TOWER RECORDS presents Bowline 2014 curated by SiM & TOWER RECORDS @新木場STUDIO COAST 4/19
- 2014/04/19
- 22:12
タワレコが毎回1組のアーティストをキュレーターに指名し、そのアーティストとタワレコによって出演者を決めていくという新しいイベント、Bowline。第一回のMAN WITH A MISSIONに続き、今回のキュレーターはSiM。
出演者はSiMの他に
キュウソネコカミ
BiS
MAMBA69
ACIDMAN
サンボマスター
DJ TAKAKI
SKINDRED
というジャンルもスタイルもバラバラなアーティストが集った超異種格闘技戦。
場外に物販と飲食ブースが出店し、中にも東北ライブハウス大作戦や幡ヶ谷再生大学などのブースが並んでいる。
・キュウソネコカミ
14時、会場が暗転すると、布袋寅泰の「スリル」のSEで、トップバッターのキュウソネコカミが登場。ヤマサキセイヤの、
「キュウソネコカミってバンド知ってるやつおるかー!結構いるやないけー!」
という雄叫びとともに、最初は新曲の「ビビった」。現在の音楽シーンの話題やら何やらにひたすら毒を吐きまくる歌詞がインパクト強い。
「ルーツがないって言われても 昔のバンドを知らない」
という、ちょっと前にネット上で起こったバンドのルーツ論争も歌詞にしている。
先日メジャー進出を発表したことにより、「ウィーアーインディーズバンド!!」は「ウィーワーインディーズバンド!!」と過去形に変わり、代表曲の連発で最初は前のほうだけだった熱狂ぶりがどんどん全体に広がって行く。
「DQNなりたい、40代で死にたい」ではSiMより先にウォールオブデスを発生させ、セイヤが客席にダイブし、靴をなくしてしまうというアクシデントも発生。さらに新曲「KMDT25」ではサークルという名の盆踊りまで巻き起こし、ラストの「お願いシェンロン」ではかめはめ波や元気玉とともにセイヤが再びダイブ。曲終わりではメンバー全員がステージから降り、人間やぐらを組んで、中島みゆきの「糸」が流れる中、客席から退場。完全に初見の人も巻き込んだ、トップバッターにふさわしいパフォーマンス。
1.ビビった (新曲)
2.ウィーアーインディーズバンド!!
3.良いDJ
4.ファントムバイブレーション
5.DQNなりたい、40代で死にたい
6.KMDT25 (新曲)
7.お願いシェンロン
・BiS
自分はアイドルには非常に疎い、というかほとんど聴いたことがない中、ヒダカトオルや難波章浩、AA=のTAKESHIが曲を提供しているということで存在は知っているBiS。前にSWEET LOVE SHOWERでもチラッと見た。
7割方はアウェーという状況だったが、残り3割くらいの熱狂的なファンの方々の盛り上がりは半端ではなく、いきなりダイブしまくり、なんか衣装を着た人もダイブしてるなーと思ったらメンバーがダイブしていた。
そういう客席のほうばかり見ていたので、曲は全然頭に入ってこず。曲提供者がそういう人達なので、やはりロック、というかパンクな曲が多かったが。
そして前にニュースでもチラッと見たが、7月の横浜アリーナで解散するらしい。なんで解散するのかは全く知らないけど、多分見るのは最初で最後だろうな。
1.パプリカ
2.IDOL
3.BiSimulation
4.My Ixxx
5.FINAL DANCE (新曲)
6.レリビ
・NAMBA69
復興ライブイベントなどに結構参加しているので最近かなり見る機会が増えている、難波章浩率いるNAMBA69。
「MY WAY」から爆音パンクを鳴らしまくり、客席からの「おめでとー!」という声に、
「いやー、まさか俺も3人の子供の親になるとは思わなかったよ」
と返し、ラウドなのだが、空気は非常に温かい。
「NANBA69、ついにデビューアルバムが出ます!でもアルバムの前にまずはシングルってことで、まぁありきたりだけど6月9日、ロックの日、そして俺の誕生日にシングルを出します。
タイトルは「Melodic Punk Is Not Dead」。ストレートでしょ?これからはもう俺はストレートで行くから。だから難波わけわかんないとか言わないでね(笑)」
と、新作の告知をして新曲も演奏。これが本当にストレートなパンク曲で、ハイスタ辞めた当初は新しい音楽を探してる感じだったが、近年、特にNAMBA69になってからの難波さんは、完全に芯が固まっているというか、「やっぱりパンクだ!」という意思を感じる。
最後は「未来へ ~It's your future~」を演奏し、思いっきり客席にダイブ。「STAY GOLD」をやらなかったのを忘れてしまっていたくらいにカッコ良かった。
1.MY WAY
2.WAKE UP!!!
