Czecho No Republic 男性限定ライブ ~野郎だらけのマツタケ大収穫祭~ @渋谷eggman 9/11
- 2016/09/11
- 20:55
今年早くもアルバム「DREAMS」をリリースするという凄まじく速いペースの活動を続ける、Czecho No Republic。その「DREAMS」のツアーの前哨戦的な形で開催されるのが、渋谷eggmanでの2days。内容は初日が女子限定、2日目が男性限定というもの。で、この日のライブは当然2日目の男性限定ライブ。
今やZeppクラスでライブをやるこのバンドにとってはeggmanは小さすぎる会場だが、前日の女子限定は即完したものの、この日はチケットが余っていたという状況は、オシャレな女子がメインというこのバンドの客層を物語っている。
17時というかなり早いスタート時間をちょっと過ぎた頃、場内が暗転すると、メンバーが順番に登場。砂川(ギター)と山崎(ドラム)は最前列の観客にハイタッチしながらというテンションの高さ。メンバーが揃うと「Amazing Parade」からスタートするのだが、観客のノリの凄まじさはとても今までのこのバンドのライブからは想像できないレベル。「オイ!オイ!」という煽りも普段のライブでは一切起きないが、この日は一部のゆったりした曲以外ではほとんど発生していた。
「DREAMS」のリード曲である「Dream Beach Sunset」では手を上に上げて左右に動かすフラミンゴダンスも行われるのだが、男性しかいないことによって、普段よりステージが見づらい(笑)普段は前の方にいるのは女性ばかりなので、後ろの方からでもステージ全体が余裕で見えるが、この日はドラムは後ろの方からはほとんど見えない。
しかしながら武井(ボーカル&ベース)が「歌ってくれ!」と言うと、「Forever Dreaming」ではメンバーの声が聞こえないくらいの大合唱が響き渡り、曲終わりで
「こんな熱気初めてなんだけど!もう一瞬で昨日の女子会超えたね!」
とメンバーも驚くほど。ちなみにこの日はメンバーは観客の男性のことを「マツタケ」と呼んでいる。
続く「Dreamer」では武井がキャップを被り、あたかもB-BOYのようにラップを展開し、透明感溢れるシンセのサウンドとタカハシマイ(シンセ&ボーカル)のボーカルが目の前の景色をガラッと変えてくれる「Electric Girl」と「DREAMS」収録曲を続けるも、「BB」を始める前に武井が「サンプラー音出てる?」とメンバーに確認して何度かやり直すというトラブルが発生すると、
「武井のサンプラーがEDになったんじゃないのか~!?」
と珍しく八木(ギター&シンセ)と砂川が序盤から下ネタに走り始める。普段は基本的に下ネタを言うのは武井であるだけにちょっと新鮮であり、これは男性限定ライブならでは。
結局サンプラーなしで「BB」を演奏すると、
「もう男しかいないからね。めっちゃみんなの話とか聞きたいもん。今までどんなヤバい場所でオ○ニーしたのかとか(笑)
俺は塾の黒板にかけて帰ったことある(笑)」
という武井の赤裸々過ぎる暴露に大歓声が上がりながら、初期のVampire Weekendあたりの影響が強い「Don't Cry,Forest Boy」を挟み、タカハシマイボーカルの「ゴッホとジョン」、八木ボーカルの「Born Again」と、特別公演とはいえ、やはり「DREAMS」の曲が中心なのはツアー扱いだからか。しかしながらやはり枚作サウンドがガラッと変わるバンドなだけに、曲によるサウンドや編成にも気を配りながら見たいところではあるのだが、あまりにも客席側の熱狂ぶりが凄すぎて冷静に見ていることができるのは数人の関係者席にいる男たち、という状況にまでなってしまっている。
イントロのギターがさらに轟音バージョンに進化した「NO WAY」から、八木がメインボーカルの「JOB!」へ。このバンドには珍しいパンクな曲だが、テンションの上がりきった(冒頭からこの日は普段は割と大人しめな八木がやたらテンション高かった)八木はステージを歩き回りながら歌うと客席にダイブし、そのまま間髪入れずに八木ボーカル曲が続く「24 Factory」ではなんとタカハシマイも客席にダイブするという、客席側だけでなくメンバー側もテンションが振り切れている。
