a flood of circle Tour I'M FREE "AFOCの47都道府県制覇!形ないものを爆破しにいくツアー/迷わず行けよ編" @赤坂BLITZ 1/19
- 2014/01/21
- 19:20
去年アルバム「I'M FREE」をリリースし、10月からリリースツアーである47都道府県ツアーを敢行中のa flood of circle。その長いツアーの折り返しであり、対バンツアーのファイナルとなるのが、この赤坂BLITZ。
ここまでの対バンツアーはゲスト1組との2マンだったが、この日は対バンファイナルということで、UNISON SQUARE GARDENとギターウルフという、同世代の同志と、尊敬する先輩の3組が出演。関東ではすでに何箇所もツアーを行っているが、その中でも最大規模のBLITZをソールドアウトさせたのは、対バンの力もあるが、このバンドの支持が着実に拡大しているということだと思う。
・UNISON SQUARE GARDEN
18時過ぎ、いつものイズミカワソラのSEで登場したのは、フラッドの同世代バンドであるUNISON SQUARE GARDEN。ベース田淵が客席を見渡すと、「セレナーデが聴こえない」でスタートすると、「リニアブルーを聴きながら」「シャンデリア・ワルツ」と、ここ最近の定番曲を続ける。1組目であるが、すでにアウェー感は全くと言っていいほどにないくらいの盛り上がりを見せる。
「僕らはa flood of circleとはもう7~8年の付き合いになるんですけど、僕が彼らを本物だな、って思ったのは、何年か前に海の家のライブハウスで対バンしたときに、冷房もなくて熱気がすごいこもるところなのに佐々木君は頑なに革ジャンを脱ごうとしなかったところ(笑)」
という斎藤のMCで笑わせると、そこからは「箱庭ロック・ショー」、そしてあとでフラッドの亮介がこのバンドの曲で1番衝撃的だったと語った「フルカラープログラム」という初期曲が続くあたりはファンには嬉しいところ。もしかしたらこの選曲はそういうフラッド側からのリクエストに応えた部分もあるのかもしれないけど。
そしてラストは最新シングル「桜のあと (all quartet lead to the?)」から、メジャー1stアルバムの「サンポサキマイライフ」であっという間に終了。
自分がこの赤坂BLITZに初めて来たのは、このUNISON SQUARE GARDENの1stフルアルバムのリリースツアーファイナルの時だった。最後の「サンポサキマイライフ」はその時のことを思い出さずにはいられないし、その直後のフラッドの「Buffalo Soul」リリースツアーファイナルの代官山UNITの対バン相手もユニゾンだった。またこうして両者の対バンを見れて嬉しいし、非常に感慨深いものがあった。
1.セレナーデが聴こえない
2.リニアブルーを聴きながら
3.シャンデリア・ワルツ
4.箱庭ロック・ショー
5.フルカラープログラム
6.桜のあと (all quartet lead to the?)
7.サンポサキマイライフ
http://youtu.be/aOlzoOYtfG0
桜のあと (all quartet lead to the?)
