zowie Zowie Zowie
Rahulas
Satisfactions
という6組が出演。正直Schloder以外は見たことも聞いたこともない方々。
・Zowie Zowie Zowie
最初は3人組のZowie Zowie Zowieというバンド。ギター&ボーカルとドラムは男性で、ベースだけ女性という編成。
下北系と括れてしまいそうな、決して明るくない、というよりむしろ暗い感じのギターロックバンド。演奏は上手くて、エモーショナルだった。
ベースの人も割と可愛い感じの人だったが、演奏中は割と激しめ。MCは自虐っぽく、身内受けはしていた。
・Rahulas
2番手は、男性4人組Rahulas。
ベースが真ん中という珍しい立ち位置で、ゆらゆら帝国あたりに影響を受けている感じのする、脱力系のボーカルと、一筋縄ではいかない曲展開のバンド。
3曲目を演奏したあとの、
「今の曲のCDを100円で売っているので…代々木から新宿に行く電車賃より安いんで、AKB48及び秋元康が嫌いな方は是非購入を検討していただきたい」
というボーカルの人のMCが面白かった。
・Satisfactions
続いてはこちらも男性4人組だが、ボーカルはピンボーカルの、Satisfactions。
バンド名的にローリングストーンズの影響を受けているのかと思いきや、どちらかというとレッチリ的なミクスチャーサウンド。
ボーカルの人は上半身裸に革ジャンで、ギターとベースは演奏の合間にちょこちょこアクションを入れてくる。
「ここどこ!?代々木Zher the ZOOでしょ!?大人しすぎて代々木ゼミナールの自習室かと思ったぜ!」
というMCとおりにボーカルの人は破天荒で、客席に降りて歌ったり、ラストの曲中にはバーカウンターまで行って、
「後でお金払います」
と言ってビールを取りに行ったりしていた。
しかし、最も驚いたのは、ギターの人はどこかで見たことあるな…と思ったら、昔ロッキンやCDJにも出ていた、STAnというバンドのギター&ボーカルだったKYGこと西井鏡吾だった。
まさかこんなところで見るとは…そしてSTAn時代はあれだけビッグマウスだった男が今ギター&ボーカルじゃないのか…。
・Schloder
そして個人的メインのSchloder。実に2年ぶりくらいになる東京でのライブ。
その間にリズム隊のメンバーチェンジがあったので、今のメンバーを見るのは初めて。
Oasisの「Whatever」のSEで登場すると、最初に演奏した新曲はすごくエモーショナルかつセンチメンタル。
もう1曲の新曲と、カバー曲「A Whole New World」もまさにこのバンドならではのキャッチーさを持った曲で、やっぱりいいバンドだなぁと思わせてくれる。
意外というか、ビックリしたのは英語詞だった「electro words」が日本語になっていたこと。最初は歌詞が変わったのかと思いながら聞いていたら日本語だった。
ラストの「Dancing d.c. part.2」もCDでずっと聞いていたが、ライブで見るのは初めてなので聞けて非常に嬉しかった。
2012年のロッキンのRO JACKで最終選考まで残ったときは絶対優勝すると思って、あのステージで見れるとワクワクしていた。残念ながらそれは叶わなかったが、それでもこのバンドが好きだし、新曲を聞くたびにワクワクする。また新曲引っさげて関東にライブ来てほしいな。
1.新曲
2.boy meets girl
3.新曲
4.A Whole New World
5.electro words
6.Dancing d.c. part2
・パニックハウス
続いては見るからに変人というか、様子がおかしい感じの人が一名いる、パニックハウス。ドラム、ギター、ベースに、男女ボーカル、そして歌舞伎のようなメイクを施した男。
祭り囃子とファンクを融合させたような曲で、「ええじゃないか」という江戸時代の文化を彷彿とさせる歌詞がよく似合う。
男女ボーカルは、女性は綺麗な声でカウベルなんかも叩き、男性は曲のイメージにピッタリなべらんめえ口調のような歌い方。歌舞伎男の市川氏は、曲に合わせてひたすら踊りまくり、見ている側も思わず笑ってしまう。
男性ボーカルがいったんステージを去ると、市川氏が難解な詩の朗読を展開する曲に。
「この曲を聞き続けるのは厳しいと思うので、ブレイクタイムを途中に設けているんですが、今日はブレイクタイムを利用して、2年で中退したものの4年間通った大学のサークルの後輩の卒業ビデオのメッセージを撮りたいと思います!」
と急展開を見せ、
「卒業おめでとう!君たちもいずれこうなります!」
という、この映像を見た人はどう思うのかが心配でならない。詩の内容もゴリラがどうやらみたいな感じだし。
しかしながらそんな飛び道具がありながらも演奏は上手いうえに曲もなかなか他にいない感じで面白い。ついつい終わったあとに男性ボーカルの方からデモCDを買ってしまった。
・The東京シュガーキャッツ
トリは紅一点ギター&ボーカルのThe東京シュガーキャッツ。
キーボードを含めた5人組バンドなのだが、女性ボーカルの方は椎名林檎が好きなんだろうなぁという感じをすごく感じる。
「出番が9時半くらいからなのに、リハが昼の2時からだったから、空き時間にスカイツリーに行ってきた」
という小ネタを挟みながらポップなギターロックを展開。さすがに時間が遅くなりつつあったので、見ている人はほとんど出演者になってしまっていた。
でも、女性ボーカルがイメージ強すぎる故、どうしても女性ボーカル+バックバンドみたいな感じに見えてしまった。
終演後、Schloderのメンバー(主にギターのよねざわさん)の方々と物販でお話させてもらう。いろいろメンバーのこととかで葛藤もあった感じもしたが、「絶対このバンドは続ける」という力強い言葉が聞けてよかった。年内にはもしかしたらCDが出せるかもしれないと言っていたし、そうしたらまた関東にライブしに来てほしい。そしたらまた絶対見に行くので。
http://youtu.be/slNozyZ5RC8
dancing d.c. part2 / Schloder
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