SPACE SHOWER TV 開局25周年記念感謝祭 "NEW WORLDS,NEW PASSIONS." 出演:[Alexandros] / THE BAWDIES / YOUR SONG IS GOOD @豊洲PIT 11/30
- 2014/11/30
- 23:28
音楽専門チャンネル、SPACE SHOWER TVが開局25周年を迎えたことにより、主催フェスSWEET LOVE SHOWERは従来の2日間から3日間に規模拡大、そしてこの日は25周年にちなんで25時間テレビが放送されている中、その25時間テレビで生中継もされる記念イベントが開催。
出演者は
[Alexandros]
THE BAWDIES
YOUR SONG IS GOOD
とスペシャでレギュラー番組を持つ3組が集結。
会場の豊洲PITは初めて来たのだが、豊洲のららぽーとから徒歩10分くらいの位置にある新しいライブハウスで、客席はかなり横長。Zeppなどよりも確実に広く、国内最大キャパのライブハウスだろう。ただ、ライブハウスというよりも倉庫のような感じで、解体しようとすればすぐに解体できそうな感じもする。
・[Alexandros]
トップバッターは、ボーカルの川上洋平が中学生時代から熱狂的なスペシャファンとして知られる[Alexandros]。
いつものように「Burger Queen」のSEで登場したが、この日はSEからバンド演奏に変わることはなく、「Run Away」からスタート。サトヤス(ドラム)は白いフレームのサングラスを着用。
「今、生中継してますけど、そんなの関係ありません。ここが、生で聴くのが最高でしょ!踊りまくれ豊洲!」
と、「Waitress,Waitress!」を投下し、この広いライブハウスを完全に支配。
「世界一大好きなテレビ局に捧げます!」
と「Your So Sweet & I Love You」をスペシャに捧げ、磯部(ベース)は合唱部分でマイクを客席に近づけてコーラスする。
スペシャのタオルを掲げてから川上がハンドマイクで歌う「Kick & Spin」でさらにひと暴れさせると、
「中学生の時に日本に帰ってきて、なかなか周りと馴染めない中でスペシャを知って。日本ではこんな音楽が流行ってるのか!って知って。だからスペシャには本当に感謝してます」
と言ってからすでに発表されている来年のシングルとアルバムのリリースの告知をし、
「最後の曲です!」
と言うと観客から「えー!」という声が上がり、
「ロックバンドやってて良かったー!一生辞めません!」
と言って再びハンドマイクで歌う「Adventure」で終了。曲が終わっても観客にコーラス部分を歌わせ、
「愛してるぜ、スペシャ!」
と叫んで、川上が後ろのスペシャロゴを指差しながらステージを去って行った。あまりにもカッコよすぎた。
1.Run Away
2.Waitress,Waitress!
3.city
4.You're So Sweet & I Love You
5.Starrrrrrr
6.Kick & Spin
7.Adventure
Adventure
http://youtu.be/uTfKFMqkhGg
・YOUR SONG IS GOOD
2番手は、この日のスペシャ25時間テレビで昼間に渋谷でレギュラー番組の生放送を行った男、ミスタースペシャことサイトウジュン率いるYOUR SONG IS GOOD。おなじみのサポートメンバー松井泉(ex.bonobos)を加えての7人編成。
「スペシャ25周年おめでとうございます!こっからノンストップで行きたいと思います!」
とサイトウが挨拶し、最新アルバム「OUT」の曲を中心に踊らせまくり、中盤にはメロウな雰囲気でゆったりと踊らせながらも、メンバーは汗ダクで演奏している。
松井とタナカ(ドラム)が抜群のコンビネーションでリズムを刻み、タカダのベースとともに演奏の土台を支え、シライシとヨシザワの両サイドのギタリストもパーカッションを操るというパーティ感あふれる中、ノンストップと言いながらもサイトウのMCが挟まれる。
「スペシャ25周年本当におめでとうございます!すごいですよ、25周年。その歴史に我々もいさせていただいて。でも初めてスペシャに出た時の映像がさっき流れたけど、完全にテレビに出しちゃいけない奴らでしたね(笑)
そんな我々すらも愛してくれてる、と勝手に思ってるんですけど、スペシャ、本当にありがとうございます!
