中村一義 「エドガワQ」 @江戸川区総合文化センター大ホール 11/8
- 2014/11/08
- 22:48
今年、盟友であるギタリスト町田昌弘とのアコースティック、「まちなかスタイル」、さらにはその町田やHermann H.&The Pacemakersのメンバーらとのバンドスタイルでもツアーを行っている、中村一義。
そのバンドスタイルで秋からツアーを行っているが、その終着地は、中村一義の地元である江戸川区にある、総合文化センター大ホール。9月に渋谷のO-EASTでも見ているが、そういう地元ということもあり、間違いなく特別なライブになるはず。
江戸川区総合文化センターは、新小岩駅から徒歩15分ほどにある総合施設で、歴史は感じさせるが、エントランスから大ホールに至るまでは非常にキレイで、渋谷公会堂を彷彿とさせる。
開演前の場内には昔の子供番組のテーマ曲がひたすらに流れており、若干脱力気味にならざるを得ない。
会場がこういう場所だからか、かなり早めの17:30過ぎ、ゆっくり暗転すると、まずはバンドメンバーが登場。この日のメンバーは、
ギター:町田昌弘
ギター:三井律郎 (THE YOUTH,LOST IN TIME)
ベース:TOMOTOMO club (THE BEACHES)
ドラム:マシータ (ex.BEAT CRUSADERS)
キーボード:高野勲 (GRAPEVINEなど)
コーラス:あずままどか
という面々。自分は参加できなかった、去年の中野サンプラザでのワンマンと同じメンバーとのこと。
そして中村一義は、客席横の扉から、なんと自転車に乗ってステージに登場という、いかにも家が近いからこうやって来ました、という感じ。
「江戸川区へようこそ!デビュー曲を歌います!」
と中村一義が言うと、デビュー曲にして名曲「犬と猫」からスタートし、
「どう?どう?」
の甲高い声が響き渡る。最近はフェスやイベントでもこの曲でスタートすることが多くなっている。
さらにアルバム「太陽」からの「再会」、デビュー作の「まる・さんかく・しかく」と、まずは懐かしいモード。しかし、町田、マシータ、TOMOTOMO clubはこのツアーにずっと参加しているが、今回のこのバンドのキーマンは間違いなく、紅一点メンバーであるコーラスのあずままどか。彼女のコーラスによって、今までライブでは欠けるところがあった名曲が、CD同様の高い再現性を獲得している。ヘルマンの岡本洋平と平床政治を加えた編成のバンド「海賊」はロックンロール度の強いサウンドだっただけに、違いがよくわかる。中村一義も、
「彼女がいなかったらこのライブは成り立たない」
とメンバー紹介時に評していた。
中村一義による、
「ここは本当に小さい頃からよく来てるんだけど、近年はもっぱら、江戸川区の食文化の祭り、みたいなやつで来てて(笑)一昨々日くらいにやってたんだけど、その日、ここではカラオケ大会がやってるの。で、このホールの中まで入るのは久しぶりだから、せっかくだし見てみよう、って覗いたら、おばちゃんがめちゃくちゃいい声で中森明菜を熱唱してた(笑)」
という挨拶的なMCから、ライブでは初披露となる、100sからソロに戻っての最初の曲「運命」。前述の通り、この曲もあずままどかのコーラスがあってこそ成立する曲。それに加え、非常に合わせるのが難しい(というかライブでやるとは全く予想していなかった)曲をしっかりと演奏できるこのメンバーの技術の高さに改めて驚く。
その「運命」からは、
「江戸川区だからこその曲を並べたゾーン」
ということで、インタールードというか、前置き的な中村一義の声のサンプリングのみの「どこにいる」に続くのは、もちろん「ここにいる」。ここまでは初期の曲が多いが、続く「フラワーロード」「空い赤」は、100s名義としては今のところ最後のアルバムであり、まさにアルバムタイトル通りにこの江戸川区がテーマになっている「世界のフラワーロード」からの選曲。
「世界のフラワーロード」は非常にいいアルバムだが、リリース後はツアーも行われていないし、ライブで演奏された収録曲も数曲だけなのが本当にもったいないところ。そのあと100sとしての活動が終わってしまっているので、今後他の収録曲を聴ける機会は訪れるんだろうか。
するといったんここで中村一義と町田のみになり、椅子に座って「まちなかスタイル」に。
「この2人で今年はいろんなところに行って高速道路を走ったけど、高速道路を走っている時に浮かんだ曲」
と紹介されて、今年はこのスタイルで演奏されることが多かった「セブンスター」。