3.FIGHT IT OUT
4.Intro (新曲)
5.True Romance (新曲)
6.ETERNAL GOLD
7.未来へ ~It's your future~
・ACIDMAN
武道館ワンマン以来のACIDMAN。いつものように「最後の国」のSEで登場すると、「±0」からスタート。続く「ストロマトライト」で、久しぶりにイベントでACIDMANを見ていることに気づく。
「アルケミスト」は壮大なバラードなのだが、激しいアクトが続いた流れの中でもこういう曲で自分達の世界に染め上げられるのは本当にすごい。
大木の哲学的なMCからの最新シングル「EVERLIGHT」はまさに光が降り注ぐかのような、バンドの新しい名曲。続く「ある証明」でさらにエモーショナルに加速し、アウトロで一悟がドラム連打すると、そのまま「飛光」へ突入。大木の声は全くブレることはなく、佐藤は途中でもはやベースを弾かずに客席を煽りまくり。ファン層もあるが、このバンドのライブでここまでダイバーが続出するのはいったいいつ以来だろうかと思うくらいだった。
久しぶりに見てもあまりにも圧倒的なライブ。ファン投票でセトリ決めるワンマンやるらしいから、是非行っておきたいところだ。
1.±0
2.ストロマトライト
3.アルケミスト
4.EVERLIGHT
5.ある証明
6.飛光
・サンボマスター
「新木場やれんのかこの野郎!」
と山口が叫んで登場したサンボマスター。「世界をかえさせておくれよ」から、鉄板の代表曲をひたすら連発していくのだが、今日ってサンボマスターのワンマンだっけ?って思ってしまうくらいにアウェー感0の凄まじい熱狂ぶり。
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の前には、
「次はあの曲をやるんでね。もうタワレコの人からもあの曲をやれという空気をひしひしと感じましたので(笑)
なのでみなさん、ギターが鳴ってドラムが鳴ってベースが鳴ったら胸いっぱい。これで行きたいと思います!(笑)」
と言ってから演奏し、ラストは
「俺は今日難波さんのライブ見て本当にドキドキして今こうしてライブをやってるんだ。でも今君たちを前にして同じようにドキドキしてる。だから君たちも俺たちも難波さんもできるって思わねえか。ロックンロールはできるって思わねえか!」
と「できっこないを やらなくちゃ」で終了。キュレーターのSiMとは何もかも違うように感じるが、ライブの親和性は抜群だった。またなんか一緒にやったり、お互いのイベントに出たりしてもいいんじゃないかと思う。
1.世界をかえさせておくれよ
2.ミラクルをキミとおこしたいんです
3.光のロック
4.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
5.できっこないを やらなくちゃ
・SKINDRED
DJ TAKAKIがひたすらバッキバキなDJを終えると、トリ前には現在絶賛来日ツアー中のSKINDREDが登場。
ボーカルのベンジーは何故かアーミー調の服装で登場し、DJも含めた5人編成で、SiMが多大な影響を受けたのも納得な、レゲエとパンクによる闘争の音楽を鳴らす。
海外勢がこういうイベントに出ると、その時だけ客席がスカスカになるんじゃないかという懸念が浮上してしょうがないのだが、それは全くの杞憂に終わり、満員の観客がありったけの熱量で受け入れていた。
やっぱり外人はリズムが全く違うなーと思うほどの重いリズムがバンドを支え、ベンジーはどこまでも自由に観客とコミュニケーションを取りながら、デスボイスも駆使し、圧倒的なカリスマ性を見せつける。客を全員座らせたり、Tシャツ脱がして回させたりしたので、客席では上半身裸の男達が暴れているというカオスっぷり。
日本を本当に愛しているようで、何度も
「トーキョー!」
と叫んだり、まさかの「NINJA」というタイトルの曲があったり。きっとまた日本に来てくれるだろうから、サマソニとかに出ることがあるんなら是非また見てみたい。
・SiM
