Czecho No Republic Major 3rd Album 「Santa Fe」リリース記念 聖なる行進TOUR スーパーファイナル×一夜限りの結成5周年スペシャル @Zepp DiverCity 10/17
- 2015/10/17
- 23:02
今年、日比谷野音でのワンマンを見事にソールドアウトさせ、その場で3rdアルバム「Santa Fe」のリリースを発表した、Czecho No Republic。
発表から発売まで2ヶ月、発売からリリースツアーファイナルまで1ヶ月というタイト過ぎるスケジュールの中で迎えた、この日のライブハウスとしては過去最大スケールとなる、Zepp DiverCityでのワンマンは、「Santa Fe」のリリースツアーであると同時に、バンドの結成5周年を祝う特別な一夜になることがすでにアナウンスされている。
会場内を装飾しているのはこのバンドならではで、いつも来ているこの会場もいつもとは全く違って見える中、18時を過ぎると会場が暗転し、砂川(ギター)を筆頭に、最新のアー写の真っ白な衣装を着たメンバーが1人ずつ勢いよくステージに登場。メンバーの後ろには5枚のLEDスクリーンが配置され、登場からすでに映像が映し出されている。
するといきなり金テープが炸裂し、「Oh Yeah!!!!!!!」からスタート。夏フェスまではクライマックスに演奏していたこの曲をいきなり最初に演奏するという段階で、もはやこの日のライブがこれまでとは全く違うライブであるということが良くわかる。曲中には武井(ボーカル&ベース&シンセ)が
「Czecho No Republicです。よろしくお願いします!」
と挨拶。
さらに続く「Amazing Parade」で、5,6曲しかやらないフェスかのような飛ばしぶり。紅一点メンバー・タカハシマイ(シンセ&ボーカル&ギター)の先導もあり、客席からは大きな手拍子が発生する。
ここで「Santa Fe」のアルバム曲の中から、まずは「Heart Beat」を披露。アルバムの中ではギターロック色が強い曲なだけに、この序盤の飛ばしっぷりに実に違和感なく合う。
「今日は5周年記念ってことで、「Santa Fe」の曲もやりつつ、昔の曲もやりつつ」
と武井がこの日の内容を匂わせると、「Santa Fe」のダンサブルなサビの「イメージ」から、
「もう1人の曲を作る人、八木ちゃんが歌います!」
と、ライブではおなじみの八木類(ギター&シンセ&ボーカル)がメインボーカルの「絵本の庭」、さらに「Santa Fe」の八木メインボーカル曲「Fun,Fun,Fun,Fun」を続ける。
その気だるさを含んだ声質もそうだが、八木が作る曲と歌詞からはファンタジー色や、明るさを感じさせる曲が多い。このあたりは根暗さがどうしても表出してしまうメインソングライターの武井との人間性の違いが表れているし、裏表と言ってもいい2人が同じバンドで曲を作って歌っているというのも実に面白い。
すると武井と山崎正太郎(ドラム)の初期メンバー2人が話し始め、
「チェコの最初の推し曲。最初にMVを作った曲か。出来た時は、ヤバい!これはめちゃくちゃ売れる!って思ったんだけど、DiverCityにたどり着くのに5年かかりました」
と言って演奏されたのは「マサチューセッツ」。さらに「魔法」と、過去のレア曲が並ぶが、もちろんかつてとは演奏しているメンバーが違うだけに、CDに収録されているのよりも格段に進化を遂げたバージョン、と言っていい。ちなみに「魔法」は5人になってから演奏するのはこの日が初めてとのこと。
武井が
「今日、初めてライブハウスに来た人とかいる?結構、みんなと違うとこで手を挙げたりすると、冷たい目で見られたりしがちじゃないですか、とかく日本という国は(笑)
でもそういうので全然良くて。自由に作ったアルバムだから、自由に好きなように踊ったり楽しんでほしい」
と、「Santa Fe」の中身を説明すると、そこからは「Santa Fe」のモードに。
タカハシマイがメインボーカルのサイケデリックな「クワーキーワールド」、駆け抜けるようなAメロから急激に転調し、しかも最後には全員のラップのような合唱になる「エンドルフィン」、ダークなシンセサウンドの過去曲「Clap Your Hands」を挟んでの、八木と正太郎がコール&レスポンスの練習をさせてから突入したアッパーな「Empty Your Mind」と、まさに「自由に作った」としか思えないような幅広い楽曲ばかりだが、この流れこそが「Santa Fe」そのもの。