かなりイントロが長めでセッション的でもあった「RUN RUN TIKI BANG BANG」では砂川がCDJ 15/16のカウントダウン時のように真っ赤なふんどし一丁の姿に。ちなみにもうメガネはだいぶ前から外れてしまっている。
今度は武井がダイブこそしないものの、最前の観客に寄りかかるようにしてハンドマイクで歌う「パニック」はこのくらいの距離の近さのキャパで演奏されるのが実によく似合う曲。
展開こそ多いが、「JOB!」同様にパンクらしさを感じるという、「DREAMS」のサウンドの幅の広さを実感させてくれる曲だが、
「ツイッターとかでも言われるんですよ。「最近シンセ多くないですか?」みたいな。でも俺は毎回毎回もっと攻めたいし、むしろシンセの良さを教えてやりたい、っていうくらいのつもり」
と、EDMと言っていいくらいにシンセの割合(八木がシンセを演奏する場面は非常に増えた)が増えていることに対する意見にしっかりと1人のミュージシャンとして自身がやりたいからやっているという姿勢を示し、最後に「ダイナソー」を演奏すると、もはやコーラス部分はメンバーが歌わなくてもいいんじゃないかというくらいの大合唱に包まれながらおよそ75分くらいというあっという間の本編は終了した。
アンコール待ちの手拍子と「オイ!オイ!」コールも非常にテンポが速い上に力強く、この場面だけ見たらとてもチェコのライブとは思えない光景だが、再登場した砂川はふんどしからTシャツ姿に戻っており、
「ちょっとふんどしでやるのは次の曲に失礼かなと思って(笑)」
と言って演奏されたのは、武井がアコギを爪弾きながら歌う「Blue Holiday」。「DREAMS」の中でも随一の切ない曲であるため、たしかにこの曲をふんどしや上半身裸で演奏したら台無しになってしまう気もする。
そして最後は「Firework」で夏の終わりを実感させながら終了…かと思いきやアンコールを求める声は止まず、再びメンバーが登場すると砂川はふんどし姿に戻っており、さらには山崎もいきなりマイクに向かって、
「今日、ライブタイトルがホテルフラミンゴだから高級ホテルをイメージして来たのに、とんだサウナだよ!見てよこのTシャツ!」
と叫んで汗で色が変わった、レーベルメイトのSUPER BEAVERのTシャツを脱いで上半身裸になると、Tシャツを客席に投げ入れる…のだが、照明に引っかかってしまって投げ直すというカッコ悪い状態になってしまう(笑)
すると武井が「もっとみんなと話したい」と観客にチェコのライブにいつから来ているかを問いかけると、今日が初めてのチェコのライブだという人も数名おり、
砂川「なんでよりによって今日を初めてに選んだんだ!?」
武井「ちょっと今日以外のライブにも来たほうがよくわかると思うよ(笑)」
というやり取りが。するとここから、
「砂川が去年のハロウィンライブの後にハリーポッターの仮装してクラブに遊びに行ったら、泥酔してめちゃブスな白雪姫を口説いていた(笑)」
という暴露話を皮切りに、観客がそれぞれのメンバーにオススメのAV女優を聞くという、男性限定でしかあり得ないような会話が実現。
武井「最近はプレステージのサンプルばっかり見てる。でもあれって有名女優が名前伏せて出てるんだよね~(笑)」
砂川「エスカレートする素人、ってプレステージだっけ?あんな感じ?」
武井「そうそう、あとは個室ビデオ店にも行きますよ、新宿とかの(笑)
あれってやっぱり選んでる時が1番テンション上がるんだけど、この前テンション上がりすぎて、部屋を間違えて(笑)おっさんがいる部屋を開けちゃったんだけど、おっさんは事が済んだ後だったから賢者モードに突入してた(笑)
逆にみんなはオススメのAV女優は?」
観客「紅音ほたる!」
武井「あー、この間死んじゃったんだよねぇ。紅音ほたるって撮影前にめちゃくちゃ水飲むって知ってる?潮吹きクイーンって呼ばれてたから、水分取らないとダメなんだって」
砂川「もう何の話をしてるんだ!(笑)」
武井「ていうか、俺ばっかりこんな赤裸々に話しまくってるけど、みんなは休みの日は何してんの?」
八木「俺は落語とか上野美術館に行ってるかな~」
武井「…何1人だけイメージ守ろうとしてんの(笑)」