「アコースティックでやるのは初めてなんだけど、ライブでやるのもこの曲が入ってるアルバムのツアー以来」
という「100s」収録の「メキシコ」はレアな選曲。しかしこのスタイルで聴くと、メロディの良さが素直に耳に入ってくる。
「今、こうしてみんなの前で笑顔で歌ってるけど、デビューした頃はこうやってみんなの前で笑顔で歌えるなんて全く思ってなかったよ!」
と言っての文字通り「笑顔」。タイトルこそ「笑顔」だが、主に中村一義のファルセットのコーラス部分で、自分の横の席に座っていた女性が、声が出るほどに号泣していた。彼女はこの曲が世に出た時、そして世に出てから、どんな状況の時にこの曲を聴いてきたんだろうか。隣で涙をハンカチで拭う姿を見て、そんなことを思いながら聴いていた。
観客に足と手でリズムを取ることを促しての、まちなかツアーで披露していた新曲「魔法をかけてやる!!」を終えると、メンバーを1人ずつ紹介しながら呼び込み、バンドセットに戻って、再びハンドクラップでリズムを取りながら、サビを観客に歌わせるのが定番化している「ジュビリー」では会場中を合唱が包み込む。
続いて「ショートホープ」のイントロから曲に入ろうとするも、中村一義が
「最初のとこやらなくてよくない?いきなりドカーンと言ったほうが勢い出るんだよねー」
と言い始め、町田が
「いやいや、みんながやってって言ってるから!」
と反論すると、ダチョウ倶楽部的なやり取りをした結果、町田と観客が最初のフレーズを合唱することになり、「ジュビリー」に続いて合唱が起こり、サビでも中村一義は
「飛び込んでいこうよ」
のフレーズを観客に合唱させた。
ライブ定番の「1,2,3」から、インタールード的な短い「グレゴリオ」に続くのは、もちろんアルバム「ERA」でも「グレゴリオ」の次に収録されていた「君ノ声」。ここでも
「ラララ」
のサビのフレーズが合唱を呼ぶ。
そして「永遠なるもの」ではバンドの演奏が熱を増す中、中村一義は力を振り絞るように膝をつきながら高音部を熱唱し、本編は終了。
アンコールでは、中村一義が帽子をかぶって登場し、
「今年一緒にやった海賊のメンバーをせっかくだから紹介したいなと」
と言うと、ヘルマンの岡本洋平と平床政治が登場。キーボードの溝田志穂は忙しいから、パフォーマーのウルフは深夜にテレビに出てて癪に触ったから(笑)との理由で登場せず。
岡本はアコギ、海賊ではギターを弾いていた平床はタンバリンとコーラスという贅沢な使われ方で、
「ここからはパーティーです!」
と言うと、平床が
「エビバディ、ロックンロール!」
と叫んで、これまでにもライブのクライマックスを担ってきた「ロックンロール」へ。大人数ならではのカラフルなサウンドの中で、クールなイメージの平床が踊りまくっているのが意外で非常に面白い。
そして、
「こんなみんなが!死ぬように!生きているわけがない!」
と、やはり「キャノンボール」へ。サビではやはり大合唱となったが、「永遠なるもの」の
「愛が、全ての人たちに、分けられてますように。」
のフレーズとともに、この曲の
「僕は死ぬように生きていたくない。
そこで愛が待つゆえに。」
というフレーズは、何回ライブやCDで聴いても全く古びないどころか、今がこういう時代、こういう社会だからこそ、胸に響く。「死ぬように生きていたくない」って何度でも思わせてくれる。
鳴り止まない拍手に包まれながら、中村一義がメンバー1人1人と抱き合い、全員で手を繋いで一礼すると、メンバーがステージを去る中、中村一義が1人だけ残り、最後の挨拶。
来年もこの場所でライブをやると決めたこと、そして来年には新譜をリリースしたいということを告げると、
「さっきも言ったけど、こうしてみんなと笑顔でライブができるなんて、昔は全然思ってなかった。でも、オーディエンスって言いたくなくて、みんな1人1人に向けて歌ってるから。
だからまた遊びに来てよ。そうしたら俺、何百曲でも曲書くからさ!」
と観客へ感謝を告げ、最後に「犬と猫」の
「どう?どう?」
のフレーズに合わせて手拍子をしての締め。この日が今年最後の中村一義のライブ。最後に相応しい、素晴らしい空間だった。
来年は本人も言ったように、是非とも新曲を聴きたい。そして、
「俺も絶対生きるからさ!みんなも生きろ!」
と言っていたように、やっぱり「死ぬように生きていたくない!」
1.犬と猫
2.再会
3.まる・さんかく・しかく
4.運命
5.どこにいる
6.ここにいる
7.フラワーロード
8.空い赤
9.セブンスター
10.メキシコ
11.笑顔
12.魔法をかけてやる!!
