EX THEATER OPENING SERIES GO LIVE EXTRA くるり&ストレイテナー @EX THEATER ROPPONGI 2/26
- 2014/02/26
- 22:49
ともにここ一週間以内にライブを見ている、くるりとストレイテナーの対バン。しかもストレイテナーは先週も2マンだったが、ともにすでにたくさんの持ち曲があるためにセトリは変えてくるであろうという予想。
しかしこのEX THEATER ROPPONGIはいったいいつまでオープニングシリーズをやっているのだろうか。
これまでここに来た中でおそらく1番人がいるであろうというくらいの大入りの観客が待ち受ける中、まず先攻はストレイテナー。
いつものSEでメンバーが登場すると、壮大なイメージの「Ark」からスタート。ソリッドなギターサウンドの「REMINDER」、ベースのひなっちがイントロで観客に手拍子を煽る「Sunny Suicide」と、ここまでの冒頭3曲は先週から総入れ替え。
ホリエがキーボードを操りながら歌うゆったりしたダンスナンバー「BLACK DYED」は最新ミニアルバムリリース以降の定番だろうか。一転して性急なギターロック「瞬きをしない猫」を終えるとホリエのMC。
「EX THEATERのオープニングシリーズの一環ということで、呼んでもらってありがとうございます。僕はこの前geek sleep sheepのライブをここに見にきたんですけど、すごく音がタイトで、しっかり演奏しなきゃいけんな、と思っています。
くるりとストレイテナーって一見、?な感じだと思うけど、2年前に僕が京都音博に出してもらってから岸田君とはちょこちょこ飲みにいったりしていて。来月出る我々のツアーDVDにも、我々が高知でライブして屋台で打ち上げやってる時に、高松でライブを終えたくるりが合流するという様子が一瞬だけ映ってます(笑)」
と、対バンのくるりとの関係を語る。
「From Noon Till Dawn」から、
「バラードを1曲」
と言ってホリエがキーボードに移動し、「シンクロ」をじっくり聴かせると、そのままピアノのイントロから始まる、ファンの人気投票1位の「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」からは「シンデレラソング」とアッパーな曲を続け、
「六本木とロックと言えば宇崎竜童さんとか内田裕也さんしか思い浮かばないですけど、こうしてこのハコが出来たことによって、我々と六本木がつながっていくんだと思います。六本木のバーサーカー達に捧げます!」
というシンペイの前フリから「BERSERKER TUNE」へ。
定番曲ではあるが、先週はやらなかった「羊の群れは丘を登る」、「Melodic Storm」を終えると、
「くるりは本当に音楽的な人達で。ロックバンドであると同時に音楽家だな、っていう存在で。さっきも楽屋でずっとMr.BIGの話をしてました(笑)
また機会があったら是非対バンしたいです!」
とホリエが言い、ラストは意外な「Farewell Dear Deadman」。先週のTHE BAWDIESとの対バンとは半分以上セトリを変えてきたが、そうしたことで、短いスパンでライブを見てもマンネリ感は全く感じない。そうするとまたすぐライブ見たくなるし、すぐあとにライブあっても見てみようと思う。全都道府県ツアーやってるだけにこういうとこはさすがと言わざるを得ない。
1.Ark
2.REMINDER
3.Sunny Suicide
4.BLACK DYED
5.瞬きをしない猫
6.From Noon Till Dawn
7.シンクロ
8.SAD AND BEAUTIFUL WORLD
9.シンデレラソング
10.BERSERKER TUNE
11.羊の群れは丘を登る
12.Melodic Storm
13.Farewell Dear Deadman
http://youtu.be/hwVfk96veOw
シンデレラソング / ストレイテナー
そして後攻のくるり。4日前に見たばかりなのだが、その時と同じ、岸田、佐藤、ファンファンの3人に、ギター山本幹宗とドラム福田洋子を加えた5人編成。ただ違うのは、パーマ気味だった岸田の髪型が、パーマどころかアフロみたいになっているところ。