そしてトリのSiM。「Get Up,Get Up」から始まると、いつものようにSHOW-HATE(ギター)とSIN(ベース)がハンマーを振り下ろすように弾いたり、踊りまくりながら弾いたりと、ただでさえ激しくて楽しい上にステージ上を見ているだけでも楽しい。
「前回のBowlineがラウド勢全員集合みたいな感じだったんで、今回は年代も性別も国籍すらも超えた異種格闘技戦にしたいなって思って」
とMAH(ボーカル)が言った通り、ほとんど共通点がないようなアーティストがこれまでライブを行ってきたが、そのアーティスト達の繋いできたバトンをすべて自らの力に変えるような圧倒的なパフォーマンスを見せつける。
MAHが思いっきり客席にダイブするなどもあり、代表曲連発であっという間に本編が終わってしまうと、すぐさまアンコールに登場。
「Bowline、次もやりますよね?なんか今回で終わっちゃったら、俺たちが終わらせちゃったみたいになるから(笑)
次もきっと、誰かが誰かのBowlineをやってくれるでしょう」
とMAHが言うと、カバー曲から「KiLLiNG ME」、そして、
「キュウソネコカミ、メジャーデビューおめでとうございます!でも調子に乗らせるといけないので、本家の…って言っても俺たちが始めたわけじゃないけど、ウォールオブデス行けるか!」
と、「f.a.i.t.h」でウォールオブデスを起こす。しかし1回目は将棋倒しになってしまい、もう1回。結局この日はキュウソネコカミも含めて3回もウォールオブデスをすることに。
激しいバンドばかりだったからかなり疲れたけど、その分めちゃくちゃ楽しかった。
1.Get Up,Get Up
2.WHO'S NEXT
3.Blah Blah Blah
4.Amy
5.Same Sky
6.JACK.B
encore
7.カバー曲
8.KiLLiNG ME
9.f.a.i.t.h
MAHが言ったように、前回のBowlineはラウド、パンク勢大集合だったが、今回は異種格闘技戦。一つのものを掘ることもできるし、色んな音楽に触れることもできる。次回は誰がどんなメンツを揃えるのだろうか。このイベントは続いていけばさらに面白くなりそうだ。
でも異種格闘技戦だと普段から好きで聴いてるバンドも見れる上に新しい音楽と出会えるし、これだけ音楽聴いてても、まだまだ音楽好きになれるって思える。
出演者はSiMの他に
キュウソネコカミ
BiS
MAMBA69
ACIDMAN
サンボマスター
DJ TAKAKI
SKINDRED
というジャンルもスタイルもバラバラなアーティストが集った超異種格闘技戦。
場外に物販と飲食ブースが出店し、中にも東北ライブハウス大作戦や幡ヶ谷再生大学などのブースが並んでいる。
・キュウソネコカミ
14時、会場が暗転すると、布袋寅泰の「スリル」のSEで、トップバッターのキュウソネコカミが登場。ヤマサキセイヤの、
「キュウソネコカミってバンド知ってるやつおるかー!結構いるやないけー!」
という雄叫びとともに、最初は新曲の「ビビった」。現在の音楽シーンの話題やら何やらにひたすら毒を吐きまくる歌詞がインパクト強い。
「ルーツがないって言われても 昔のバンドを知らない」
という、ちょっと前にネット上で起こったバンドのルーツ論争も歌詞にしている。
先日メジャー進出を発表したことにより、「ウィーアーインディーズバンド!!」は「ウィーワーインディーズバンド!!」と過去形に変わり、代表曲の連発で最初は前のほうだけだった熱狂ぶりがどんどん全体に広がって行く。
「DQNなりたい、40代で死にたい」ではSiMより先にウォールオブデスを発生させ、セイヤが客席にダイブし、靴をなくしてしまうというアクシデントも発生。さらに新曲「KMDT25」ではサークルという名の盆踊りまで巻き起こし、ラストの「お願いシェンロン」ではかめはめ波や元気玉とともにセイヤが再びダイブ。曲終わりではメンバー全員がステージから降り、人間やぐらを組んで、中島みゆきの「糸」が流れる中、客席から退場。完全に初見の人も巻き込んだ、トップバッターにふさわしいパフォーマンス。
1.ビビった (新曲)
2.ウィーアーインディーズバンド!!