・ギターウルフ
続いてはフラッドの亮介が心からリスペクトを寄せる先輩、ギターウルフ。バンドのロゴが背面に掲げられ、メンバーが登場すると、セイジのギターがステージ上に見当たらず、スタッフが慌てて取りに行くという珍しいハプニングに見舞われる。
音出しをしてから打ち込みのイントロ的な音が流れ、そこからは鼓膜にガンガン響くくらいの爆音ロックンロールを展開。音が止まることなくひたすらに爆音を叩きつけていく。
途中でドラムのトオルが革ジャンを脱ぎ、ベースのUGがサングラスを吹っ飛ばすというアグレッシブなパフォーマンスを見せるが、やはり初見の人が多かったためか、アウェーな感じは否めず。しかし、25年以上に渡ってブレることなくロックンロールをし続ける男たちの生き様を見せつけるような30分間を終えると、耳に爆音が残るなか、熱い拍手が巻き起こった。
http://youtu.be/55v2Rl3k7Rc
オールナイトでぶっとばせ!! / ギターウルフ
・a flood of circle
そしていよいよa flood of circle。いつものSEでメンバーが登場すると、いきなり、今日出てくれた2組へ捧げるかのような最新作からの「ロックンロールバンド」でスタート。さらに「God Speed You Baby」と新作の曲を続けて暴れさせると、一転してここ最近ではあまり演奏されない「フェルディナン・グリフォン・サーカス」。これは収録されたアルバム「ZOOMANITY」のツアーファイナルがこの赤坂BLITZだったからこその選曲だったのだろうか。
もはや恒例のレッド・ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」も演奏し、亮介が下北沢でよくライブをやってた頃にユニゾンの「フルカラープログラム」を聞いて衝撃を受けたことや、ギターウルフの最新アルバム「野獣バイブレーター」のリリースツアーのチケットを普通に買って見に行き、終わったあとに対バンを直談判したことを話す。
すると、再び新作からタイトル曲「I'M FREE」、ドラムの渡邉に向けて作った「Diamond Rocks」を演奏。このあたりもすでに定番となりつつある曲たちである。
今度はツアーについてのMCをし、ベースのHISAYOに、「全都道府県ツアーをやるとバンドの仲が悪くなると聞きますよね」と振ると、HISAYOが「本当にねぇ…どんどん仲良くなってきてるからね(笑)ツアー終わる4月にはどうなってるんだろう(笑)」と言っていたが、演奏の噛み合い具合を見ていても非常にバンドがいい状態なのはよくわかる。
そこからは後半戦ということで、「Blood Red Shoes」から、合唱を促す「シーガル」でモッシュ、ダイブは当たり前状態の盛り上がりを見せると、「Dancing Zombiez」の曲終わりでは亮介も客席にダイブ。さらにメンバー紹介も挟んだ「プシケ」と続ける。
「姐さん(HISAYO)が入って3年くらいになるんですけど、不思議なもんで、昔はバンドでやろうと思わなかった曲が、今このメンバーならバンドでやれるんじゃないか、っていう曲もあって…次にやるのもそういう曲です」
と、かつて亮介の弾き語りライブではよく披露されていた「月面のプール」をバンドで演奏。そしてあっという間のラストは「理由なき反抗 (The Rebel Age)」で「シャララララ」の大合唱を巻き起こす。
やや長い転換のあとに上半身裸になった渡邉を筆頭にメンバーが登場。
「久しぶりにCD出します!4月に両A面シングルを出すんですけど、そのうちの1曲を今からやります。で、今日は撮影が入ってるんだけど、ということは…」
と言うほど全然久しぶりな感じはしないシングルの告知と、おそらくこのライブの様子がPVになることを予告して新曲「KIDS」を演奏。撮影が入るのを予告したからもあるが、新曲とは思えない盛り上がりを見せた、即効性の強いダンスナンバーで、歌詞に「夏」「砂浜」という単語が入ってるだけに、夏フェスの野外ステージで演奏するのが似合いそうな曲。
さらに
「ここからはアンコールじゃなくて打ち上げ」
と言い、亮介とHISAYOが缶ビールを持ち、亮介が缶ビールを開けた音から始まる「Beer! Beer! Beer!」、そしてラストは「見る前に跳べ」で大円団。
「ユニゾンとギターウルフが最高のライブをしただけにハードルが上がっている」
と亮介は言っていたが、そのハードルをあっさり飛び越えるような圧巻のライブだった。終わってみれば新作の曲はそこまで多くは演奏されなかったが、それはこれからのワンマンツアーでのお楽しみということなのだろうか。東京は4月。ついに日比谷野音でワンマンを行う。
1.ロックンロールバンド
2.God Speed You Baby
3.フェルディナン・グリフォン・サーカス
4.胸いっぱいの愛を
5.I'M FREE
6.Diamond Rocks
7.Blood Red Shoes
8.シーガル
9.Dancing Zombiez
10.プシケ
11.月面のプール
12.理由なき反抗 (The Rebel Age)
encore
13.KIDS (新曲)
14.Beer! Beer! Beer!