そんな短い期間での見た目の変化はあったものの、冒頭からの流れは全く同じ。しかし「ブレーメン」は一体何回アレンジし直されているのだろうか。「ワルツを踊れ」リリース後のストリングスやオーケストラを加えたアレンジや、吉田省念のチェロをフィーチャーしたアレンジ、そして今はその役割をファンファンのトランペットが担っている。
岸田「ここはEX THEATERですけどね、絶対エックスシアターって呼んでるやつおるで」
佐藤「他局ですけど、昔EXテレビって書いてエックステレビって番組ありましたからね。スマッシング・パンプキンズが出てた、ちょっとエロい番組(笑)」
岸田「今はデータやけど、昔VHSにそういう番組録画してた時はラベルに「地球なんちゃら紀行」とか書いたりしてな(笑)」
佐藤「昔よく回ってたテープには、「PKO法案」っていうラベルが貼ってましたね(笑)勉強になるっていう感じの(笑)」
岸田「それは、パイオツ(P)カイデー(K)…(以下略)」
というしょうもなさすぎるMCのあとに未音源化の名曲「Loveless」を持ってくるという、ある意味落差のある流れ。しかし、次は
「東京には六本木という有名な地名があるんですが、目黒区には五本木がありますからね。まぁ木が6本あったんやろうね。三軒茶屋はカフェが3軒あったんかな(笑)京都には二軒茶屋がありますけどね。あっこはカフェが2軒あったんやろね(笑)」
という実に岸田らしい地理についてのMC。
この間やった時は、珍しい選曲だなーと思った「花の水鉄砲」を今日も演奏したあたり、この編成ではおなじみの曲になるのかもしれない。
「虹」までは全くこの前と同じ流れだったが、そのあとに演奏した、岸田の絶唱が響く「街」と、一転してアコギの調べがタイトルとは逆に春の到来を待ちわびる「さよなら春の日」はこの前はやらなかった曲。
そして、
岸田「僕らは大学の時くらいに京都から東京に来て。一回京都に戻ったんやけどまた最近東京に来て。2回上京してるんやけど、もうホームシックやわー(笑)」
佐藤「かなり帰りたいですよね(笑)」
というやり取りから、予想通りに「東京」で本編は終了。
アンコールでは珍しく岸田が1人で登場し、アコギを持つと、
「いろんなライブハウスやホールがあるけど、ここめっちゃ音ええやろ?だからいろいろ試したいなーと思って、弾き語りを試させてもらいます」
と弾き語りで「宿はなし」を披露。しかしそれでもバンドメンバーは登場する気配はなく、
「ちょっと飲み仲間でも呼ぼうかな。ストレイテナー、ホリエアツシ!」
と言うと、まさかのホリエが登場。
ホリエ「そっちに寄せてメガネをかけてきました(笑)」
岸田「髪型も寄せてよ(笑)」
ホリエ「髪型は無理です(笑)」
岸田「よく飲んで話するんやけど、昨日もLINEでやり取りしててな?ホリエ君、スタンプを送ってくれるんですよ(笑)」
ホリエ「昨日は達川さんのスタンプをね(笑)これまだ知らないだろうなぁと思って(笑)」
(達川光男:広島カープのキャッチャーと言ったらこの人。打撃成績自体は平凡だが、巧みなリードで投手陣の力を引き出し、偽デッドボールやコンタクトレンズ紛失事件などにより、記録よりも記憶に残る選手だった。現役時代のニックネームは「グラウンドの詐欺師」。今年は阪神タイガースのバッテリーコーチに)
という仲の良さそうなやり取りから、「飲んでる時に盛り上がった曲」と言って、まさかの長渕剛「とんぼ」のカバー。ホリエの言った通りに出オチ感が半端なかったが、何故ならそれは2人(特にホリエ)が完全に長渕剛のモノマネとしか言いようがない歌い方をしていたからであり、歌い出すと同時に客席は爆笑。
そんな出オチネタを終えるとホリエが去り、くるりのメンバーが再び登場。して
「あれで最後というのもどうかと(笑)」
という理由で、山本幹宗とファンファンのツインキーボードによる「ばらの花」。ファンファンのコーラスが彩りを加え、もはや彼女がバンドに欠かせない存在であることは間違いないのだが、やはり1曲前からの落差がすごかった。
演奏を終えると、メンバーが横に並んで観客に頭を下げて終了。しかし「Loveless」を始め、いろいろ音源化してない曲があるのだが、それはいつどういう形でリリースされるのだろうか。
1.ワンダーフォーゲル
2.ブレーメン
3.ロックンロール・ハネムーン
4.everybody feel the same
5.Loveless
6.花の水鉄砲
7.虹
8.街
9.さよなら春の日
10.東京
encore
11.宿はなし (弾き語り)