3.良いDJ
4.ファントムバイブレーション
5.DQNなりたい、40代で死にたい
6.KMDT25 (新曲)
7.お願いシェンロン
・BiS
自分はアイドルには非常に疎い、というかほとんど聴いたことがない中、ヒダカトオルや難波章浩、AA=のTAKESHIが曲を提供しているということで存在は知っているBiS。前にSWEET LOVE SHOWERでもチラッと見た。
7割方はアウェーという状況だったが、残り3割くらいの熱狂的なファンの方々の盛り上がりは半端ではなく、いきなりダイブしまくり、なんか衣装を着た人もダイブしてるなーと思ったらメンバーがダイブしていた。
そういう客席のほうばかり見ていたので、曲は全然頭に入ってこず。曲提供者がそういう人達なので、やはりロック、というかパンクな曲が多かったが。
そして前にニュースでもチラッと見たが、7月の横浜アリーナで解散するらしい。なんで解散するのかは全く知らないけど、多分見るのは最初で最後だろうな。
1.パプリカ
2.IDOL
3.BiSimulation
4.My Ixxx
5.FINAL DANCE (新曲)
6.レリビ
・NAMBA69
復興ライブイベントなどに結構参加しているので最近かなり見る機会が増えている、難波章浩率いるNAMBA69。
「MY WAY」から爆音パンクを鳴らしまくり、客席からの「おめでとー!」という声に、
「いやー、まさか俺も3人の子供の親になるとは思わなかったよ」
と返し、ラウドなのだが、空気は非常に温かい。
「NANBA69、ついにデビューアルバムが出ます!でもアルバムの前にまずはシングルってことで、まぁありきたりだけど6月9日、ロックの日、そして俺の誕生日にシングルを出します。
タイトルは「Melodic Punk Is Not Dead」。ストレートでしょ?これからはもう俺はストレートで行くから。だから難波わけわかんないとか言わないでね(笑)」
と、新作の告知をして新曲も演奏。これが本当にストレートなパンク曲で、ハイスタ辞めた当初は新しい音楽を探してる感じだったが、近年、特にNAMBA69になってからの難波さんは、完全に芯が固まっているというか、「やっぱりパンクだ!」という意思を感じる。
最後は「未来へ ~It's your future~」を演奏し、思いっきり客席にダイブ。「STAY GOLD」をやらなかったのを忘れてしまっていたくらいにカッコ良かった。
1.MY WAY
2.WAKE UP!!!
3.FIGHT IT OUT
4.Intro (新曲)
5.True Romance (新曲)
6.ETERNAL GOLD
7.未来へ ~It's your future~
・ACIDMAN
武道館ワンマン以来のACIDMAN。いつものように「最後の国」のSEで登場すると、「±0」からスタート。続く「ストロマトライト」で、久しぶりにイベントでACIDMANを見ていることに気づく。
「アルケミスト」は壮大なバラードなのだが、激しいアクトが続いた流れの中でもこういう曲で自分達の世界に染め上げられるのは本当にすごい。
大木の哲学的なMCからの最新シングル「EVERLIGHT」はまさに光が降り注ぐかのような、バンドの新しい名曲。続く「ある証明」でさらにエモーショナルに加速し、アウトロで一悟がドラム連打すると、そのまま「飛光」へ突入。大木の声は全くブレることはなく、佐藤は途中でもはやベースを弾かずに客席を煽りまくり。ファン層もあるが、このバンドのライブでここまでダイバーが続出するのはいったいいつ以来だろうかと思うくらいだった。
久しぶりに見てもあまりにも圧倒的なライブ。ファン投票でセトリ決めるワンマンやるらしいから、是非行っておきたいところだ。
1.±0
2.ストロマトライト
3.アルケミスト
4.EVERLIGHT
5.ある証明
6.飛光
・サンボマスター
「新木場やれんのかこの野郎!」
と山口が叫んで登場したサンボマスター。「世界をかえさせておくれよ」から、鉄板の代表曲をひたすら連発していくのだが、今日ってサンボマスターのワンマンだっけ?って思ってしまうくらいにアウェー感0の凄まじい熱狂ぶり。
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の前には、
「次はあの曲をやるんでね。もうタワレコの人からもあの曲をやれという空気をひしひしと感じましたので(笑)
なのでみなさん、ギターが鳴ってドラムが鳴ってベースが鳴ったら胸いっぱい。これで行きたいと思います!(笑)」
と言ってから演奏し、ラストは
