uP!!!NEXT ~米津玄師 一夜~ @新木場STUDIO COAST 2/26
- 2016/02/27
- 15:47
先日、自身最長となるツアー「音楽隊」を(1公演延期になりながらも)完走した、米津玄師。そのツアーの余韻もまだ残る中、完全招待制ライブに出演。短い時間ではあれど、もはやキャパ的には収まらない新木場STUDIO COASTでライブを見れるのは貴重な機会である。
無料招待に運よく当選した、2400人が会場を埋める中、19時になると、ステージに張られた紗幕に動物たちの影絵が映し出される。
これは「音楽隊」ツアーと同様、というか、メンバーが登場して、「Bremen」の世界に誘う「ウィルオウィスプ」からスタートするというのもツアーと同様で、結論から言うと、この日は「音楽隊」ツアーのハイライト部分を凝縮したようなライブであった。
ツアーを重ねてきったあとだけに、さすがにバンドメンバーの演奏には安定感があるが、ツアー同様に真っ黒い衣装で「アンビリーバーズ」をハンドマイクで歌いながらフロアタムを連打する米津玄師は、声自体はやはり独特の魅力ある声を聴かせてくれたが、高音部があまり出ていなかった印象。
すっかりサビの後半フレーズをキーを下げて歌うアレンジもおなじみになり(むしろCD聴いてるほうが違和感を感じるレベルに)、挨拶的なMCをするが、メンバー紹介などを省いた短いもの。
「ここから激しい曲をやっちゃおうかな。みんなついて来れる!?」
と、ツアーでは中盤に行われていたMCから「ゴーゴー幽霊船」という流れに。激しい曲が続くものかと思いきや、米津玄師がハンドマイクで歌う妖しげな雰囲気の「Undercover」→「Neon Sign」と、ツアーで「パンダヒーロー」をやったように、激しい曲を続けるわけではなく、やはり「Bremen」の曲がツアー以上に中心に据えられた内容。多分このあたりで米津玄師はマイクに頭をぶつけたりしていたが。
かと思えばステージ上方に赤く発光するネコの絵が登場した「ドーナツホール」を演奏し、MCではこの日本来は全く振る予定がなかったという中島(ギター)にいきなり話を振り、「最近何してる?」という質問に「神社を巡っている」と返し、
中島「MCがうまくなるようにお願いしている」
という締めに歓声が上がる。演奏うまくなるように、じゃないんかい、というツッコミもありつつ。
そしてツアーでは恒例の「あと2曲」宣言から、
「じゃあ朝までやっちゃう!?やらないんですけどね」
というやり取りもありつつ、幻想的な照明の中、アウトロで米津玄師の悲痛とも言える叫びが轟く「ホープランド」へ。ツアー中はこの曲に関しては長めの曲紹介(「個人的な曲過ぎるのでアルバムに入れるか悩んだ」)もあったが、この日は割愛されていた。
そしてラストはやはり米津玄師がアコギを弾く「Blue Jasmin」で終了するも、アンコールの声に応えてメンバーが再び登場し、神聖なイントロが追加された「アイネクライネ」を演奏し、どこかやり切ったような、すっきりしたような表情を浮かべてメンバーはステージを去っていった。
プレミアムライブというタイトルを冠してることにより、どんな内容のライブになるのかと思っていたが、結果的には先に述べたように、「Bremen」のツアー「音楽隊」のハイライトのような「一夜」だった。
噂されている新曲の披露や発表もなければ、過去曲の演奏もなく、「Bremen」の次の世界を垣間見ることはできなかったが、ツアーを終えた以上、「Bremen」の収録曲の中で、ライブで聴けるのはこの日が最後になる曲も何曲かはあるはず。
「これから僕らはどこへ行こう?」(「Blue Jasmin」)
果たして、これからこの男はどんな新しい世界を提示し、どんな景色を我々に見せてくれるんだろうか。
1.ウィルオウィスプ
2.アンビリーバーズ
3.フローライト
4.ゴーゴー幽霊船
5.Undercover
6.Neon Sign