13.ジュビリー
14.ショートホープ
15.1,2,3
16.グレゴリオ
17.君ノ声
18.永遠なるもの
encore
19.ロックンロール
20.キャノンボール
永遠なるもの
http://youtu.be/T7XHT1UB_Wc
キャノンボール
http://youtu.be/QSaydVwiNqs
そのバンドスタイルで秋からツアーを行っているが、その終着地は、中村一義の地元である江戸川区にある、総合文化センター大ホール。9月に渋谷のO-EASTでも見ているが、そういう地元ということもあり、間違いなく特別なライブになるはず。
江戸川区総合文化センターは、新小岩駅から徒歩15分ほどにある総合施設で、歴史は感じさせるが、エントランスから大ホールに至るまでは非常にキレイで、渋谷公会堂を彷彿とさせる。
開演前の場内には昔の子供番組のテーマ曲がひたすらに流れており、若干脱力気味にならざるを得ない。
会場がこういう場所だからか、かなり早めの17:30過ぎ、ゆっくり暗転すると、まずはバンドメンバーが登場。この日のメンバーは、
ギター:町田昌弘
ギター:三井律郎 (THE YOUTH,LOST IN TIME)
ベース:TOMOTOMO club (THE BEACHES)
ドラム:マシータ (ex.BEAT CRUSADERS)
キーボード:高野勲 (GRAPEVINEなど)
コーラス:あずままどか
という面々。自分は参加できなかった、去年の中野サンプラザでのワンマンと同じメンバーとのこと。
そして中村一義は、客席横の扉から、なんと自転車に乗ってステージに登場という、いかにも家が近いからこうやって来ました、という感じ。
「江戸川区へようこそ!デビュー曲を歌います!」
と中村一義が言うと、デビュー曲にして名曲「犬と猫」からスタートし、
「どう?どう?」
の甲高い声が響き渡る。最近はフェスやイベントでもこの曲でスタートすることが多くなっている。
さらにアルバム「太陽」からの「再会」、デビュー作の「まる・さんかく・しかく」と、まずは懐かしいモード。しかし、町田、マシータ、TOMOTOMO clubはこのツアーにずっと参加しているが、今回のこのバンドのキーマンは間違いなく、紅一点メンバーであるコーラスのあずままどか。彼女のコーラスによって、今までライブでは欠けるところがあった名曲が、CD同様の高い再現性を獲得している。ヘルマンの岡本洋平と平床政治を加えた編成のバンド「海賊」はロックンロール度の強いサウンドだっただけに、違いがよくわかる。中村一義も、
「彼女がいなかったらこのライブは成り立たない」
とメンバー紹介時に評していた。
中村一義による、
「ここは本当に小さい頃からよく来てるんだけど、近年はもっぱら、江戸川区の食文化の祭り、みたいなやつで来てて(笑)一昨々日くらいにやってたんだけど、その日、ここではカラオケ大会がやってるの。で、このホールの中まで入るのは久しぶりだから、せっかくだし見てみよう、って覗いたら、おばちゃんがめちゃくちゃいい声で中森明菜を熱唱してた(笑)」
という挨拶的なMCから、ライブでは初披露となる、100sからソロに戻っての最初の曲「運命」。前述の通り、この曲もあずままどかのコーラスがあってこそ成立する曲。それに加え、非常に合わせるのが難しい(というかライブでやるとは全く予想していなかった)曲をしっかりと演奏できるこのメンバーの技術の高さに改めて驚く。
その「運命」からは、
「江戸川区だからこその曲を並べたゾーン」
ということで、インタールードというか、前置き的な中村一義の声のサンプリングのみの「どこにいる」に続くのは、もちろん「ここにいる」。ここまでは初期の曲が多いが、続く「フラワーロード」「空い赤」は、100s名義としては今のところ最後のアルバムであり、まさにアルバムタイトル通りにこの江戸川区がテーマになっている「世界のフラワーロード」からの選曲。
「世界のフラワーロード」は非常にいいアルバムだが、リリース後はツアーも行われていないし、ライブで演奏された収録曲も数曲だけなのが本当にもったいないところ。そのあと100sとしての活動が終わってしまっているので、今後他の収録曲を聴ける機会は訪れるんだろうか。
するといったんここで中村一義と町田のみになり、椅子に座って「まちなかスタイル」に。
「この2人で今年はいろんなところに行って高速道路を走ったけど、高速道路を走っている時に浮かんだ曲」
と紹介されて、今年はこのスタイルで演奏されることが多かった「セブンスター」。
「アコースティックでやるのは初めてなんだけど、ライブでやるのもこの曲が入ってるアルバムのツアー以来」
という「100s」収録の「メキシコ」はレアな選曲。しかしこのスタイルで聴くと、メロディの良さが素直に耳に入ってくる。
