キュウソネコカミ 「DMCC - REAL ONEMAN TOUR - ~ドコまでもチョコチョコ~」 @新木場STUDIO COAST 1/24
- 2015/01/24
- 23:11
昨年は夏フェスを騒がしまくり、先日、新作ミニアルバム「ハッピーポンコツランド」をリリース。発売日のオリコンチャートで5位(週間7位)と、フェスでのステージもでかくなるとともに、しっかりとセールスも伴ってきているキュウソネコカミ。
その「ハッピーポンコツランド」のリリースツアーが早くも開催。すでに来月の豊洲PITでの追加公演もソールドアウトしている中、今回はイベントなどでは何度かライブを行っている、新木場STUDIO COAST。去年の1/25が渋谷QUATTROでのワンマンだったことを考えると、とんでもないスピードでの規模の拡大ぶりである。
ネズミのキャラクターを使った物販が長蛇の列過ぎるのもこのバンドのライブの光景であるが、開演前の会場内BGMに「エキセントリック少年ボウイのテーマ」が使われているあたりもこのバンドらしさを感じる。
開演時間の18時になると、ステージに現れたのは、話が長すぎることで有名な、ATフィールドの青木代表。ライブに関しての諸注意をするが、やはり何かと長い。しかし、グダグダになりそうな空気の中、ほとんどの観客がちゃんと聞いていた。
青木代表が去ると、メンバーが登場。いきなりの「サブカル女子」で観客も
「お笑いといえば」「ラーメンズ!」
「ブログに書いちゃう」「鬱日記!」
など、早くも大きな合唱が会場を包む。セイヤ(ボーカル&ギター)も高くジャンプしたりと、のっけからテンションが高い。
元はシークレットトラックに入っている、関西のイベンターをテーマにした曲だったのが、真っ当な温泉ソングになった「OS」、毎週ロトシックスを買いに行くのをドラクエの勇者ロトに絡めた「勇者ロトシック」と、新作からの曲に続けて、「ゲームつながり」ということで、「ゲーマーズハイ」も演奏。「勇者ロトシック」は、そんなポンコツなテーマの曲なのに、
「いつかは真面目に親孝行HEY!」
という歌詞が実に切ない。
早くも客席からは他の観客の脱げた靴を掲げる人が現れ、持ち主を探す時間を取りつつ、
セイヤ「愛してるよ!…これ、ようぺいん([Alexandros])の真似や。プラシーボ効果ってやつで、イケメンやって思い込んでればイケメンになれるねん」
というMCで笑わせ、まんま空芯菜のことを歌った「空芯菜」から、
「奨学金に殺されそうだ」
という「貧困ビジネス」、離婚と不倫をテーマにした「要するに飽きた」と、どうやったら思いつくのか、と思わずにはいられない歌詞の曲は新作でもさらに鋭さを増す。
するとiPhoneのマリンバの着信音が鳴り、
「携帯の着メロ鳴ってるの誰や!」
とセイヤが言うと、持ち主はオカザワ(ギター)で、実に大根役者そのものな演技力で会話してるフリをし、
「愛してるよ」
と言ったところで、まさにそのiPhoneのマリンバをシンセで弾くイントロの「ファントムバイブレーション」。
さらに、このツアーはレア曲コーナーを設けており、最初は3曲挙げて、それぞれの曲の歓声のデシベル数でやる曲を決めていたらしいが、いかんせんグダる、という理由で、自分たちが今やりたいレア曲、
「大学生の時に付き合ってた彼女が水商売に染まっていった時に作った曲」
という生々しいエピソード過ぎる「性ビジネスは不滅」を演奏。
ワンマンなどの長尺ライブではおなじみ、「社会のしがらみ」という、様々なことが書かれた段ボールを持ち、そのしがらみの内容を読み上げる「困った」では、この日はライブのマナーについてが中心。最近、なかなかライブマナーについては過激なことが言えずに、胃に穴が空きそうだというくらいにストレスが溜まっているというセイヤが、