7.ドーナツホール
8.ホープランド
9.Blue Jasmine
encore
10.アイネクライネ
Next→ 2/28 amazarashi @Zepp Tokyo

無料招待に運よく当選した、2400人が会場を埋める中、19時になると、ステージに張られた紗幕に動物たちの影絵が映し出される。
これは「音楽隊」ツアーと同様、というか、メンバーが登場して、「Bremen」の世界に誘う「ウィルオウィスプ」からスタートするというのもツアーと同様で、結論から言うと、この日は「音楽隊」ツアーのハイライト部分を凝縮したようなライブであった。
ツアーを重ねてきったあとだけに、さすがにバンドメンバーの演奏には安定感があるが、ツアー同様に真っ黒い衣装で「アンビリーバーズ」をハンドマイクで歌いながらフロアタムを連打する米津玄師は、声自体はやはり独特の魅力ある声を聴かせてくれたが、高音部があまり出ていなかった印象。
すっかりサビの後半フレーズをキーを下げて歌うアレンジもおなじみになり(むしろCD聴いてるほうが違和感を感じるレベルに)、挨拶的なMCをするが、メンバー紹介などを省いた短いもの。
「ここから激しい曲をやっちゃおうかな。みんなついて来れる!?」
と、ツアーでは中盤に行われていたMCから「ゴーゴー幽霊船」という流れに。激しい曲が続くものかと思いきや、米津玄師がハンドマイクで歌う妖しげな雰囲気の「Undercover」→「Neon Sign」と、ツアーで「パンダヒーロー」をやったように、激しい曲を続けるわけではなく、やはり「Bremen」の曲がツアー以上に中心に据えられた内容。多分このあたりで米津玄師はマイクに頭をぶつけたりしていたが。
かと思えばステージ上方に赤く発光するネコの絵が登場した「ドーナツホール」を演奏し、MCではこの日本来は全く振る予定がなかったという中島(ギター)にいきなり話を振り、「最近何してる?」という質問に「神社を巡っている」と返し、
中島「MCがうまくなるようにお願いしている」
という締めに歓声が上がる。演奏うまくなるように、じゃないんかい、というツッコミもありつつ。
そしてツアーでは恒例の「あと2曲」宣言から、
「じゃあ朝までやっちゃう!?やらないんですけどね」
というやり取りもありつつ、幻想的な照明の中、アウトロで米津玄師の悲痛とも言える叫びが轟く「ホープランド」へ。ツアー中はこの曲に関しては長めの曲紹介(「個人的な曲過ぎるのでアルバムに入れるか悩んだ」)もあったが、この日は割愛されていた。
そしてラストはやはり米津玄師がアコギを弾く「Blue Jasmin」で終了するも、アンコールの声に応えてメンバーが再び登場し、神聖なイントロが追加された「アイネクライネ」を演奏し、どこかやり切ったような、すっきりしたような表情を浮かべてメンバーはステージを去っていった。
プレミアムライブというタイトルを冠してることにより、どんな内容のライブになるのかと思っていたが、結果的には先に述べたように、「Bremen」のツアー「音楽隊」のハイライトのような「一夜」だった。
噂されている新曲の披露や発表もなければ、過去曲の演奏もなく、「Bremen」の次の世界を垣間見ることはできなかったが、ツアーを終えた以上、「Bremen」の収録曲の中で、ライブで聴けるのはこの日が最後になる曲も何曲かはあるはず。
「これから僕らはどこへ行こう?」(「Blue Jasmin」)
果たして、これからこの男はどんな新しい世界を提示し、どんな景色を我々に見せてくれるんだろうか。
1.ウィルオウィスプ
2.アンビリーバーズ
3.フローライト
4.ゴーゴー幽霊船
5.Undercover
6.Neon Sign
7.ドーナツホール
8.ホープランド
9.Blue Jasmine
encore
10.アイネクライネ
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