Welcome! [Alexandros] LIVE 2016 出演: [Alexandros] / 内澤崇仁(androp) / 金廣真悟(グッドモーニングアメリカ) / 菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet) @新木場STUDIO COAST 3/10
- 2016/03/11
- 15:08
バンド名が変わっても継続し、今やすっかり長寿番組となっている、SPACE SHOWER TVの[Alexandros]の冠番組、「Welcome! [Alexandros]」。毎回ゲストを迎えてのトークやコラボが好評だが、その番組のライブバージョンが今年も開催。
今年は東名阪での開催で、この日の新木場STUDIO COASTでの公演はファイナルとなる。この日はゲストに菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、金廣真悟(グッドモーニングアメリカ)、内澤崇仁(androp)という面々を迎える。天井からは番組のセットを模したようなランプがたくさん吊るされ、開演前にはスクリーンに番組の映像が流れるのはこのライブならでは。
19時前に、このバンドのライブではおなじみのスタッフ影アナが行われ、19時過ぎになると、「Girl A」の場内BGMがだんだん大きくなり、SEの「Burger Queen」が流れ始めると、開演前に映像が映し出されていた紗幕が落ちて、川上洋平を先頭にメンバーが登場。しかしながら、世の中には数え切れないほどのバンドがいるが、ボーカルが真っ先にステージに現れるこのバンドのスタイルは実に珍しい気がする。
そのままSEを引き継ぐ形で「Burger Queen」の演奏を始め(この日は随所でサポートキーボーディストのRoseも参加。もちろんこの段階から登場)、ライブの始まりを告げると、不穏なデジタルサウンドのイントロが会場を包む「Boo!」「Girl A」という、現状の最新と言っていいような曲を続けるが、間奏でさらにバンド感を強めたアレンジを施しており、年末からのわずかな期間でもバンドがさらなる進化を遂げているのがよくわかる。
川上の挨拶的なMCから、この日最初のゲスト、グッドモーニングアメリカの金廣真悟が真っ白な衣装で登場。番組で披露していた、Stereophonics「The Bartender And The Thief」のシンプルなロックンロールカバーから、「Kids」を川上とツインボーカルで歌う。ボーカルとしてのタイプは違うが、どちらも非常にハイトーンなボーカリストであるため、歌を分け合っても違和感はほとんど感じない。
日頃から使っているスタジオが同じで、名古屋、大阪とこのライブに参加していただけあり、バンドと長く一緒にいただけにこの日で終わってしまうことに寂しさを感じていた金廣。バンド同士ではまだフェスでしか対バンしていないだけに、対バンを約束すると、
金廣「ちょっとうちのバンドにはうるさい人もいるけど(笑)今日は呼ばなかった(笑)」
と、たなしんいじりも忘れずにステージから去って行った。
「次はお前らがこのバンドのボーカルだ!」
と煽った、川上がハンドマイクを客席に差し出す「ワタリドリ」では大合唱が起こり、「Famous Day」「Starrrrrr」という、ギターロックバンドとしての[Alexandros]ど真ん中のキラーチューンでは、リフトからのダイバーが大量に発生し、キッズ達が客席の勢いを牽引していく。
するとここで2組目のゲスト、andropの内澤崇仁がアコギを携えて登場。川上とガッチリと握手をすると、まずは[Alexandros]の「Run Away」に内澤が参加する形でコラボ。この曲もイントロでは新たに獰猛なサウンドのアレンジが施されていたが、これはこのコラボだからこそなのだろうか。内澤の高く澄んだ声とアコギの旋律は、繊細さというこの曲の持つ新たな一面を引き出す。
曲終わりでステージに椅子が運び込まれると、いったん川上と内澤以外のメンバーがステージから去り、2人だけに。
「andropというバンドをやっている、内澤と申します」
と、おそらく全員が知っているにもかかわらず、あたかも誰も自分のことを知らないかのような丁寧な挨拶を内澤が繰り返すと、内澤がアコギを弾きながら、andropの「Shout」をデュエット。しかしこうして聴くと、川上はやはり歌が非常に上手い。他の人の曲を完全に乗りこなしている。これは本人のたゆまぬ努力の賜物と言っていいだろう。