12.とんぼ (長渕剛のカバー、withホリエアツシ)
13.ばらの花
http://youtu.be/fpjIsylnvU8
ばらの花 / くるり
しかしこのEX THEATER ROPPONGIはいったいいつまでオープニングシリーズをやっているのだろうか。
これまでここに来た中でおそらく1番人がいるであろうというくらいの大入りの観客が待ち受ける中、まず先攻はストレイテナー。
いつものSEでメンバーが登場すると、壮大なイメージの「Ark」からスタート。ソリッドなギターサウンドの「REMINDER」、ベースのひなっちがイントロで観客に手拍子を煽る「Sunny Suicide」と、ここまでの冒頭3曲は先週から総入れ替え。
ホリエがキーボードを操りながら歌うゆったりしたダンスナンバー「BLACK DYED」は最新ミニアルバムリリース以降の定番だろうか。一転して性急なギターロック「瞬きをしない猫」を終えるとホリエのMC。
「EX THEATERのオープニングシリーズの一環ということで、呼んでもらってありがとうございます。僕はこの前geek sleep sheepのライブをここに見にきたんですけど、すごく音がタイトで、しっかり演奏しなきゃいけんな、と思っています。
くるりとストレイテナーって一見、?な感じだと思うけど、2年前に僕が京都音博に出してもらってから岸田君とはちょこちょこ飲みにいったりしていて。来月出る我々のツアーDVDにも、我々が高知でライブして屋台で打ち上げやってる時に、高松でライブを終えたくるりが合流するという様子が一瞬だけ映ってます(笑)」
と、対バンのくるりとの関係を語る。
「From Noon Till Dawn」から、
「バラードを1曲」
と言ってホリエがキーボードに移動し、「シンクロ」をじっくり聴かせると、そのままピアノのイントロから始まる、ファンの人気投票1位の「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」からは「シンデレラソング」とアッパーな曲を続け、
「六本木とロックと言えば宇崎竜童さんとか内田裕也さんしか思い浮かばないですけど、こうしてこのハコが出来たことによって、我々と六本木がつながっていくんだと思います。六本木のバーサーカー達に捧げます!」
というシンペイの前フリから「BERSERKER TUNE」へ。
定番曲ではあるが、先週はやらなかった「羊の群れは丘を登る」、「Melodic Storm」を終えると、
「くるりは本当に音楽的な人達で。ロックバンドであると同時に音楽家だな、っていう存在で。さっきも楽屋でずっとMr.BIGの話をしてました(笑)
また機会があったら是非対バンしたいです!」
とホリエが言い、ラストは意外な「Farewell Dear Deadman」。先週のTHE BAWDIESとの対バンとは半分以上セトリを変えてきたが、そうしたことで、短いスパンでライブを見てもマンネリ感は全く感じない。そうするとまたすぐライブ見たくなるし、すぐあとにライブあっても見てみようと思う。全都道府県ツアーやってるだけにこういうとこはさすがと言わざるを得ない。
1.Ark
2.REMINDER
3.Sunny Suicide
4.BLACK DYED
5.瞬きをしない猫
6.From Noon Till Dawn
7.シンクロ
8.SAD AND BEAUTIFUL WORLD
9.シンデレラソング
10.BERSERKER TUNE
11.羊の群れは丘を登る
12.Melodic Storm
13.Farewell Dear Deadman
http://youtu.be/hwVfk96veOw
シンデレラソング / ストレイテナー
そして後攻のくるり。4日前に見たばかりなのだが、その時と同じ、岸田、佐藤、ファンファンの3人に、ギター山本幹宗とドラム福田洋子を加えた5人編成。ただ違うのは、パーマ気味だった岸田の髪型が、パーマどころかアフロみたいになっているところ。
そんな短い期間での見た目の変化はあったものの、冒頭からの流れは全く同じ。しかし「ブレーメン」は一体何回アレンジし直されているのだろうか。「ワルツを踊れ」リリース後のストリングスやオーケストラを加えたアレンジや、吉田省念のチェロをフィーチャーしたアレンジ、そして今はその役割をファンファンのトランペットが担っている。