サウンド、曲と同様にメンバーの編成もこれまでの形態に囚われない自由さになってきており、もはやタカハシだけでなく、武井と八木もそれぞれベースとギターを全く弾かずにシンセを弾いてるような、曲の再現性を高めている曲も多い。
そのあとのタカハシがハンドマイクでステージ上を移動しながら歌う「MUSIC」からは一転してバンドサウンドの代表曲かつ人気曲を連発していく。
観客が歌詞に合わせて指を掲げる「Call Her」、砂川が
「5年間で最高の盛り上がりを見せてくれー!」
と叫んでから始まった「Festival」、前作「MANTLE」リリース時にMVが話題を呼んだ「No Way」と、このバンドが5年の間にこんなにも多くの人が盛り上がるキラーチューンを生み出してきたことに今更ながら驚かされる。
日比谷野音で初披露された「Santa Fe」のリードトラック「Firework」では、再び銀テープが炸裂する中、武井が途中からベースを置いてハンドマイクになってステージ前まで出てきて歌う。野音の時は「Oh Yeah!!!!!!!」でハンドマイク歌唱をしたが、この日に最初に演奏された時はやらなかったため、野音後のインタビューで語られていた通り、後半になってライブが盛り上がるにつれてハンドマイクで歌いたくなってしまったのだろう。
「「Santa Fe」を作るにあたって、最初に出来た曲があって。今までだったらこういう曲はやらない、っていう曲なんだけど、今回はやろうと思った」
とエピソードを語った「Beautiful Days」は、楽しいチェコでも、ダークなチェコでもない、砂川のノイジーなギターがシューゲイズ感を生み出す、美しいバラードと言ってもいい曲。ある意味この曲をやったのがこの日のハイライトというか、この日のライブがただの5年の総括でも新作のツアーでもなく、今までにない新しいチェコを見せつけた瞬間だったように思う。
続く「For You」でタカハシマイがこの広い会場にいっぱいの愛を届けると客席には色とりどりの風船が放たれ(しかしタカハシは本当に歌が上手くなった)、「Santa Fe」のラスト曲「オルゴール」では再び武井が曲途中でハンドマイクになり、そのポップなサウンドの余韻を充分に残しながら本編は終了した。
アンコールではまずは武井と正太郎の2人がツアーTシャツに着替えて登場。武井はアコギを抱えている。他のメンバーが出てこない中、
「チェコを始める前に、この2人でVeni Vidi Viciousってバンドをやってて。そしたらボーカルが急にもうやりたくない!って言い出して。でも決まってるライブが何本かあったから、どうするか、って言って残された3人で下北沢の地下にある和民ん家に集まって会議して。
実はそれまでにも、彼女に聴かせるためだけに曲を作ってて。フィリピン人のハーフの彼女だったんだけど(笑)
実は曲あるんだよね…ってその時に正太郎に聴かせたら、すげぇいいじゃん!って言ってくれて。その曲をやります。今まで弾き語りとか絶対やりたくないから、あらゆるオファーを断りまくってきたんだけど。この2人だけでこうしてステージに立つのは初めてです」
と、バンドの成り立ちを語ると、武井がアコギ、正太郎がカホンという2人編成でその当時に作ったという「Good Bye」を演奏。
すると、1番のサビ終わりで八木が、最後のサビ前で砂川とタカハシがそれぞれツアーTシャツに着替えた姿で合流。徐々に音が重なっていく様は、八木が加入し、砂川とタカハシが加入して、というバンドの歩みそのものを1曲の中で示したかのようだった。
その後には砂川とタカハシが、それぞれ
「こんな景色を見ることができるなんて思っていなかった」
と感動的なMC。かと思いきや、タカハシは
「演奏中に感動してたら、2階席で私のおばあちゃんが岩下の新生姜のサイリウムを振っているのが見えて冷めた(笑)」
とオチをつけるのを忘れない。
砂川とタカハシだけでなく、Veni Vidi Viciousをやっていた武井と正太郎も、「3カ月で辞めると思ってた」という八木も、チェコをやらなければ、こうしてこのステージや野音、フェスの大きなステージに立つことはできなかった。