ちなみにこの「Shout」、川上が英語バージョンを作ろうとしたらしく、出だしだけ少し英語でも歌われた。内澤いわく、「ちゃんと韻になってるのがすごい」とのこと。
内澤が去ると、「レア曲をやります」と言って演奏されたのは、東京では武道館で演奏されて以来となる、「Waterdrop」。これは確かにカップリングという立ち位置もあり、かなりのレア曲。「もう当分やることはない」と言っていたが、普段のワンマンよりもコアな層が集まっていそうなだけに、毎年このイベントではこういう曲にもスポットを当てて欲しい。
すると一転して「city」「Kick & Spin」という定番曲で再び盛り上がりを見せる中、最後のゲスト、9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎がギターを持って登場し、9mm「Discommunication」のカバーで、川上と卓郎がボーカルを分け合う。ほぼ完コピと言っていい演奏であり、本家9mmのメンバーが暴れまくるアウトロでは、負けじと磯部も暴れまわり、白井はギターの音をさらに爆音にし、川上は床にギターを置いてノイズを発しまくる。
さらにまさかの「Black Market Blues」!と思いきや、これは一瞬だけで、
「聴きたい人は9mmのワンマンへ」
とのこと。ちなみにメンバーは9mmの曲の教則本を見て練習したらしいが、磯部とサトヤスのリズム隊は普通に演奏できそうな気がした。そして今度は「For Freedom」をツインボーカルでコラボしたのだが、卓郎は裏声コーラスも務めるという、9mmのライブでは絶対見れないものである。
ちなみに磯部いわく、「9mmの曲はコピーしたくなるし、我々の曲では「For Freedom」と相性がいいんじゃないかな」ということ。
ゲストが全員出切ったので、ここからバンドのみの演奏になるかと思いきや、川上が名古屋と大阪では観客からそれぞれベースとドラムが出来る人を募り、ステージに上がってもらって一緒に演奏したということを紹介すると、この日はキーボードも含め、まさかの川上以外総入れ替えを断行。(ちなみに名古屋と大阪でステージに立った2人はこの日も来ていた)
ギター、ベース、キーボードが女性、ボーカル側ギター、ドラムが男性という、計5人がステージに上がると、何の曲ができるか、という話し合いが始まるが、サトヤスが
「キーボードの子、他のバンドの曲ならできる、って言ってます!」
という、「何で出てきた!」と突っ込まれる紹介をする中、川上の「バンマスはドラムだから、ドラムが決めた方がいい」という鶴の一声で、「ワタリドリ」に決定。川上は「Forever Young」「涙がこぼれそう」が簡単だからオススメだったらしいが。
やはり自身が決めただけあって、ドラムはサトヤスの独特な配置のドラムセットを普通に叩きこなし、他のメンバーもなんとか「ワタリドリ」の形にしている中、川上がその演奏にしっかり合わせるようにして歌い、ワンコーラスで終了。ちなみにローディーはゲスト3人が務めるという無駄な豪華さ。
「もうこんなことは絶対にやらないから!」
と川上は言っていたが、こういう試みが少年少女たちがバンドを始めるきっかけになるかもしれない。というか、自分が高校生くらいでこれを見たら、絶対[Alexandros]のコピーをするようになっていると思う。
そしてここで、普段は酒を全然飲まない川上が名古屋で酒を飲みまくった、というこのツアーの楽しさを証明するようなMCから、すでにCMで大量オンエアされている新曲「I want u to love me」を東京では初披露。Oasisのバラードのような壮大なイントロとコーラスから、めまぐるしく展開が変わり、サビではポップに突き抜ける曲。こうしてフルで聴くと、CMで聴いた時と全くイメージは違う。曲終わりの
「痛いの痛いの飛んでいけ」
というフレーズにはどんな歌詞を経てたどり着いていくのか。早く歌詞カードを見ながら聴いてみたいところ。
クライマックスはもはや屈指のキラーチューンに成長した「Dracula La」から、Roseのキーボードが加わって、従来の4人での演奏よりもはるかに色あざやかになった「Waitress,Waitress!」で終了。
アンコールでは再び新曲を披露。「NEW WALL」というタイトルのこの曲は、幕張メッセでのワンマンでタイトルもアレンジすらも決まってなかった状態で演奏された曲の完成形。幕張メッセで披露した段階からすでにストリングス隊を加えて演奏されていたが、本当にストリングスが入るのが似合う、スタジアムで鳴り響くべき壮大な曲。この曲がこのバンドにさらに新しい景色を見せてくれるようになるはず。