というまるで男子の部室で行われるような会話が繰り広げられる中、この間ステージにいなかったタカハシマイがアメリカの女の子みたいなコスプレをして登場すると(「AVの話ばっかりするから出て行きづらかった(笑)」とのこと)、最後の最後に「Oh Yeah!!!!!!!」でまた大合唱をしながら観客が飛び跳ねるのだが、最初にアコギを構えていた武井は曲が始まると同時にアコギを下ろして曲中でTシャツを脱ぐと、八木もTシャツを脱ぎ、タカハシマイ以外のメンバーは全員上半身裸という状態に。しかもステージ袖にいるローディー2名も上半身裸になるというとんでもない状態の中、武井が観客にも脱ぐことを促すが、客席でTシャツを脱いだのはほんの数名だけであった(笑)
演奏が終わると、写真撮影が行われたのだが、
「さすがに写真撮るのに裸というわけにはいかない(笑)」
という理由で武井と八木はTシャツを着なおして写真を撮り、バンド初の男性限定ライブは幕を閉じた。
女子限定はもうリキッドルームでできるくらいの感じらしいが、男性限定は次回もやるんなら、まずはこのeggmanを埋めるところからじゃないと、というくらいにファンの男女比に差があることが改めてわかったが、メンバーはいつか男性限定ライブを武道館でやりたいと言っていた。武道館ではなくとも、またやるなら絶対見にきたいと思う内容だった。
「客層でライブが変わる」というのはわかってはいたが、今日の男性限定ライブは、3人組だった時代から見てきたチェコのライブの中で1番楽しかった。チェコのライブでこんなに汗かいて、こんなに大声を出す日が来るとは全く想像していなかったから。今日は本当に男で良かったと思える1日だった。
ファイナルのDiverCityはまたいつものような楽しみ方になるとは思うが、この日がとにかくライブハウスの熱狂に溢れた内容だったため、そちらではじっくりと「DREAMS」の世界観に浸りたい。本当に、今までよりもさらにこのバンドが好きになった。それは今までで1番人間性をさらけ出していたから。
1.Amazing Parade
2.Festival
3.Dream Beach Sunset
4.MUSIC
5.Forever Dreaming
6.Dreamer
7.Electric Girl
8.BB
9.Don't Cry,Forest Boy
10.ゴッホとジョン
11.Born Again
12.NO WAY
13.JOB!
14.24 Factory
15.RUN RUN TIKI BANG BANG
16.パニック
17.ダイナソー
encore1
18.Blue Holiday
19.Firework
encore2
20.Oh Yeah!!!!!!!
Next→ 9/21 くるり @Bunkamura オーチャードホール
今やZeppクラスでライブをやるこのバンドにとってはeggmanは小さすぎる会場だが、前日の女子限定は即完したものの、この日はチケットが余っていたという状況は、オシャレな女子がメインというこのバンドの客層を物語っている。
17時というかなり早いスタート時間をちょっと過ぎた頃、場内が暗転すると、メンバーが順番に登場。砂川(ギター)と山崎(ドラム)は最前列の観客にハイタッチしながらというテンションの高さ。メンバーが揃うと「Amazing Parade」からスタートするのだが、観客のノリの凄まじさはとても今までのこのバンドのライブからは想像できないレベル。「オイ!オイ!」という煽りも普段のライブでは一切起きないが、この日は一部のゆったりした曲以外ではほとんど発生していた。
「DREAMS」のリード曲である「Dream Beach Sunset」では手を上に上げて左右に動かすフラミンゴダンスも行われるのだが、男性しかいないことによって、普段よりステージが見づらい(笑)普段は前の方にいるのは女性ばかりなので、後ろの方からでもステージ全体が余裕で見えるが、この日はドラムは後ろの方からはほとんど見えない。
しかしながら武井(ボーカル&ベース)が「歌ってくれ!」と言うと、「Forever Dreaming」ではメンバーの声が聞こえないくらいの大合唱が響き渡り、曲終わりで
「こんな熱気初めてなんだけど!もう一瞬で昨日の女子会超えたね!」
とメンバーも驚くほど。ちなみにこの日はメンバーは観客の男性のことを「マツタケ」と呼んでいる。
続く「Dreamer」では武井がキャップを被り、あたかもB-BOYのようにラップを展開し、透明感溢れるシンセのサウンドとタカハシマイ(シンセ&ボーカル)のボーカルが目の前の景色をガラッと変えてくれる「Electric Girl」と「DREAMS」収録曲を続けるも、「BB」を始める前に武井が「サンプラー音出てる?」とメンバーに確認して何度かやり直すというトラブルが発生すると、