そんなメンバーだからこそ、今のチェコはこの5人でしかありえないバンドになっている。
そんなMCに感動してか、正太郎が何故か泣きそうになっている中、先に客席をバックに写真撮影。そして、
「始めた当初は泥舟みたいなバンドだった」
と武井が言っての「幽霊船」で、この上ないくらいの多幸感に包まれながら終了した。
しかし、それでもメンバーを求めるアンコールはやまず、再びメンバーが登場。
「この曲をやらなければ終われないでしょ。大きいところでみんなで歌おうと思って作った曲。だから今日この曲は今日完成すると言っても過言ではない」
と言って、「ダイナソー」で終始大合唱が鳴り響きながら終了。
武井と砂川がピックを、正太郎はスティックを放り投げまくる中、タカハシは
「もっといい景色をみんなで観に行こう!」
と言い、最後には砂川が
「どうもありがとうー!」
と言ってステージを去り、ツアーファイナルにして5周年記念ライブは幕を閉じた。
代表曲、最新曲、レア曲。ギターロック、ダンス、エレクトロ…。チェコのあらゆる曲を披露しながらも、すべての曲が確かなライブでの肉体性を宿していると実感させられた、5周年スペシャルワンマン。本当にでかいステージが似合うバンドになったし、これからもっとでかいステージに立つはず。いつか、野音より大きな野外のステージでのワンマンが見てみたい。
1.Oh Yeah!!!!!!!
2.Amazing Parade
3.Heart Beat
4.ネバーランド
5.イメージ
6.絵本の庭
7.Fun,Fun,Fun,Fun
8.マサチューセッツ
9.魔法
10.クワーキーワールド
11.エンドルフィン
12.Clap Your Hands
13.Empty Your Mind
14.MUSIC
15.Call Her
16.Festival
17.No Way
18.Firework
19.Beautiful Days
20.For You
21.オルゴール
encore
22.Good Bye
23.幽霊船
encore2
24.ダイナソー
Firework
http://youtu.be/ZREIq7SpI_I
Next→ 10/23 9mm Parabellum Bullet × 東京スカパラダイスオーケストラ @Zepp Tokyo
発表から発売まで2ヶ月、発売からリリースツアーファイナルまで1ヶ月というタイト過ぎるスケジュールの中で迎えた、この日のライブハウスとしては過去最大スケールとなる、Zepp DiverCityでのワンマンは、「Santa Fe」のリリースツアーであると同時に、バンドの結成5周年を祝う特別な一夜になることがすでにアナウンスされている。
会場内を装飾しているのはこのバンドならではで、いつも来ているこの会場もいつもとは全く違って見える中、18時を過ぎると会場が暗転し、砂川(ギター)を筆頭に、最新のアー写の真っ白な衣装を着たメンバーが1人ずつ勢いよくステージに登場。メンバーの後ろには5枚のLEDスクリーンが配置され、登場からすでに映像が映し出されている。
するといきなり金テープが炸裂し、「Oh Yeah!!!!!!!」からスタート。夏フェスまではクライマックスに演奏していたこの曲をいきなり最初に演奏するという段階で、もはやこの日のライブがこれまでとは全く違うライブであるということが良くわかる。曲中には武井(ボーカル&ベース&シンセ)が
「Czecho No Republicです。よろしくお願いします!」
と挨拶。
さらに続く「Amazing Parade」で、5,6曲しかやらないフェスかのような飛ばしぶり。紅一点メンバー・タカハシマイ(シンセ&ボーカル&ギター)の先導もあり、客席からは大きな手拍子が発生する。
ここで「Santa Fe」のアルバム曲の中から、まずは「Heart Beat」を披露。アルバムの中ではギターロック色が強い曲なだけに、この序盤の飛ばしっぷりに実に違和感なく合う。
「今日は5周年記念ってことで、「Santa Fe」の曲もやりつつ、昔の曲もやりつつ」
と武井がこの日の内容を匂わせると、「Santa Fe」のダンサブルなサビの「イメージ」から、