「空気読まずに身勝手にダイブしまくるダイバーは死ね!そいつら数人のせいで、周りの数百人が傷付くねん!俺らはみんなに楽しく帰ってもらいたいから、キュウソのワンマンではこれから俺以外はダイブ禁止や!」
と、自身の筆で書かれた「ワンマンでは俺以外ダイブ禁止」という紙を掲げると、段ボールを客席に投げ、段ボール目掛けてダイブ。思いの外段ボールがでかくてセイヤが潰せるか不安になっていたのが面白かった。
フェスでももはやおなじみ、サークルではなく盆踊りを推奨する「KMDT25」、キュウソ史上最も切ない、それこそ然るべき状況で聴いたら涙が出そうなくらいの切なさの「なんまんだ」(ただ、メンバーはこの曲の見せ方をまだ試行錯誤中らしい)、客席で2本のウォールオブデスも発生させ、
「ヤンキー怖いー!」
の大合唱を巻き起こした「DQNなりたい、40代で死にたい」では、再びセイヤが客席に突入し、COASTのフロアのちょうど真ん中くらいにあるミラーボールの下まで到達して、観客に支えられながら「ヤンキー怖いー!」コールをして倒れこみながら観客にステージまで送ってもらう。
「カワイイだけ」のように、このバンドには踊れる曲が非常に多いのだが、多くの観客を踊らせられるのは、ヨコタのシンセもそうだが、カワクボとソゴウのリズム隊によるものだと思う。(特にカワクボのベースはこのバンドの見た目のイメージからは想像できないくらいに力強い)
というか、何気にこのバンドはしっかりと演奏が上手い。今は歌詞にばかり注目が集まりがちだが、これからその演奏力にもっと注目が集まるよう曲も増えてくるはず。
「ウィーアーインディーズバンド!!」「良いDJ」と定番の暴れる曲が続くと、
「次はGALAXYっていう曲をやるけど、最初はキュウソらしくない!とか、ああはいはいこういう売れそうな曲ね、とか、もう私の好きなキュウソじゃなくなったのねお疲れ様ー、とか言われたけど、普通に良い曲やろがー!
バンドは売れたいっていう気持ちを失ったら終わりやねん!」
と叫び、すでに去年からフェスやイベントでも毎回のように演奏していた、ドラゴンボールのタイアップ曲「GALAXY」。最初は自分もキュウソらしくないと感じていたが、聞くたびに良い曲だと思うようになってきた。毒がある歌詞もそうだが、キュウソの最大の持ち味はメロディの良さでもある。それがちゃんとあれば、これからも長く聴けるし、すぐ飽きられるようにはならないはず。
そしてラストは、
「GALAXYの前からやってるドラゴンボールの曲やるわー!」
と、「お願いシェンロン」で筋斗雲(ビート板みたいなやつ)を2枚客席に投入し、その2枚に交互に乗って客席の真ん中あたりまで移動してから、観客と一緒にかめはめ波を打ち、
「最後は俺たちのブルースを聴いてくれ!」
と言い、
「解散や活動休止は寂しいけど またライブに会いにきて」
という歌詞を歌ったのだが、これは昨年末から色んなバンドが解散や活動休止を発表しているだけに、キュウソなりに思うこともあったのだろう。
アンコールではヨコタ、オカザワ、カワクボ、ソゴウの4人がツアーTシャツに着替えて登場し、セイヤはYシャツにネクタイという出で立ちに。
この日はクレーンカメラを始め、いたるところにカメラがあり、セイヤのハンドマイクもカメラ付きのものが使われていたのだが、3月にこの日のライブがDVD化することが発表される。会場限定の物販でライブDVDは売っているが、全国流通盤は初めて。
そしてワンマン恒例のカバー(本人いわく、カバーではなくてコピー)は、セイヤが大学時代にコピバンをやっていたという、フジファブリックの「銀河」。この日、会場にはその当時コピバンを一緒にやっていたギタリスト(現在は東京で働いているらしい)が見にきていたとのこと。
「あの頃、こんな広い会場でこれだけ多くの人の前でワンマンやって、「銀河」のカバーやって喜んでくれるなんて思ってなかった」
と言っていたが、一緒にコピバンをやっていたメンバーも当時一緒にやっていた曲をこういうシチュエーションで聴けて、本当に嬉しかったんじゃないだろうか。