「俺は今日難波さんのライブ見て本当にドキドキして今こうしてライブをやってるんだ。でも今君たちを前にして同じようにドキドキしてる。だから君たちも俺たちも難波さんもできるって思わねえか。ロックンロールはできるって思わねえか!」
と「できっこないを やらなくちゃ」で終了。キュレーターのSiMとは何もかも違うように感じるが、ライブの親和性は抜群だった。またなんか一緒にやったり、お互いのイベントに出たりしてもいいんじゃないかと思う。
1.世界をかえさせておくれよ
2.ミラクルをキミとおこしたいんです
3.光のロック
4.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
5.できっこないを やらなくちゃ
・SKINDRED
DJ TAKAKIがひたすらバッキバキなDJを終えると、トリ前には現在絶賛来日ツアー中のSKINDREDが登場。
ボーカルのベンジーは何故かアーミー調の服装で登場し、DJも含めた5人編成で、SiMが多大な影響を受けたのも納得な、レゲエとパンクによる闘争の音楽を鳴らす。
海外勢がこういうイベントに出ると、その時だけ客席がスカスカになるんじゃないかという懸念が浮上してしょうがないのだが、それは全くの杞憂に終わり、満員の観客がありったけの熱量で受け入れていた。
やっぱり外人はリズムが全く違うなーと思うほどの重いリズムがバンドを支え、ベンジーはどこまでも自由に観客とコミュニケーションを取りながら、デスボイスも駆使し、圧倒的なカリスマ性を見せつける。客を全員座らせたり、Tシャツ脱がして回させたりしたので、客席では上半身裸の男達が暴れているというカオスっぷり。
日本を本当に愛しているようで、何度も
「トーキョー!」
と叫んだり、まさかの「NINJA」というタイトルの曲があったり。きっとまた日本に来てくれるだろうから、サマソニとかに出ることがあるんなら是非また見てみたい。
・SiM
そしてトリのSiM。「Get Up,Get Up」から始まると、いつものようにSHOW-HATE(ギター)とSIN(ベース)がハンマーを振り下ろすように弾いたり、踊りまくりながら弾いたりと、ただでさえ激しくて楽しい上にステージ上を見ているだけでも楽しい。
「前回のBowlineがラウド勢全員集合みたいな感じだったんで、今回は年代も性別も国籍すらも超えた異種格闘技戦にしたいなって思って」
とMAH(ボーカル)が言った通り、ほとんど共通点がないようなアーティストがこれまでライブを行ってきたが、そのアーティスト達の繋いできたバトンをすべて自らの力に変えるような圧倒的なパフォーマンスを見せつける。
MAHが思いっきり客席にダイブするなどもあり、代表曲連発であっという間に本編が終わってしまうと、すぐさまアンコールに登場。
「Bowline、次もやりますよね?なんか今回で終わっちゃったら、俺たちが終わらせちゃったみたいになるから(笑)
次もきっと、誰かが誰かのBowlineをやってくれるでしょう」
とMAHが言うと、カバー曲から「KiLLiNG ME」、そして、
「キュウソネコカミ、メジャーデビューおめでとうございます!でも調子に乗らせるといけないので、本家の…って言っても俺たちが始めたわけじゃないけど、ウォールオブデス行けるか!」
と、「f.a.i.t.h」でウォールオブデスを起こす。しかし1回目は将棋倒しになってしまい、もう1回。結局この日はキュウソネコカミも含めて3回もウォールオブデスをすることに。
激しいバンドばかりだったからかなり疲れたけど、その分めちゃくちゃ楽しかった。
1.Get Up,Get Up
2.WHO'S NEXT
3.Blah Blah Blah
4.Amy
5.Same Sky
6.JACK.B
encore
7.カバー曲
8.KiLLiNG ME
9.f.a.i.t.h
MAHが言ったように、前回のBowlineはラウド、パンク勢大集合だったが、今回は異種格闘技戦。一つのものを掘ることもできるし、色んな音楽に触れることもできる。次回は誰がどんなメンツを揃えるのだろうか。このイベントは続いていけばさらに面白くなりそうだ。
でも異種格闘技戦だと普段から好きで聴いてるバンドも見れる上に新しい音楽と出会えるし、これだけ音楽聴いてても、まだまだ音楽好きになれるって思える。
TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 2014 @東京国際フォーラム ホールA 4/21 ホーム
クリープハイプ 日本武道館 2days 「連日の武道館 正社員編 ~有給休暇の使い道、これが私の生きる道~」 @日本武道館 4/17