15.見る前に跳べ
http://youtu.be/gFQxoqEBckA
ロックンロールバンド / a flood of circle
ここまでの対バンツアーはゲスト1組との2マンだったが、この日は対バンファイナルということで、UNISON SQUARE GARDENとギターウルフという、同世代の同志と、尊敬する先輩の3組が出演。関東ではすでに何箇所もツアーを行っているが、その中でも最大規模のBLITZをソールドアウトさせたのは、対バンの力もあるが、このバンドの支持が着実に拡大しているということだと思う。
・UNISON SQUARE GARDEN
18時過ぎ、いつものイズミカワソラのSEで登場したのは、フラッドの同世代バンドであるUNISON SQUARE GARDEN。ベース田淵が客席を見渡すと、「セレナーデが聴こえない」でスタートすると、「リニアブルーを聴きながら」「シャンデリア・ワルツ」と、ここ最近の定番曲を続ける。1組目であるが、すでにアウェー感は全くと言っていいほどにないくらいの盛り上がりを見せる。
「僕らはa flood of circleとはもう7~8年の付き合いになるんですけど、僕が彼らを本物だな、って思ったのは、何年か前に海の家のライブハウスで対バンしたときに、冷房もなくて熱気がすごいこもるところなのに佐々木君は頑なに革ジャンを脱ごうとしなかったところ(笑)」
という斎藤のMCで笑わせると、そこからは「箱庭ロック・ショー」、そしてあとでフラッドの亮介がこのバンドの曲で1番衝撃的だったと語った「フルカラープログラム」という初期曲が続くあたりはファンには嬉しいところ。もしかしたらこの選曲はそういうフラッド側からのリクエストに応えた部分もあるのかもしれないけど。
そしてラストは最新シングル「桜のあと (all quartet lead to the?)」から、メジャー1stアルバムの「サンポサキマイライフ」であっという間に終了。
自分がこの赤坂BLITZに初めて来たのは、このUNISON SQUARE GARDENの1stフルアルバムのリリースツアーファイナルの時だった。最後の「サンポサキマイライフ」はその時のことを思い出さずにはいられないし、その直後のフラッドの「Buffalo Soul」リリースツアーファイナルの代官山UNITの対バン相手もユニゾンだった。またこうして両者の対バンを見れて嬉しいし、非常に感慨深いものがあった。
1.セレナーデが聴こえない
2.リニアブルーを聴きながら
3.シャンデリア・ワルツ
4.箱庭ロック・ショー
5.フルカラープログラム
6.桜のあと (all quartet lead to the?)
7.サンポサキマイライフ
http://youtu.be/aOlzoOYtfG0
桜のあと (all quartet lead to the?)
・ギターウルフ
続いてはフラッドの亮介が心からリスペクトを寄せる先輩、ギターウルフ。バンドのロゴが背面に掲げられ、メンバーが登場すると、セイジのギターがステージ上に見当たらず、スタッフが慌てて取りに行くという珍しいハプニングに見舞われる。
音出しをしてから打ち込みのイントロ的な音が流れ、そこからは鼓膜にガンガン響くくらいの爆音ロックンロールを展開。音が止まることなくひたすらに爆音を叩きつけていく。
途中でドラムのトオルが革ジャンを脱ぎ、ベースのUGがサングラスを吹っ飛ばすというアグレッシブなパフォーマンスを見せるが、やはり初見の人が多かったためか、アウェーな感じは否めず。しかし、25年以上に渡ってブレることなくロックンロールをし続ける男たちの生き様を見せつけるような30分間を終えると、耳に爆音が残るなか、熱い拍手が巻き起こった。
http://youtu.be/55v2Rl3k7Rc
オールナイトでぶっとばせ!! / ギターウルフ
・a flood of circle
そしていよいよa flood of circle。いつものSEでメンバーが登場すると、いきなり、今日出てくれた2組へ捧げるかのような最新作からの「ロックンロールバンド」でスタート。さらに「God Speed You Baby」と新作の曲を続けて暴れさせると、一転してここ最近ではあまり演奏されない「フェルディナン・グリフォン・サーカス」。これは収録されたアルバム「ZOOMANITY」のツアーファイナルがこの赤坂BLITZだったからこその選曲だったのだろうか。