そんな感傷的な気分を吹き飛ばすのは、新作からの、幽霊をテーマにしたホラー要素のある「Scary song」。最初は普通に演奏していたのだが、間奏でいきなりステージが幕で閉めきられると、不気味な音がなったまましばらく時間が経ち、幕が開くと、セイヤの身長が倍くらいになり、仮面をつけた姿になっている。それは脚立の上に乗って歌っていたのだが、そういうネタバラしを見せるのも実にこのバンドらしい。
するとセイヤが全身白タイツ姿になり、体操のお兄さん風に
「怖くない 怖くない 怖くないよー」
と歌うので、ホラー感は完全に喪失。ちなみに仙台でこの曲をやった時、何故か女の人の歌声が入り込んだというホラーな出来事があり、スタッフが後で調べた結果、三代目J soul brothersを歌うカラオケが混線していただけだったというオチ。
そしてラストはやはり「ビビった」で最後のひと暴れ。演奏が終わると、観客と一緒に写真撮影をして終了。
この日だけではないが、キュウソのメンバーは、こっちが「考え過ぎなんじゃないのか?」と心配になってしまうくらいに観客のマナーや怪我がないか、物を落としたりしていないか、ということを気にかけていた。MCで言っていたように、見た目はようぺいんのようなイケメンではないかもしれないが、そこまで観客のことを考えてくれているキュウソのメンバーは本当にカッコいい。
この日のCOASTも来月の豊洲も即完と、もはやキャパだけならキュウソは武道館クラスでも余裕でワンマンできると思う。しかし、そういう座席があったりする場所で、今のライブハウスでのような楽しさを提示することができるか。なんかやってくれそうな気配はひしひしと感じるが、さらに大きい舞台に立つにはそこがポイントになると思う。
1.サブカル女子
2.OS
3.勇者ロトシック
4.ゲーマーズハイ
5.空芯菜
6.貧困ビジネス
7.要するに飽きた
8.ファントムバイブレーション
9.性ビジネスは不滅
10.困った
11.KMDT25
12.なんまんだ
13.DQNなりたい、40代で死にたい
14.カワイイだけ
15.何もない休日
16.ウィーアーインディーズバンド!!
17.良いDJ
18.GALAXY
19.お願いシェンロン
encore
20.銀河
21.Scary song
22.ビビった
GALAXY
http://youtu.be/d9ebOh-dnU0
Next→ 1/25 Galileo Galilei、The SALOVERS @新代田FEVER

その「ハッピーポンコツランド」のリリースツアーが早くも開催。すでに来月の豊洲PITでの追加公演もソールドアウトしている中、今回はイベントなどでは何度かライブを行っている、新木場STUDIO COAST。去年の1/25が渋谷QUATTROでのワンマンだったことを考えると、とんでもないスピードでの規模の拡大ぶりである。
ネズミのキャラクターを使った物販が長蛇の列過ぎるのもこのバンドのライブの光景であるが、開演前の会場内BGMに「エキセントリック少年ボウイのテーマ」が使われているあたりもこのバンドらしさを感じる。
開演時間の18時になると、ステージに現れたのは、話が長すぎることで有名な、ATフィールドの青木代表。ライブに関しての諸注意をするが、やはり何かと長い。しかし、グダグダになりそうな空気の中、ほとんどの観客がちゃんと聞いていた。
青木代表が去ると、メンバーが登場。いきなりの「サブカル女子」で観客も
「お笑いといえば」「ラーメンズ!」
「ブログに書いちゃう」「鬱日記!」
など、早くも大きな合唱が会場を包む。セイヤ(ボーカル&ギター)も高くジャンプしたりと、のっけからテンションが高い。