「武井のサンプラーがEDになったんじゃないのか~!?」
と珍しく八木(ギター&シンセ)と砂川が序盤から下ネタに走り始める。普段は基本的に下ネタを言うのは武井であるだけにちょっと新鮮であり、これは男性限定ライブならでは。
結局サンプラーなしで「BB」を演奏すると、
「もう男しかいないからね。めっちゃみんなの話とか聞きたいもん。今までどんなヤバい場所でオ○ニーしたのかとか(笑)
俺は塾の黒板にかけて帰ったことある(笑)」
という武井の赤裸々過ぎる暴露に大歓声が上がりながら、初期のVampire Weekendあたりの影響が強い「Don't Cry,Forest Boy」を挟み、タカハシマイボーカルの「ゴッホとジョン」、八木ボーカルの「Born Again」と、特別公演とはいえ、やはり「DREAMS」の曲が中心なのはツアー扱いだからか。しかしながらやはり枚作サウンドがガラッと変わるバンドなだけに、曲によるサウンドや編成にも気を配りながら見たいところではあるのだが、あまりにも客席側の熱狂ぶりが凄すぎて冷静に見ていることができるのは数人の関係者席にいる男たち、という状況にまでなってしまっている。
イントロのギターがさらに轟音バージョンに進化した「NO WAY」から、八木がメインボーカルの「JOB!」へ。このバンドには珍しいパンクな曲だが、テンションの上がりきった(冒頭からこの日は普段は割と大人しめな八木がやたらテンション高かった)八木はステージを歩き回りながら歌うと客席にダイブし、そのまま間髪入れずに八木ボーカル曲が続く「24 Factory」ではなんとタカハシマイも客席にダイブするという、客席側だけでなくメンバー側もテンションが振り切れている。
かなりイントロが長めでセッション的でもあった「RUN RUN TIKI BANG BANG」では砂川がCDJ 15/16のカウントダウン時のように真っ赤なふんどし一丁の姿に。ちなみにもうメガネはだいぶ前から外れてしまっている。
今度は武井がダイブこそしないものの、最前の観客に寄りかかるようにしてハンドマイクで歌う「パニック」はこのくらいの距離の近さのキャパで演奏されるのが実によく似合う曲。
展開こそ多いが、「JOB!」同様にパンクらしさを感じるという、「DREAMS」のサウンドの幅の広さを実感させてくれる曲だが、
「ツイッターとかでも言われるんですよ。「最近シンセ多くないですか?」みたいな。でも俺は毎回毎回もっと攻めたいし、むしろシンセの良さを教えてやりたい、っていうくらいのつもり」
と、EDMと言っていいくらいにシンセの割合(八木がシンセを演奏する場面は非常に増えた)が増えていることに対する意見にしっかりと1人のミュージシャンとして自身がやりたいからやっているという姿勢を示し、最後に「ダイナソー」を演奏すると、もはやコーラス部分はメンバーが歌わなくてもいいんじゃないかというくらいの大合唱に包まれながらおよそ75分くらいというあっという間の本編は終了した。
アンコール待ちの手拍子と「オイ!オイ!」コールも非常にテンポが速い上に力強く、この場面だけ見たらとてもチェコのライブとは思えない光景だが、再登場した砂川はふんどしからTシャツ姿に戻っており、
「ちょっとふんどしでやるのは次の曲に失礼かなと思って(笑)」
と言って演奏されたのは、武井がアコギを爪弾きながら歌う「Blue Holiday」。「DREAMS」の中でも随一の切ない曲であるため、たしかにこの曲をふんどしや上半身裸で演奏したら台無しになってしまう気もする。
そして最後は「Firework」で夏の終わりを実感させながら終了…かと思いきやアンコールを求める声は止まず、再びメンバーが登場すると砂川はふんどし姿に戻っており、さらには山崎もいきなりマイクに向かって、
「今日、ライブタイトルがホテルフラミンゴだから高級ホテルをイメージして来たのに、とんだサウナだよ!見てよこのTシャツ!」
と叫んで汗で色が変わった、レーベルメイトのSUPER BEAVERのTシャツを脱いで上半身裸になると、Tシャツを客席に投げ入れる…のだが、照明に引っかかってしまって投げ直すというカッコ悪い状態になってしまう(笑)
すると武井が「もっとみんなと話したい」と観客にチェコのライブにいつから来ているかを問いかけると、今日が初めてのチェコのライブだという人も数名おり、