もはや恒例のレッド・ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」も演奏し、亮介が下北沢でよくライブをやってた頃にユニゾンの「フルカラープログラム」を聞いて衝撃を受けたことや、ギターウルフの最新アルバム「野獣バイブレーター」のリリースツアーのチケットを普通に買って見に行き、終わったあとに対バンを直談判したことを話す。
すると、再び新作からタイトル曲「I'M FREE」、ドラムの渡邉に向けて作った「Diamond Rocks」を演奏。このあたりもすでに定番となりつつある曲たちである。
今度はツアーについてのMCをし、ベースのHISAYOに、「全都道府県ツアーをやるとバンドの仲が悪くなると聞きますよね」と振ると、HISAYOが「本当にねぇ…どんどん仲良くなってきてるからね(笑)ツアー終わる4月にはどうなってるんだろう(笑)」と言っていたが、演奏の噛み合い具合を見ていても非常にバンドがいい状態なのはよくわかる。
そこからは後半戦ということで、「Blood Red Shoes」から、合唱を促す「シーガル」でモッシュ、ダイブは当たり前状態の盛り上がりを見せると、「Dancing Zombiez」の曲終わりでは亮介も客席にダイブ。さらにメンバー紹介も挟んだ「プシケ」と続ける。
「姐さん(HISAYO)が入って3年くらいになるんですけど、不思議なもんで、昔はバンドでやろうと思わなかった曲が、今このメンバーならバンドでやれるんじゃないか、っていう曲もあって…次にやるのもそういう曲です」
と、かつて亮介の弾き語りライブではよく披露されていた「月面のプール」をバンドで演奏。そしてあっという間のラストは「理由なき反抗 (The Rebel Age)」で「シャララララ」の大合唱を巻き起こす。
やや長い転換のあとに上半身裸になった渡邉を筆頭にメンバーが登場。
「久しぶりにCD出します!4月に両A面シングルを出すんですけど、そのうちの1曲を今からやります。で、今日は撮影が入ってるんだけど、ということは…」
と言うほど全然久しぶりな感じはしないシングルの告知と、おそらくこのライブの様子がPVになることを予告して新曲「KIDS」を演奏。撮影が入るのを予告したからもあるが、新曲とは思えない盛り上がりを見せた、即効性の強いダンスナンバーで、歌詞に「夏」「砂浜」という単語が入ってるだけに、夏フェスの野外ステージで演奏するのが似合いそうな曲。
さらに
「ここからはアンコールじゃなくて打ち上げ」
と言い、亮介とHISAYOが缶ビールを持ち、亮介が缶ビールを開けた音から始まる「Beer! Beer! Beer!」、そしてラストは「見る前に跳べ」で大円団。
「ユニゾンとギターウルフが最高のライブをしただけにハードルが上がっている」
と亮介は言っていたが、そのハードルをあっさり飛び越えるような圧巻のライブだった。終わってみれば新作の曲はそこまで多くは演奏されなかったが、それはこれからのワンマンツアーでのお楽しみということなのだろうか。東京は4月。ついに日比谷野音でワンマンを行う。
1.ロックンロールバンド
2.God Speed You Baby
3.フェルディナン・グリフォン・サーカス
4.胸いっぱいの愛を
5.I'M FREE
6.Diamond Rocks
7.Blood Red Shoes
8.シーガル
9.Dancing Zombiez
10.プシケ
11.月面のプール
12.理由なき反抗 (The Rebel Age)
encore
13.KIDS (新曲)
14.Beer! Beer! Beer!
15.見る前に跳べ
http://youtu.be/gFQxoqEBckA
ロックンロールバンド / a flood of circle
サカナクション SAKANAQUARIUM 2014 SAKANATRIBE @Zepp Tokyo 1/23 ホーム
EX THEATER OPENING SERIES 2014 NEW YEAR PREMIUM "GO LIVE VOL.1" 出演:RHYMESTER / Base Ball Bear @EX THEATER ROPPONGI 1/16