「もう1人の曲を作る人、八木ちゃんが歌います!」
と、ライブではおなじみの八木類(ギター&シンセ&ボーカル)がメインボーカルの「絵本の庭」、さらに「Santa Fe」の八木メインボーカル曲「Fun,Fun,Fun,Fun」を続ける。
その気だるさを含んだ声質もそうだが、八木が作る曲と歌詞からはファンタジー色や、明るさを感じさせる曲が多い。このあたりは根暗さがどうしても表出してしまうメインソングライターの武井との人間性の違いが表れているし、裏表と言ってもいい2人が同じバンドで曲を作って歌っているというのも実に面白い。
すると武井と山崎正太郎(ドラム)の初期メンバー2人が話し始め、
「チェコの最初の推し曲。最初にMVを作った曲か。出来た時は、ヤバい!これはめちゃくちゃ売れる!って思ったんだけど、DiverCityにたどり着くのに5年かかりました」
と言って演奏されたのは「マサチューセッツ」。さらに「魔法」と、過去のレア曲が並ぶが、もちろんかつてとは演奏しているメンバーが違うだけに、CDに収録されているのよりも格段に進化を遂げたバージョン、と言っていい。ちなみに「魔法」は5人になってから演奏するのはこの日が初めてとのこと。
武井が
「今日、初めてライブハウスに来た人とかいる?結構、みんなと違うとこで手を挙げたりすると、冷たい目で見られたりしがちじゃないですか、とかく日本という国は(笑)
でもそういうので全然良くて。自由に作ったアルバムだから、自由に好きなように踊ったり楽しんでほしい」
と、「Santa Fe」の中身を説明すると、そこからは「Santa Fe」のモードに。
タカハシマイがメインボーカルのサイケデリックな「クワーキーワールド」、駆け抜けるようなAメロから急激に転調し、しかも最後には全員のラップのような合唱になる「エンドルフィン」、ダークなシンセサウンドの過去曲「Clap Your Hands」を挟んでの、八木と正太郎がコール&レスポンスの練習をさせてから突入したアッパーな「Empty Your Mind」と、まさに「自由に作った」としか思えないような幅広い楽曲ばかりだが、この流れこそが「Santa Fe」そのもの。
サウンド、曲と同様にメンバーの編成もこれまでの形態に囚われない自由さになってきており、もはやタカハシだけでなく、武井と八木もそれぞれベースとギターを全く弾かずにシンセを弾いてるような、曲の再現性を高めている曲も多い。
そのあとのタカハシがハンドマイクでステージ上を移動しながら歌う「MUSIC」からは一転してバンドサウンドの代表曲かつ人気曲を連発していく。
観客が歌詞に合わせて指を掲げる「Call Her」、砂川が
「5年間で最高の盛り上がりを見せてくれー!」
と叫んでから始まった「Festival」、前作「MANTLE」リリース時にMVが話題を呼んだ「No Way」と、このバンドが5年の間にこんなにも多くの人が盛り上がるキラーチューンを生み出してきたことに今更ながら驚かされる。
日比谷野音で初披露された「Santa Fe」のリードトラック「Firework」では、再び銀テープが炸裂する中、武井が途中からベースを置いてハンドマイクになってステージ前まで出てきて歌う。野音の時は「Oh Yeah!!!!!!!」でハンドマイク歌唱をしたが、この日に最初に演奏された時はやらなかったため、野音後のインタビューで語られていた通り、後半になってライブが盛り上がるにつれてハンドマイクで歌いたくなってしまったのだろう。
「「Santa Fe」を作るにあたって、最初に出来た曲があって。今までだったらこういう曲はやらない、っていう曲なんだけど、今回はやろうと思った」
とエピソードを語った「Beautiful Days」は、楽しいチェコでも、ダークなチェコでもない、砂川のノイジーなギターがシューゲイズ感を生み出す、美しいバラードと言ってもいい曲。ある意味この曲をやったのがこの日のハイライトというか、この日のライブがただの5年の総括でも新作のツアーでもなく、今までにない新しいチェコを見せつけた瞬間だったように思う。
続く「For You」でタカハシマイがこの広い会場にいっぱいの愛を届けると客席には色とりどりの風船が放たれ(しかしタカハシは本当に歌が上手くなった)、「Santa Fe」のラスト曲「オルゴール」では再び武井が曲途中でハンドマイクになり、そのポップなサウンドの余韻を充分に残しながら本編は終了した。