なんと、もう最後の曲です!最後の曲ですけど、尺10分です(笑)」
と言って、大胆な転調を繰り返す「The Cosmos」で終了。
このバンドを知ったのはビークルとのスプリット盤だが、こうしてあれから何年経ってもライブ見たりCD聴いたりできてるのは紛れもなくスペシャのおかげ。そういう面では自分が1番スペシャと深い縁を感じるバンドなのかもしれない。
The Cosmos
http://youtu.be/PRI0bA5VSL8
・THE BAWDIES
トリはTHE BAWDIES。いつものようにグレーのスーツに身を包んだメンバーが登場すると、いよいよ来週発売となったニューアルバム「Boys!」からの新曲「NO WAY」からスタート。新曲とはいえ、夏からライブで演奏されてるし、かなり前からPVも公開されているので新曲とは思えない盛り上がりぶりを見せる。
「JUST BE COOL」から、
「置いていかれないように!」
と「IT'S TOO LATE」とシングル曲を続けると、
「新曲やっていいですか!?」
と、こちらも最近PVが公開された新曲「KICKS!」を披露。聴いていてどこか幸せな気分になってくるようなロックンロールで、これまではなかった、1曲の中でROYとTAXMANがボーカルを分け合うという新境地が見える曲。個人的にはこの曲はこのアルバムの中でのイチオシ曲になりそう。
すると、
「せっかくですから、あなたが次の曲を決めるコーナー!あまりやったことない新曲と、普段からやってるおなじみの曲、どっちが聴きたいですか!?」
とROYが実際に観客にどっちが聴きたいか手を挙げさせ、
「あんまり変わらねぇなぁ。新曲が聴きたくないようなバンドなんか今すぐ辞めるべきだ!…というわけで新曲やらせてください!」
と、またしても新曲を演奏。この新曲はムーディーなラブソングといった感じで、次に演奏された「LEMONADE」のようにライブでの良いアクセントになりそう。
「25年前、おじいさんが山に芝刈りに行くと、竹やぶの中から光る竹を見つけました」
と、なぜかROYが竹取物語を話し始めると、JIMがかぐや姫、TAXMANがおじいさん、MARCYが叫び(笑)というメンバー全員参加の小芝居を始め、
「バースデーケーキよりも…HOT DOG!召し上がれ!」
と凄まじいバンドのテンションと盛り上がりを見せた「HOT DOG」、そしてラストはこれまでは「KEEP ON ROCKIN'」が担ってきたコール&レスポンスを間奏部分に取り入れ、大きなレスポンスを巻き起こした「SING YOUR SONG」で終了。
演奏が終わるとアルバムのリリースと3月に行われる2度目の日本武道館公演の告知をしてから、TAXMANによるワッショイでメンバーはステージを去って行った。
アルバムも楽しみだし、リリース2週間後には早くもZeppでワンマンも見れる。そして前回が未だに忘れられないくらい良かった武道館、本当に楽しみだ。
1.NO WAY
2.JUST BE COOL
3.IT'S TOO LATE
4.KICKS! (新曲)
5.新曲
6.LEMONADE
7.HOT DOG
8.SING YOUR SONG
KICKS!
http://youtu.be/QgtNbfo-mSs
アンコール前に会場の中にあるいくつかのモニターに映し出されたのは、ROY、川上洋平、サイトウジュンによるユニット、The Shower Clubのレコーディング風景。それが流れたということはつまり、この場が初お披露目ということで、3人が再びステージに登場。
明らかに生中継のために場を繋ごうとしてるMCが3人によって繰り広げられると、ROYがサイトウを
「日本で1番好きな男」
と告白するという場面もあり、YOUR SONG IS GOODからヨシザワ、松井泉。スペシャファミリーから村田シゲ(□□□など)、オータコージ(曽我部恵一BAND)らによるバンドをバックに、スペシャ25周年を祝して作られた「Are We Special?」を演奏。最初にROYはこの日でThe Shower Clubは解散かも、と言っていたが、この日の演奏が本当に楽しかったということで解散を撤回。そうそう簡単に何度もできるようなユニットではないけれど、SWEET LOVE SHOWERの時など、これからも見る機会があったら嬉しいし、何よりこれだけではもったいなさすぎる!
演奏が終わるとともに生中継も終了すると、会場にいた人たちだけのお楽しみ、出演者全員集合しての写真撮影、そしてTAXMAN、[Alexandros]から白井、ユアソンからタナカという、並ぶと違和感がすごい3人によるワッショイで終了。しかし、サイトウらはこれから六本木のスペシャスタジオに移動し、まだ続いている25時間テレビに参加。一日中、本当にお疲れ様です。
1.Are We Special?