「今、こうしてみんなの前で笑顔で歌ってるけど、デビューした頃はこうやってみんなの前で笑顔で歌えるなんて全く思ってなかったよ!」
と言っての文字通り「笑顔」。タイトルこそ「笑顔」だが、主に中村一義のファルセットのコーラス部分で、自分の横の席に座っていた女性が、声が出るほどに号泣していた。彼女はこの曲が世に出た時、そして世に出てから、どんな状況の時にこの曲を聴いてきたんだろうか。隣で涙をハンカチで拭う姿を見て、そんなことを思いながら聴いていた。
観客に足と手でリズムを取ることを促しての、まちなかツアーで披露していた新曲「魔法をかけてやる!!」を終えると、メンバーを1人ずつ紹介しながら呼び込み、バンドセットに戻って、再びハンドクラップでリズムを取りながら、サビを観客に歌わせるのが定番化している「ジュビリー」では会場中を合唱が包み込む。
続いて「ショートホープ」のイントロから曲に入ろうとするも、中村一義が
「最初のとこやらなくてよくない?いきなりドカーンと言ったほうが勢い出るんだよねー」
と言い始め、町田が
「いやいや、みんながやってって言ってるから!」
と反論すると、ダチョウ倶楽部的なやり取りをした結果、町田と観客が最初のフレーズを合唱することになり、「ジュビリー」に続いて合唱が起こり、サビでも中村一義は
「飛び込んでいこうよ」
のフレーズを観客に合唱させた。
ライブ定番の「1,2,3」から、インタールード的な短い「グレゴリオ」に続くのは、もちろんアルバム「ERA」でも「グレゴリオ」の次に収録されていた「君ノ声」。ここでも
「ラララ」
のサビのフレーズが合唱を呼ぶ。
そして「永遠なるもの」ではバンドの演奏が熱を増す中、中村一義は力を振り絞るように膝をつきながら高音部を熱唱し、本編は終了。
アンコールでは、中村一義が帽子をかぶって登場し、
「今年一緒にやった海賊のメンバーをせっかくだから紹介したいなと」
と言うと、ヘルマンの岡本洋平と平床政治が登場。キーボードの溝田志穂は忙しいから、パフォーマーのウルフは深夜にテレビに出てて癪に触ったから(笑)との理由で登場せず。
岡本はアコギ、海賊ではギターを弾いていた平床はタンバリンとコーラスという贅沢な使われ方で、
「ここからはパーティーです!」
と言うと、平床が
「エビバディ、ロックンロール!」
と叫んで、これまでにもライブのクライマックスを担ってきた「ロックンロール」へ。大人数ならではのカラフルなサウンドの中で、クールなイメージの平床が踊りまくっているのが意外で非常に面白い。
そして、
「こんなみんなが!死ぬように!生きているわけがない!」
と、やはり「キャノンボール」へ。サビではやはり大合唱となったが、「永遠なるもの」の
「愛が、全ての人たちに、分けられてますように。」
のフレーズとともに、この曲の
「僕は死ぬように生きていたくない。
そこで愛が待つゆえに。」
というフレーズは、何回ライブやCDで聴いても全く古びないどころか、今がこういう時代、こういう社会だからこそ、胸に響く。「死ぬように生きていたくない」って何度でも思わせてくれる。
鳴り止まない拍手に包まれながら、中村一義がメンバー1人1人と抱き合い、全員で手を繋いで一礼すると、メンバーがステージを去る中、中村一義が1人だけ残り、最後の挨拶。
来年もこの場所でライブをやると決めたこと、そして来年には新譜をリリースしたいということを告げると、
「さっきも言ったけど、こうしてみんなと笑顔でライブができるなんて、昔は全然思ってなかった。でも、オーディエンスって言いたくなくて、みんな1人1人に向けて歌ってるから。
だからまた遊びに来てよ。そうしたら俺、何百曲でも曲書くからさ!」
と観客へ感謝を告げ、最後に「犬と猫」の
「どう?どう?」
のフレーズに合わせて手拍子をしての締め。この日が今年最後の中村一義のライブ。最後に相応しい、素晴らしい空間だった。
来年は本人も言ったように、是非とも新曲を聴きたい。そして、
「俺も絶対生きるからさ!みんなも生きろ!」
と言っていたように、やっぱり「死ぬように生きていたくない!」
1.犬と猫
2.再会
3.まる・さんかく・しかく
4.運命
5.どこにいる
6.ここにいる
7.フラワーロード
8.空い赤
9.セブンスター
10.メキシコ
11.笑顔
12.魔法をかけてやる!!
13.ジュビリー
14.ショートホープ
15.1,2,3
16.グレゴリオ
17.君ノ声
18.永遠なるもの
encore
19.ロックンロール
20.キャノンボール
永遠なるもの
http://youtu.be/T7XHT1UB_Wc
キャノンボール
http://youtu.be/QSaydVwiNqs
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