そしてラストの「Adventure」では、歌が始まるタイミングで金廣がステージに登場し、再び川上とのツインボーカルになると、途中で卓郎、内澤も加わって、ゲスト全員集合のオールスター状態に。そのゲスト陣に加え、客席からも大きな合唱が響いた。
そして演奏を終えると、川上の「愛してるぜ!」も飛び出し、ゲスト陣も含めた記念撮影。普段、このバンドはワンマンで記念撮影をするようなタイプではない。それだけに、このライブがいかに特別なものだったかを物語っていた。
そしてこのライブの特別性は、この日の
「普段の対バンとかだとライバル心みたいなのがあるんだけど、こういうゲストが入ってきて一緒に演奏するっていうのは、そういうのとは違って。もう同じバンドのメンバーみたいなんだよね」
という川上のMCに最も良く表れている。普段のストイックに上を目指すライブの姿勢も本当にカッコいいが、ゲストやステージに上がった観客、客席にいる観客の全員をWelcome!する、空気は実に暖かい。たまにはこういう姿を見たいだけに、来年もと言わず、このバンドが続く限りはこの番組と、番組ライブも続いて欲しい。
1.Burger Queen
2.Boo!
3.Girl A
4.The Bartender And The Thief with金廣真悟
5.Kids with金廣真悟
6.ワタリドリ
7.Famous Day
8.Starrrrrr
9.Run Away with内澤崇仁
10.Shout with内澤崇仁
11.Waterdrop
12.city
13.Kick & Spin
14.Discommunication with菅原卓郎
15.For Freedom with菅原卓郎
16.ワタリドリ 川上洋平with観客バンド
17.I want u to love me (新曲)
18.Dracula La
19.Waitress,Waitress!
encore
20.NEW WALL(新曲)
21.Adventure with金廣真悟,内澤崇仁,菅原卓郎
live at 幕張メッセ ”大変美味しゅうございました” Trailer
http://youtu.be/uOh0-BbYdfw
Next→ 3/13 SOUND SHOOTER @新木場STUDIO COAST
今年は東名阪での開催で、この日の新木場STUDIO COASTでの公演はファイナルとなる。この日はゲストに菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、金廣真悟(グッドモーニングアメリカ)、内澤崇仁(androp)という面々を迎える。天井からは番組のセットを模したようなランプがたくさん吊るされ、開演前にはスクリーンに番組の映像が流れるのはこのライブならでは。
19時前に、このバンドのライブではおなじみのスタッフ影アナが行われ、19時過ぎになると、「Girl A」の場内BGMがだんだん大きくなり、SEの「Burger Queen」が流れ始めると、開演前に映像が映し出されていた紗幕が落ちて、川上洋平を先頭にメンバーが登場。しかしながら、世の中には数え切れないほどのバンドがいるが、ボーカルが真っ先にステージに現れるこのバンドのスタイルは実に珍しい気がする。
そのままSEを引き継ぐ形で「Burger Queen」の演奏を始め(この日は随所でサポートキーボーディストのRoseも参加。もちろんこの段階から登場)、ライブの始まりを告げると、不穏なデジタルサウンドのイントロが会場を包む「Boo!」「Girl A」という、現状の最新と言っていいような曲を続けるが、間奏でさらにバンド感を強めたアレンジを施しており、年末からのわずかな期間でもバンドがさらなる進化を遂げているのがよくわかる。
川上の挨拶的なMCから、この日最初のゲスト、グッドモーニングアメリカの金廣真悟が真っ白な衣装で登場。番組で披露していた、Stereophonics「The Bartender And The Thief」のシンプルなロックンロールカバーから、「Kids」を川上とツインボーカルで歌う。ボーカルとしてのタイプは違うが、どちらも非常にハイトーンなボーカリストであるため、歌を分け合っても違和感はほとんど感じない。
日頃から使っているスタジオが同じで、名古屋、大阪とこのライブに参加していただけあり、バンドと長く一緒にいただけにこの日で終わってしまうことに寂しさを感じていた金廣。バンド同士ではまだフェスでしか対バンしていないだけに、対バンを約束すると、