Are We Special?
http://youtu.be/M-NxlN0xTIY
この日の25時間テレビと、ライブで実感したのはスペシャのミュージシャンからの愛されぶり。それはスペシャ側がミュージシャン達をこの上なく愛してきたから。番組を見たり、ラブシャや列伝に行ってるとよく分かる。ROYが言ってたように50年、100年よろしく。
NEXT→ 12/1 SAKANAMON / a flood of circle @恵比寿リキッドルーム

出演者は
[Alexandros]
THE BAWDIES
YOUR SONG IS GOOD
とスペシャでレギュラー番組を持つ3組が集結。
会場の豊洲PITは初めて来たのだが、豊洲のららぽーとから徒歩10分くらいの位置にある新しいライブハウスで、客席はかなり横長。Zeppなどよりも確実に広く、国内最大キャパのライブハウスだろう。ただ、ライブハウスというよりも倉庫のような感じで、解体しようとすればすぐに解体できそうな感じもする。
・[Alexandros]
トップバッターは、ボーカルの川上洋平が中学生時代から熱狂的なスペシャファンとして知られる[Alexandros]。
いつものように「Burger Queen」のSEで登場したが、この日はSEからバンド演奏に変わることはなく、「Run Away」からスタート。サトヤス(ドラム)は白いフレームのサングラスを着用。
「今、生中継してますけど、そんなの関係ありません。ここが、生で聴くのが最高でしょ!踊りまくれ豊洲!」
と、「Waitress,Waitress!」を投下し、この広いライブハウスを完全に支配。
「世界一大好きなテレビ局に捧げます!」
と「Your So Sweet & I Love You」をスペシャに捧げ、磯部(ベース)は合唱部分でマイクを客席に近づけてコーラスする。
スペシャのタオルを掲げてから川上がハンドマイクで歌う「Kick & Spin」でさらにひと暴れさせると、
「中学生の時に日本に帰ってきて、なかなか周りと馴染めない中でスペシャを知って。日本ではこんな音楽が流行ってるのか!って知って。だからスペシャには本当に感謝してます」
と言ってからすでに発表されている来年のシングルとアルバムのリリースの告知をし、
「最後の曲です!」
と言うと観客から「えー!」という声が上がり、
「ロックバンドやってて良かったー!一生辞めません!」
と言って再びハンドマイクで歌う「Adventure」で終了。曲が終わっても観客にコーラス部分を歌わせ、
「愛してるぜ、スペシャ!」
と叫んで、川上が後ろのスペシャロゴを指差しながらステージを去って行った。あまりにもカッコよすぎた。
1.Run Away
2.Waitress,Waitress!
3.city
4.You're So Sweet & I Love You
5.Starrrrrrr
6.Kick & Spin
7.Adventure
Adventure
http://youtu.be/uTfKFMqkhGg
・YOUR SONG IS GOOD
2番手は、この日のスペシャ25時間テレビで昼間に渋谷でレギュラー番組の生放送を行った男、ミスタースペシャことサイトウジュン率いるYOUR SONG IS GOOD。おなじみのサポートメンバー松井泉(ex.bonobos)を加えての7人編成。
「スペシャ25周年おめでとうございます!こっからノンストップで行きたいと思います!」
とサイトウが挨拶し、最新アルバム「OUT」の曲を中心に踊らせまくり、中盤にはメロウな雰囲気でゆったりと踊らせながらも、メンバーは汗ダクで演奏している。
松井とタナカ(ドラム)が抜群のコンビネーションでリズムを刻み、タカダのベースとともに演奏の土台を支え、シライシとヨシザワの両サイドのギタリストもパーカッションを操るというパーティ感あふれる中、ノンストップと言いながらもサイトウのMCが挟まれる。
「スペシャ25周年本当におめでとうございます!すごいですよ、25周年。その歴史に我々もいさせていただいて。でも初めてスペシャに出た時の映像がさっき流れたけど、完全にテレビに出しちゃいけない奴らでしたね(笑)
そんな我々すらも愛してくれてる、と勝手に思ってるんですけど、スペシャ、本当にありがとうございます!