アンコールではまずは武井と正太郎の2人がツアーTシャツに着替えて登場。武井はアコギを抱えている。他のメンバーが出てこない中、
「チェコを始める前に、この2人でVeni Vidi Viciousってバンドをやってて。そしたらボーカルが急にもうやりたくない!って言い出して。でも決まってるライブが何本かあったから、どうするか、って言って残された3人で下北沢の地下にある和民ん家に集まって会議して。
実はそれまでにも、彼女に聴かせるためだけに曲を作ってて。フィリピン人のハーフの彼女だったんだけど(笑)
実は曲あるんだよね…ってその時に正太郎に聴かせたら、すげぇいいじゃん!って言ってくれて。その曲をやります。今まで弾き語りとか絶対やりたくないから、あらゆるオファーを断りまくってきたんだけど。この2人だけでこうしてステージに立つのは初めてです」
と、バンドの成り立ちを語ると、武井がアコギ、正太郎がカホンという2人編成でその当時に作ったという「Good Bye」を演奏。
すると、1番のサビ終わりで八木が、最後のサビ前で砂川とタカハシがそれぞれツアーTシャツに着替えた姿で合流。徐々に音が重なっていく様は、八木が加入し、砂川とタカハシが加入して、というバンドの歩みそのものを1曲の中で示したかのようだった。
その後には砂川とタカハシが、それぞれ
「こんな景色を見ることができるなんて思っていなかった」
と感動的なMC。かと思いきや、タカハシは
「演奏中に感動してたら、2階席で私のおばあちゃんが岩下の新生姜のサイリウムを振っているのが見えて冷めた(笑)」
とオチをつけるのを忘れない。
砂川とタカハシだけでなく、Veni Vidi Viciousをやっていた武井と正太郎も、「3カ月で辞めると思ってた」という八木も、チェコをやらなければ、こうしてこのステージや野音、フェスの大きなステージに立つことはできなかった。
そんなメンバーだからこそ、今のチェコはこの5人でしかありえないバンドになっている。
そんなMCに感動してか、正太郎が何故か泣きそうになっている中、先に客席をバックに写真撮影。そして、
「始めた当初は泥舟みたいなバンドだった」
と武井が言っての「幽霊船」で、この上ないくらいの多幸感に包まれながら終了した。
しかし、それでもメンバーを求めるアンコールはやまず、再びメンバーが登場。
「この曲をやらなければ終われないでしょ。大きいところでみんなで歌おうと思って作った曲。だから今日この曲は今日完成すると言っても過言ではない」
と言って、「ダイナソー」で終始大合唱が鳴り響きながら終了。
武井と砂川がピックを、正太郎はスティックを放り投げまくる中、タカハシは
「もっといい景色をみんなで観に行こう!」
と言い、最後には砂川が
「どうもありがとうー!」
と言ってステージを去り、ツアーファイナルにして5周年記念ライブは幕を閉じた。
代表曲、最新曲、レア曲。ギターロック、ダンス、エレクトロ…。チェコのあらゆる曲を披露しながらも、すべての曲が確かなライブでの肉体性を宿していると実感させられた、5周年スペシャルワンマン。本当にでかいステージが似合うバンドになったし、これからもっとでかいステージに立つはず。いつか、野音より大きな野外のステージでのワンマンが見てみたい。
1.Oh Yeah!!!!!!!
2.Amazing Parade
3.Heart Beat
4.ネバーランド
5.イメージ
6.絵本の庭
7.Fun,Fun,Fun,Fun
8.マサチューセッツ
9.魔法
10.クワーキーワールド
11.エンドルフィン
12.Clap Your Hands
13.Empty Your Mind
14.MUSIC
15.Call Her
16.Festival
17.No Way
18.Firework
19.Beautiful Days
20.For You
21.オルゴール
encore
22.Good Bye
23.幽霊船
encore2
24.ダイナソー
Firework
http://youtu.be/ZREIq7SpI_I
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