元はシークレットトラックに入っている、関西のイベンターをテーマにした曲だったのが、真っ当な温泉ソングになった「OS」、毎週ロトシックスを買いに行くのをドラクエの勇者ロトに絡めた「勇者ロトシック」と、新作からの曲に続けて、「ゲームつながり」ということで、「ゲーマーズハイ」も演奏。「勇者ロトシック」は、そんなポンコツなテーマの曲なのに、
「いつかは真面目に親孝行HEY!」
という歌詞が実に切ない。
早くも客席からは他の観客の脱げた靴を掲げる人が現れ、持ち主を探す時間を取りつつ、
セイヤ「愛してるよ!…これ、ようぺいん([Alexandros])の真似や。プラシーボ効果ってやつで、イケメンやって思い込んでればイケメンになれるねん」
というMCで笑わせ、まんま空芯菜のことを歌った「空芯菜」から、
「奨学金に殺されそうだ」
という「貧困ビジネス」、離婚と不倫をテーマにした「要するに飽きた」と、どうやったら思いつくのか、と思わずにはいられない歌詞の曲は新作でもさらに鋭さを増す。
するとiPhoneのマリンバの着信音が鳴り、
「携帯の着メロ鳴ってるの誰や!」
とセイヤが言うと、持ち主はオカザワ(ギター)で、実に大根役者そのものな演技力で会話してるフリをし、
「愛してるよ」
と言ったところで、まさにそのiPhoneのマリンバをシンセで弾くイントロの「ファントムバイブレーション」。
さらに、このツアーはレア曲コーナーを設けており、最初は3曲挙げて、それぞれの曲の歓声のデシベル数でやる曲を決めていたらしいが、いかんせんグダる、という理由で、自分たちが今やりたいレア曲、
「大学生の時に付き合ってた彼女が水商売に染まっていった時に作った曲」
という生々しいエピソード過ぎる「性ビジネスは不滅」を演奏。
ワンマンなどの長尺ライブではおなじみ、「社会のしがらみ」という、様々なことが書かれた段ボールを持ち、そのしがらみの内容を読み上げる「困った」では、この日はライブのマナーについてが中心。最近、なかなかライブマナーについては過激なことが言えずに、胃に穴が空きそうだというくらいにストレスが溜まっているというセイヤが、
「空気読まずに身勝手にダイブしまくるダイバーは死ね!そいつら数人のせいで、周りの数百人が傷付くねん!俺らはみんなに楽しく帰ってもらいたいから、キュウソのワンマンではこれから俺以外はダイブ禁止や!」
と、自身の筆で書かれた「ワンマンでは俺以外ダイブ禁止」という紙を掲げると、段ボールを客席に投げ、段ボール目掛けてダイブ。思いの外段ボールがでかくてセイヤが潰せるか不安になっていたのが面白かった。
フェスでももはやおなじみ、サークルではなく盆踊りを推奨する「KMDT25」、キュウソ史上最も切ない、それこそ然るべき状況で聴いたら涙が出そうなくらいの切なさの「なんまんだ」(ただ、メンバーはこの曲の見せ方をまだ試行錯誤中らしい)、客席で2本のウォールオブデスも発生させ、
「ヤンキー怖いー!」
の大合唱を巻き起こした「DQNなりたい、40代で死にたい」では、再びセイヤが客席に突入し、COASTのフロアのちょうど真ん中くらいにあるミラーボールの下まで到達して、観客に支えられながら「ヤンキー怖いー!」コールをして倒れこみながら観客にステージまで送ってもらう。
「カワイイだけ」のように、このバンドには踊れる曲が非常に多いのだが、多くの観客を踊らせられるのは、ヨコタのシンセもそうだが、カワクボとソゴウのリズム隊によるものだと思う。(特にカワクボのベースはこのバンドの見た目のイメージからは想像できないくらいに力強い)
というか、何気にこのバンドはしっかりと演奏が上手い。今は歌詞にばかり注目が集まりがちだが、これからその演奏力にもっと注目が集まるよう曲も増えてくるはず。
「ウィーアーインディーズバンド!!」「良いDJ」と定番の暴れる曲が続くと、
「次はGALAXYっていう曲をやるけど、最初はキュウソらしくない!とか、ああはいはいこういう売れそうな曲ね、とか、もう私の好きなキュウソじゃなくなったのねお疲れ様ー、とか言われたけど、普通に良い曲やろがー!