金廣「ちょっとうちのバンドにはうるさい人もいるけど(笑)今日は呼ばなかった(笑)」
と、たなしんいじりも忘れずにステージから去って行った。
「次はお前らがこのバンドのボーカルだ!」
と煽った、川上がハンドマイクを客席に差し出す「ワタリドリ」では大合唱が起こり、「Famous Day」「Starrrrrr」という、ギターロックバンドとしての[Alexandros]ど真ん中のキラーチューンでは、リフトからのダイバーが大量に発生し、キッズ達が客席の勢いを牽引していく。
するとここで2組目のゲスト、andropの内澤崇仁がアコギを携えて登場。川上とガッチリと握手をすると、まずは[Alexandros]の「Run Away」に内澤が参加する形でコラボ。この曲もイントロでは新たに獰猛なサウンドのアレンジが施されていたが、これはこのコラボだからこそなのだろうか。内澤の高く澄んだ声とアコギの旋律は、繊細さというこの曲の持つ新たな一面を引き出す。
曲終わりでステージに椅子が運び込まれると、いったん川上と内澤以外のメンバーがステージから去り、2人だけに。
「andropというバンドをやっている、内澤と申します」
と、おそらく全員が知っているにもかかわらず、あたかも誰も自分のことを知らないかのような丁寧な挨拶を内澤が繰り返すと、内澤がアコギを弾きながら、andropの「Shout」をデュエット。しかしこうして聴くと、川上はやはり歌が非常に上手い。他の人の曲を完全に乗りこなしている。これは本人のたゆまぬ努力の賜物と言っていいだろう。
ちなみにこの「Shout」、川上が英語バージョンを作ろうとしたらしく、出だしだけ少し英語でも歌われた。内澤いわく、「ちゃんと韻になってるのがすごい」とのこと。
内澤が去ると、「レア曲をやります」と言って演奏されたのは、東京では武道館で演奏されて以来となる、「Waterdrop」。これは確かにカップリングという立ち位置もあり、かなりのレア曲。「もう当分やることはない」と言っていたが、普段のワンマンよりもコアな層が集まっていそうなだけに、毎年このイベントではこういう曲にもスポットを当てて欲しい。
すると一転して「city」「Kick & Spin」という定番曲で再び盛り上がりを見せる中、最後のゲスト、9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎がギターを持って登場し、9mm「Discommunication」のカバーで、川上と卓郎がボーカルを分け合う。ほぼ完コピと言っていい演奏であり、本家9mmのメンバーが暴れまくるアウトロでは、負けじと磯部も暴れまわり、白井はギターの音をさらに爆音にし、川上は床にギターを置いてノイズを発しまくる。
さらにまさかの「Black Market Blues」!と思いきや、これは一瞬だけで、
「聴きたい人は9mmのワンマンへ」
とのこと。ちなみにメンバーは9mmの曲の教則本を見て練習したらしいが、磯部とサトヤスのリズム隊は普通に演奏できそうな気がした。そして今度は「For Freedom」をツインボーカルでコラボしたのだが、卓郎は裏声コーラスも務めるという、9mmのライブでは絶対見れないものである。
ちなみに磯部いわく、「9mmの曲はコピーしたくなるし、我々の曲では「For Freedom」と相性がいいんじゃないかな」ということ。
ゲストが全員出切ったので、ここからバンドのみの演奏になるかと思いきや、川上が名古屋と大阪では観客からそれぞれベースとドラムが出来る人を募り、ステージに上がってもらって一緒に演奏したということを紹介すると、この日はキーボードも含め、まさかの川上以外総入れ替えを断行。(ちなみに名古屋と大阪でステージに立った2人はこの日も来ていた)
ギター、ベース、キーボードが女性、ボーカル側ギター、ドラムが男性という、計5人がステージに上がると、何の曲ができるか、という話し合いが始まるが、サトヤスが
「キーボードの子、他のバンドの曲ならできる、って言ってます!」
という、「何で出てきた!」と突っ込まれる紹介をする中、川上の「バンマスはドラムだから、ドラムが決めた方がいい」という鶴の一声で、「ワタリドリ」に決定。川上は「Forever Young」「涙がこぼれそう」が簡単だからオススメだったらしいが。