なんと、もう最後の曲です!最後の曲ですけど、尺10分です(笑)」
と言って、大胆な転調を繰り返す「The Cosmos」で終了。
このバンドを知ったのはビークルとのスプリット盤だが、こうしてあれから何年経ってもライブ見たりCD聴いたりできてるのは紛れもなくスペシャのおかげ。そういう面では自分が1番スペシャと深い縁を感じるバンドなのかもしれない。
The Cosmos
http://youtu.be/PRI0bA5VSL8
・THE BAWDIES
トリはTHE BAWDIES。いつものようにグレーのスーツに身を包んだメンバーが登場すると、いよいよ来週発売となったニューアルバム「Boys!」からの新曲「NO WAY」からスタート。新曲とはいえ、夏からライブで演奏されてるし、かなり前からPVも公開されているので新曲とは思えない盛り上がりぶりを見せる。
「JUST BE COOL」から、
「置いていかれないように!」
と「IT'S TOO LATE」とシングル曲を続けると、
「新曲やっていいですか!?」
と、こちらも最近PVが公開された新曲「KICKS!」を披露。聴いていてどこか幸せな気分になってくるようなロックンロールで、これまではなかった、1曲の中でROYとTAXMANがボーカルを分け合うという新境地が見える曲。個人的にはこの曲はこのアルバムの中でのイチオシ曲になりそう。
すると、
「せっかくですから、あなたが次の曲を決めるコーナー!あまりやったことない新曲と、普段からやってるおなじみの曲、どっちが聴きたいですか!?」
とROYが実際に観客にどっちが聴きたいか手を挙げさせ、
「あんまり変わらねぇなぁ。新曲が聴きたくないようなバンドなんか今すぐ辞めるべきだ!…というわけで新曲やらせてください!」
と、またしても新曲を演奏。この新曲はムーディーなラブソングといった感じで、次に演奏された「LEMONADE」のようにライブでの良いアクセントになりそう。
「25年前、おじいさんが山に芝刈りに行くと、竹やぶの中から光る竹を見つけました」
と、なぜかROYが竹取物語を話し始めると、JIMがかぐや姫、TAXMANがおじいさん、MARCYが叫び(笑)というメンバー全員参加の小芝居を始め、
「バースデーケーキよりも…HOT DOG!召し上がれ!」
と凄まじいバンドのテンションと盛り上がりを見せた「HOT DOG」、そしてラストはこれまでは「KEEP ON ROCKIN'」が担ってきたコール&レスポンスを間奏部分に取り入れ、大きなレスポンスを巻き起こした「SING YOUR SONG」で終了。
演奏が終わるとアルバムのリリースと3月に行われる2度目の日本武道館公演の告知をしてから、TAXMANによるワッショイでメンバーはステージを去って行った。
アルバムも楽しみだし、リリース2週間後には早くもZeppでワンマンも見れる。そして前回が未だに忘れられないくらい良かった武道館、本当に楽しみだ。
1.NO WAY
2.JUST BE COOL
3.IT'S TOO LATE
4.KICKS! (新曲)
5.新曲
6.LEMONADE
7.HOT DOG
8.SING YOUR SONG
KICKS!
http://youtu.be/QgtNbfo-mSs
アンコール前に会場の中にあるいくつかのモニターに映し出されたのは、ROY、川上洋平、サイトウジュンによるユニット、The Shower Clubのレコーディング風景。それが流れたということはつまり、この場が初お披露目ということで、3人が再びステージに登場。
明らかに生中継のために場を繋ごうとしてるMCが3人によって繰り広げられると、ROYがサイトウを
「日本で1番好きな男」
と告白するという場面もあり、YOUR SONG IS GOODからヨシザワ、松井泉。スペシャファミリーから村田シゲ(□□□など)、オータコージ(曽我部恵一BAND)らによるバンドをバックに、スペシャ25周年を祝して作られた「Are We Special?」を演奏。最初にROYはこの日でThe Shower Clubは解散かも、と言っていたが、この日の演奏が本当に楽しかったということで解散を撤回。そうそう簡単に何度もできるようなユニットではないけれど、SWEET LOVE SHOWERの時など、これからも見る機会があったら嬉しいし、何よりこれだけではもったいなさすぎる!
演奏が終わるとともに生中継も終了すると、会場にいた人たちだけのお楽しみ、出演者全員集合しての写真撮影、そしてTAXMAN、[Alexandros]から白井、ユアソンからタナカという、並ぶと違和感がすごい3人によるワッショイで終了。しかし、サイトウらはこれから六本木のスペシャスタジオに移動し、まだ続いている25時間テレビに参加。一日中、本当にお疲れ様です。
1.Are We Special?
Are We Special?
http://youtu.be/M-NxlN0xTIY
この日の25時間テレビと、ライブで実感したのはスペシャのミュージシャンからの愛されぶり。それはスペシャ側がミュージシャン達をこの上なく愛してきたから。番組を見たり、ラブシャや列伝に行ってるとよく分かる。ROYが言ってたように50年、100年よろしく。
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