バンドは売れたいっていう気持ちを失ったら終わりやねん!」
と叫び、すでに去年からフェスやイベントでも毎回のように演奏していた、ドラゴンボールのタイアップ曲「GALAXY」。最初は自分もキュウソらしくないと感じていたが、聞くたびに良い曲だと思うようになってきた。毒がある歌詞もそうだが、キュウソの最大の持ち味はメロディの良さでもある。それがちゃんとあれば、これからも長く聴けるし、すぐ飽きられるようにはならないはず。
そしてラストは、
「GALAXYの前からやってるドラゴンボールの曲やるわー!」
と、「お願いシェンロン」で筋斗雲(ビート板みたいなやつ)を2枚客席に投入し、その2枚に交互に乗って客席の真ん中あたりまで移動してから、観客と一緒にかめはめ波を打ち、
「最後は俺たちのブルースを聴いてくれ!」
と言い、
「解散や活動休止は寂しいけど またライブに会いにきて」
という歌詞を歌ったのだが、これは昨年末から色んなバンドが解散や活動休止を発表しているだけに、キュウソなりに思うこともあったのだろう。
アンコールではヨコタ、オカザワ、カワクボ、ソゴウの4人がツアーTシャツに着替えて登場し、セイヤはYシャツにネクタイという出で立ちに。
この日はクレーンカメラを始め、いたるところにカメラがあり、セイヤのハンドマイクもカメラ付きのものが使われていたのだが、3月にこの日のライブがDVD化することが発表される。会場限定の物販でライブDVDは売っているが、全国流通盤は初めて。
そしてワンマン恒例のカバー(本人いわく、カバーではなくてコピー)は、セイヤが大学時代にコピバンをやっていたという、フジファブリックの「銀河」。この日、会場にはその当時コピバンを一緒にやっていたギタリスト(現在は東京で働いているらしい)が見にきていたとのこと。
「あの頃、こんな広い会場でこれだけ多くの人の前でワンマンやって、「銀河」のカバーやって喜んでくれるなんて思ってなかった」
と言っていたが、一緒にコピバンをやっていたメンバーも当時一緒にやっていた曲をこういうシチュエーションで聴けて、本当に嬉しかったんじゃないだろうか。
そんな感傷的な気分を吹き飛ばすのは、新作からの、幽霊をテーマにしたホラー要素のある「Scary song」。最初は普通に演奏していたのだが、間奏でいきなりステージが幕で閉めきられると、不気味な音がなったまましばらく時間が経ち、幕が開くと、セイヤの身長が倍くらいになり、仮面をつけた姿になっている。それは脚立の上に乗って歌っていたのだが、そういうネタバラしを見せるのも実にこのバンドらしい。
するとセイヤが全身白タイツ姿になり、体操のお兄さん風に
「怖くない 怖くない 怖くないよー」
と歌うので、ホラー感は完全に喪失。ちなみに仙台でこの曲をやった時、何故か女の人の歌声が入り込んだというホラーな出来事があり、スタッフが後で調べた結果、三代目J soul brothersを歌うカラオケが混線していただけだったというオチ。
そしてラストはやはり「ビビった」で最後のひと暴れ。演奏が終わると、観客と一緒に写真撮影をして終了。
この日だけではないが、キュウソのメンバーは、こっちが「考え過ぎなんじゃないのか?」と心配になってしまうくらいに観客のマナーや怪我がないか、物を落としたりしていないか、ということを気にかけていた。MCで言っていたように、見た目はようぺいんのようなイケメンではないかもしれないが、そこまで観客のことを考えてくれているキュウソのメンバーは本当にカッコいい。
この日のCOASTも来月の豊洲も即完と、もはやキャパだけならキュウソは武道館クラスでも余裕でワンマンできると思う。しかし、そういう座席があったりする場所で、今のライブハウスでのような楽しさを提示することができるか。なんかやってくれそうな気配はひしひしと感じるが、さらに大きい舞台に立つにはそこがポイントになると思う。
1.サブカル女子
2.OS
3.勇者ロトシック
4.ゲーマーズハイ
5.空芯菜
6.貧困ビジネス
7.要するに飽きた
8.ファントムバイブレーション
9.性ビジネスは不滅
10.困った
11.KMDT25
12.なんまんだ
13.DQNなりたい、40代で死にたい
14.カワイイだけ
15.何もない休日
16.ウィーアーインディーズバンド!!
17.良いDJ
18.GALAXY
19.お願いシェンロン
encore
20.銀河
21.Scary song
22.ビビった
GALAXY
http://youtu.be/d9ebOh-dnU0
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