やはり自身が決めただけあって、ドラムはサトヤスの独特な配置のドラムセットを普通に叩きこなし、他のメンバーもなんとか「ワタリドリ」の形にしている中、川上がその演奏にしっかり合わせるようにして歌い、ワンコーラスで終了。ちなみにローディーはゲスト3人が務めるという無駄な豪華さ。
「もうこんなことは絶対にやらないから!」
と川上は言っていたが、こういう試みが少年少女たちがバンドを始めるきっかけになるかもしれない。というか、自分が高校生くらいでこれを見たら、絶対[Alexandros]のコピーをするようになっていると思う。
そしてここで、普段は酒を全然飲まない川上が名古屋で酒を飲みまくった、というこのツアーの楽しさを証明するようなMCから、すでにCMで大量オンエアされている新曲「I want u to love me」を東京では初披露。Oasisのバラードのような壮大なイントロとコーラスから、めまぐるしく展開が変わり、サビではポップに突き抜ける曲。こうしてフルで聴くと、CMで聴いた時と全くイメージは違う。曲終わりの
「痛いの痛いの飛んでいけ」
というフレーズにはどんな歌詞を経てたどり着いていくのか。早く歌詞カードを見ながら聴いてみたいところ。
クライマックスはもはや屈指のキラーチューンに成長した「Dracula La」から、Roseのキーボードが加わって、従来の4人での演奏よりもはるかに色あざやかになった「Waitress,Waitress!」で終了。
アンコールでは再び新曲を披露。「NEW WALL」というタイトルのこの曲は、幕張メッセでのワンマンでタイトルもアレンジすらも決まってなかった状態で演奏された曲の完成形。幕張メッセで披露した段階からすでにストリングス隊を加えて演奏されていたが、本当にストリングスが入るのが似合う、スタジアムで鳴り響くべき壮大な曲。この曲がこのバンドにさらに新しい景色を見せてくれるようになるはず。
そしてラストの「Adventure」では、歌が始まるタイミングで金廣がステージに登場し、再び川上とのツインボーカルになると、途中で卓郎、内澤も加わって、ゲスト全員集合のオールスター状態に。そのゲスト陣に加え、客席からも大きな合唱が響いた。
そして演奏を終えると、川上の「愛してるぜ!」も飛び出し、ゲスト陣も含めた記念撮影。普段、このバンドはワンマンで記念撮影をするようなタイプではない。それだけに、このライブがいかに特別なものだったかを物語っていた。
そしてこのライブの特別性は、この日の
「普段の対バンとかだとライバル心みたいなのがあるんだけど、こういうゲストが入ってきて一緒に演奏するっていうのは、そういうのとは違って。もう同じバンドのメンバーみたいなんだよね」
という川上のMCに最も良く表れている。普段のストイックに上を目指すライブの姿勢も本当にカッコいいが、ゲストやステージに上がった観客、客席にいる観客の全員をWelcome!する、空気は実に暖かい。たまにはこういう姿を見たいだけに、来年もと言わず、このバンドが続く限りはこの番組と、番組ライブも続いて欲しい。
1.Burger Queen
2.Boo!
3.Girl A
4.The Bartender And The Thief with金廣真悟
5.Kids with金廣真悟
6.ワタリドリ
7.Famous Day
8.Starrrrrr
9.Run Away with内澤崇仁
10.Shout with内澤崇仁
11.Waterdrop
12.city
13.Kick & Spin
14.Discommunication with菅原卓郎
15.For Freedom with菅原卓郎
16.ワタリドリ 川上洋平with観客バンド
17.I want u to love me (新曲)
18.Dracula La
19.Waitress,Waitress!
encore
20.NEW WALL(新曲)
21.Adventure with金廣真悟,内澤崇仁,菅原卓郎
live at 幕張メッセ ”大変美味しゅうございました” Trailer
http://youtu.be/uOh0-BbYdfw
Next→ 3/13 SOUND SHOOTER @新木場STUDIO COAST

SOUND SHOOTER vol.11 出演:9mm Parabellum Bullet / ASPARAGUS / the band apart / HAWAIIAN6 / Nothing's Carved In Stone @新木場STUDIO COAST 3/13 ホーム
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