岸田「ここはEX THEATERですけどね、絶対エックスシアターって呼んでるやつおるで」
佐藤「他局ですけど、昔EXテレビって書いてエックステレビって番組ありましたからね。スマッシング・パンプキンズが出てた、ちょっとエロい番組(笑)」
岸田「今はデータやけど、昔VHSにそういう番組録画してた時はラベルに「地球なんちゃら紀行」とか書いたりしてな(笑)」
佐藤「昔よく回ってたテープには、「PKO法案」っていうラベルが貼ってましたね(笑)勉強になるっていう感じの(笑)」
岸田「それは、パイオツ(P)カイデー(K)…(以下略)」
というしょうもなさすぎるMCのあとに未音源化の名曲「Loveless」を持ってくるという、ある意味落差のある流れ。しかし、次は
「東京には六本木という有名な地名があるんですが、目黒区には五本木がありますからね。まぁ木が6本あったんやろうね。三軒茶屋はカフェが3軒あったんかな(笑)京都には二軒茶屋がありますけどね。あっこはカフェが2軒あったんやろね(笑)」
という実に岸田らしい地理についてのMC。
この間やった時は、珍しい選曲だなーと思った「花の水鉄砲」を今日も演奏したあたり、この編成ではおなじみの曲になるのかもしれない。
「虹」までは全くこの前と同じ流れだったが、そのあとに演奏した、岸田の絶唱が響く「街」と、一転してアコギの調べがタイトルとは逆に春の到来を待ちわびる「さよなら春の日」はこの前はやらなかった曲。
そして、
岸田「僕らは大学の時くらいに京都から東京に来て。一回京都に戻ったんやけどまた最近東京に来て。2回上京してるんやけど、もうホームシックやわー(笑)」
佐藤「かなり帰りたいですよね(笑)」
というやり取りから、予想通りに「東京」で本編は終了。
アンコールでは珍しく岸田が1人で登場し、アコギを持つと、
「いろんなライブハウスやホールがあるけど、ここめっちゃ音ええやろ?だからいろいろ試したいなーと思って、弾き語りを試させてもらいます」
と弾き語りで「宿はなし」を披露。しかしそれでもバンドメンバーは登場する気配はなく、
「ちょっと飲み仲間でも呼ぼうかな。ストレイテナー、ホリエアツシ!」
と言うと、まさかのホリエが登場。
ホリエ「そっちに寄せてメガネをかけてきました(笑)」
岸田「髪型も寄せてよ(笑)」
ホリエ「髪型は無理です(笑)」
岸田「よく飲んで話するんやけど、昨日もLINEでやり取りしててな?ホリエ君、スタンプを送ってくれるんですよ(笑)」
ホリエ「昨日は達川さんのスタンプをね(笑)これまだ知らないだろうなぁと思って(笑)」
(達川光男:広島カープのキャッチャーと言ったらこの人。打撃成績自体は平凡だが、巧みなリードで投手陣の力を引き出し、偽デッドボールやコンタクトレンズ紛失事件などにより、記録よりも記憶に残る選手だった。現役時代のニックネームは「グラウンドの詐欺師」。今年は阪神タイガースのバッテリーコーチに)
という仲の良さそうなやり取りから、「飲んでる時に盛り上がった曲」と言って、まさかの長渕剛「とんぼ」のカバー。ホリエの言った通りに出オチ感が半端なかったが、何故ならそれは2人(特にホリエ)が完全に長渕剛のモノマネとしか言いようがない歌い方をしていたからであり、歌い出すと同時に客席は爆笑。
そんな出オチネタを終えるとホリエが去り、くるりのメンバーが再び登場。して
「あれで最後というのもどうかと(笑)」
という理由で、山本幹宗とファンファンのツインキーボードによる「ばらの花」。ファンファンのコーラスが彩りを加え、もはや彼女がバンドに欠かせない存在であることは間違いないのだが、やはり1曲前からの落差がすごかった。
演奏を終えると、メンバーが横に並んで観客に頭を下げて終了。しかし「Loveless」を始め、いろいろ音源化してない曲があるのだが、それはいつどういう形でリリースされるのだろうか。
1.ワンダーフォーゲル
2.ブレーメン
3.ロックンロール・ハネムーン
4.everybody feel the same
5.Loveless
6.花の水鉄砲
7.虹
8.街
9.さよなら春の日
10.東京
encore
11.宿はなし (弾き語り)
12.とんぼ (長渕剛のカバー、withホリエアツシ)
13.ばらの花
http://youtu.be/fpjIsylnvU8
ばらの花 / くるり
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