[Alexandros] We Don't Learn Anything Tour 2013-2014 @Zepp Tokyo 5/9
- 2014/05/10
- 00:32
初の日本武道館ワンマンでの衝撃的な改名により、[Champagne]は[Alexandros]になった。昨年のアルバム「Me No Do Karate.」リリース後(そのあとにシングル「Run Away」も出たが)から始まった長いツアーだが、同じツアーの中で名前が変わったバンドというのは今まで他にいるのだろうか。
今日の会場は昨年11月にもこのツアーでライブを行っているZepp Tokyo。武道館や先日のVIVA LA ROCK見てると、ライブハウスで観れるのはもはや貴重なものになるのかもしれない。
結論から言うと、「Me No Do Karate.」のお披露目的な場であったツアー前半、「Run Away / Oblivion」という新たなアンセムを携えた武道館までに比べると、過去のアルバムから満遍なく演奏された選曲だった。
しかし、白井のギターの音に最も顕著だったが、音の鳴り方が武道館までとは明らかに変わり、「Rocknrolla!」でのイントロなど、過去曲は新たなアレンジで演奏された曲がほとんどだった。なので、総括的な選曲ではあるが、振り返りというよりは、「この先」を感じさせるようなライブであった。
そして「この先」の最新系と言えるのが、「Droshky!」「Adventure」という来月リリースされるシングル収録曲。すでにライブではおなじみの曲となっている獰猛な「Droshky!」と、素直に名曲だと思える美しいメロディの「Adventure」。これまでにも獰猛な曲と美しいメロディの曲を作ってきたバンドであるが、この2曲が同じCDに入るのは、このどちらもがバンドの王道だという表明なのではないだろうか。
また、「Kids」の途中でブツブツとしたノイズが聴こえると、曲終わりでベースの磯部が、アンプが故障してしまったことを告げて一時中断するという場面があったのだが、その時にボーカルの川上がピックを客席にばら撒き、さらに白井がボーカルでBlankey Jet City「ガソリンの揺れ方」のカバーを披露した。
他にもオアシス「Wonderwall」「Champagne Supernova」レッチリ「Give It Away」という海外バンドの曲もカバーし、アンコールのラストはプライマル・スクリーム「Accelerator」のカバー。カバー自体は前からライブではよくやっていたが、現在バンドがスペースシャワーTVのレギュラー番組で取り組んでいるカバー企画はこの日のような不測の事態が起こった時の反射神経の良さにつながっていると思う。
川上による「この世で1番好きな音は歓声」という名言MCも飛び出したが、武道館も制し、フェスでは万単位の観客の前でライブをするという、ある意味登りつめたといえるようなこの状況でも、まだまだ上までいけるんじゃないか、と思わせてくれるこのバンドの存在は本当に頼もしい。いつか、グラストンベリーのメインステージで。
1.Burger Queen
2.Run Away
3.Stimulator
4.Rocknrolla!
5.Kill Me If You Can
6.Yeah Yeah Yeah
7.cat2
8.Kick & Spin
9.涙がこぼれそう
10.Wonderwall ~ Travel
11.Kids
12.ガソリンの揺れ方
13.Forever Young
14.Give It Away ~ Wanna Get Out
15.Dear Enemies
16.言え
17.Droshky! (新曲)
18.Oblivion
19.You're So Sweet & I Love You
20.Starrrrrrr
21.city
encore
22.Supercalifragilisticexpialidocious
23.Waitress,Waitress!
24.Adventure (新曲)
25.Accelerator
今日の会場は昨年11月にもこのツアーでライブを行っているZepp Tokyo。武道館や先日のVIVA LA ROCK見てると、ライブハウスで観れるのはもはや貴重なものになるのかもしれない。
結論から言うと、「Me No Do Karate.」のお披露目的な場であったツアー前半、「Run Away / Oblivion」という新たなアンセムを携えた武道館までに比べると、過去のアルバムから満遍なく演奏された選曲だった。
しかし、白井のギターの音に最も顕著だったが、音の鳴り方が武道館までとは明らかに変わり、「Rocknrolla!」でのイントロなど、過去曲は新たなアレンジで演奏された曲がほとんどだった。なので、総括的な選曲ではあるが、振り返りというよりは、「この先」を感じさせるようなライブであった。
そして「この先」の最新系と言えるのが、「Droshky!」「Adventure」という来月リリースされるシングル収録曲。すでにライブではおなじみの曲となっている獰猛な「Droshky!」と、素直に名曲だと思える美しいメロディの「Adventure」。これまでにも獰猛な曲と美しいメロディの曲を作ってきたバンドであるが、この2曲が同じCDに入るのは、このどちらもがバンドの王道だという表明なのではないだろうか。
また、「Kids」の途中でブツブツとしたノイズが聴こえると、曲終わりでベースの磯部が、アンプが故障してしまったことを告げて一時中断するという場面があったのだが、その時にボーカルの川上がピックを客席にばら撒き、さらに白井がボーカルでBlankey Jet City「ガソリンの揺れ方」のカバーを披露した。
他にもオアシス「Wonderwall」「Champagne Supernova」レッチリ「Give It Away」という海外バンドの曲もカバーし、アンコールのラストはプライマル・スクリーム「Accelerator」のカバー。カバー自体は前からライブではよくやっていたが、現在バンドがスペースシャワーTVのレギュラー番組で取り組んでいるカバー企画はこの日のような不測の事態が起こった時の反射神経の良さにつながっていると思う。
川上による「この世で1番好きな音は歓声」という名言MCも飛び出したが、武道館も制し、フェスでは万単位の観客の前でライブをするという、ある意味登りつめたといえるようなこの状況でも、まだまだ上までいけるんじゃないか、と思わせてくれるこのバンドの存在は本当に頼もしい。いつか、グラストンベリーのメインステージで。
1.Burger Queen
2.Run Away
3.Stimulator
4.Rocknrolla!
5.Kill Me If You Can
6.Yeah Yeah Yeah
7.cat2
8.Kick & Spin
9.涙がこぼれそう
10.Wonderwall ~ Travel
11.Kids
12.ガソリンの揺れ方
13.Forever Young
14.Give It Away ~ Wanna Get Out
15.Dear Enemies
16.言え
17.Droshky! (新曲)
18.Oblivion
19.You're So Sweet & I Love You
20.Starrrrrrr
21.city
encore
22.Supercalifragilisticexpialidocious
23.Waitress,Waitress!
24.Adventure (新曲)
25.Accelerator
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