砂川「なんでよりによって今日を初めてに選んだんだ!?」
武井「ちょっと今日以外のライブにも来たほうがよくわかると思うよ(笑)」
というやり取りが。するとここから、
「砂川が去年のハロウィンライブの後にハリーポッターの仮装してクラブに遊びに行ったら、泥酔してめちゃブスな白雪姫を口説いていた(笑)」
という暴露話を皮切りに、観客がそれぞれのメンバーにオススメのAV女優を聞くという、男性限定でしかあり得ないような会話が実現。
武井「最近はプレステージのサンプルばっかり見てる。でもあれって有名女優が名前伏せて出てるんだよね~(笑)」
砂川「エスカレートする素人、ってプレステージだっけ?あんな感じ?」
武井「そうそう、あとは個室ビデオ店にも行きますよ、新宿とかの(笑)
あれってやっぱり選んでる時が1番テンション上がるんだけど、この前テンション上がりすぎて、部屋を間違えて(笑)おっさんがいる部屋を開けちゃったんだけど、おっさんは事が済んだ後だったから賢者モードに突入してた(笑)
逆にみんなはオススメのAV女優は?」
観客「紅音ほたる!」
武井「あー、この間死んじゃったんだよねぇ。紅音ほたるって撮影前にめちゃくちゃ水飲むって知ってる?潮吹きクイーンって呼ばれてたから、水分取らないとダメなんだって」
砂川「もう何の話をしてるんだ!(笑)」
武井「ていうか、俺ばっかりこんな赤裸々に話しまくってるけど、みんなは休みの日は何してんの?」
八木「俺は落語とか上野美術館に行ってるかな~」
武井「…何1人だけイメージ守ろうとしてんの(笑)」
というまるで男子の部室で行われるような会話が繰り広げられる中、この間ステージにいなかったタカハシマイがアメリカの女の子みたいなコスプレをして登場すると(「AVの話ばっかりするから出て行きづらかった(笑)」とのこと)、最後の最後に「Oh Yeah!!!!!!!」でまた大合唱をしながら観客が飛び跳ねるのだが、最初にアコギを構えていた武井は曲が始まると同時にアコギを下ろして曲中でTシャツを脱ぐと、八木もTシャツを脱ぎ、タカハシマイ以外のメンバーは全員上半身裸という状態に。しかもステージ袖にいるローディー2名も上半身裸になるというとんでもない状態の中、武井が観客にも脱ぐことを促すが、客席でTシャツを脱いだのはほんの数名だけであった(笑)
演奏が終わると、写真撮影が行われたのだが、
「さすがに写真撮るのに裸というわけにはいかない(笑)」
という理由で武井と八木はTシャツを着なおして写真を撮り、バンド初の男性限定ライブは幕を閉じた。
女子限定はもうリキッドルームでできるくらいの感じらしいが、男性限定は次回もやるんなら、まずはこのeggmanを埋めるところからじゃないと、というくらいにファンの男女比に差があることが改めてわかったが、メンバーはいつか男性限定ライブを武道館でやりたいと言っていた。武道館ではなくとも、またやるなら絶対見にきたいと思う内容だった。
「客層でライブが変わる」というのはわかってはいたが、今日の男性限定ライブは、3人組だった時代から見てきたチェコのライブの中で1番楽しかった。チェコのライブでこんなに汗かいて、こんなに大声を出す日が来るとは全く想像していなかったから。今日は本当に男で良かったと思える1日だった。
ファイナルのDiverCityはまたいつものような楽しみ方になるとは思うが、この日がとにかくライブハウスの熱狂に溢れた内容だったため、そちらではじっくりと「DREAMS」の世界観に浸りたい。本当に、今までよりもさらにこのバンドが好きになった。それは今までで1番人間性をさらけ出していたから。
1.Amazing Parade
2.Festival
3.Dream Beach Sunset
4.MUSIC
5.Forever Dreaming
6.Dreamer
7.Electric Girl
8.BB
9.Don't Cry,Forest Boy
10.ゴッホとジョン
11.Born Again
12.NO WAY
13.JOB!
14.24 Factory
15.RUN RUN TIKI BANG BANG
16.パニック
17.ダイナソー
encore1
18.Blue Holiday
19.Firework
encore2
20.Oh Yeah!!!!!!!
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