~bayfm25th Anniversary LIVE JACK!!~ Kashiwa Music Factory SPECIAL ~THUMBUP編 Vol.2~ @柏THUMBUP 10/19
- 2014/10/20
- 18:27
ここ最近、千葉県内でライブをよく見ているが、この日も柏THUMBUPでライブを見ることに。bayfmのイベントで、出演は
ザ・マスミサイル
阿部祐也
Scars Borough
The cold tommy
という、ほぼ全てライブ未体験の4組。
しかし、行く途中にトラブルがあって、開演に間に合わず、トップバッターのThe cold tommyは全く見ることができず。かなり熱いライブだったとのことで、非常にもったいないことをしてしまった。
よって、2番手のScars Boroughから。曲は知らなくても名前を知ってる人が多いであろうと思うのは、このバンドのドラマーがELLEGARDENの高橋宏貴だから。
メンバーはその高橋と、KYOKO(ボーカル)、MARCH(ベース)の女性2人と、本郷信(ギター)という男女混合編成。
エルレ活動休止後に結成されたバンドだが、結成当時にロッキンとCDJに出演しており、その時は「ロックンロール」という一言しか出てこないくらいのロックンロールなバンドというイメージだったが、あれから5年ほど経ち、リリースも重ねた中で音楽性も変化を見せたのか、打ち込みを取り入れた曲もあったのはちょっと意外。そしてやはり2ビートでドカドカ叩きまくるイメージが未だに強い高橋のドラムが、曲に合わせて打ち込みっぽく叩いたりするのはさらに意外。ピロウズ山中さわお、GLAYのJIROとのTHE PREDETORSのメンバーでもあるけれど。
KYOKOが狂ったようなアクションをしながら歌ったり、リリースされたばかりのニューアルバム「音紋」の曲が打ち込みの方向をさらに推し進めた曲だったりと、バンドとして試行錯誤しながら進化していこうとしているが、やはり高橋がいることで比べられる対象が細美のthe HIATUS、生形のNothing's Carved In Stoneなので、そう思うとかなりの距離が空いてしまったと思うと同時に、HIATUS、Nothing's、高田の参加しているMEANINGと見てきて、高橋が1番エルレをやらなそうだな、と改めて思った。
comic jug
http://youtu.be/-8sMXPgvb9A
3番手は阿部祐也。正直、全然名前すら知らなくて、弾き語りのシンガーソングライターの人なのかな?と思ってたらバンド編成。しかもそのバンドのメンバーが、ギター・曽根巧(先日まで長きに渡りa flood of circleのサポートをしていた)、ベース・ハル(真心ブラザーズ、セカイイチなど)、ドラム・山口美代子(detroit7。最近はtricotのサポートなども)という、これまで何度も見てきた人たちによる、超強力な布陣。
なので、ついつい演奏やコーラス(特に曽根巧の)に目が行きがちだが、前方フロアに若い女性がたくさんおり、黄色い声援が飛び交っていたことから、この日はこの阿部祐也を見にきた女性ファンが1番多かったと思われる。確かにイケメン俳優として活動しててもおかしくはないようなビジュアル。
阿部祐也自身もギターを弾きながら歌うのだが、アコギに持ち替えて演奏した曲が、曽根巧のコーラスもあって、a flood of circleの「アカネ」を少し思い出した。そのあとに再びエレキに持ち替えた時、アコギが邪魔になって曽根巧がステージから片付けていたのはなかなかa flood of circleでは見れなくて面白かった。
ただ、バンドメンバーが強力だからというのもあるのか、曲があまり記憶に残らず。
1.Brutus
2.I'm so free!!
3.Grundy
4.赤マント
5.COURSE OF LIFE
6.Bring it on! (新曲)
7.one's mind
8.TAKE BACK
COURSE OF LIFE
http://youtu.be/g8Abw-yVaSk
そしてトリはザ・マスミサイル。高校生の頃(10年以上前)によく聴いていたバンド。当時はその頃にブームになっていた青春パンクのバンドの一環として聴いていた。
しかし、当時からキーボードがメンバーにいるのが他の青春パンクバンドとは違うと思っていたが、あれからかなりの年月が経ち、メンバーの脱退や震災もあって、バンドの音楽性も変化した様子。
それは序盤の新しい曲群の、もはやパンクの要素をまるっきり感じないポップなアレンジからもわかるし、高木(ボーカル)が
「TSUTAYAのレシートの1番下ってなんて書いてあるか知ってる?俺はたまたまレシートを見たら、3.11って書いてあるのが見えて。そこから目を逸らしそうになってしまうんやけど、自分の中でちゃんとそこに向き合った想いを言葉にしないといかんと思った」
と前置きされた、美しいメロディに高木なりの震災以降の日本を捉えた「3.11」からもわかる。
そんな、バンドも、昔このバンドの音楽を聴いていた自分も大人になったんだろうかと感じもしたが、
「阿部祐也君がこのイベントのタイトルを言っただけで黄色い歓声が上がったから、今日の観客はちょろいと思ってたのに、俺が言っても全然反応ないやんけ(笑)」
「福島県民は、「福島と郡山では文化も空気も違うし、距離も遠いんで、両方来てください!」って言いよるし、愛知県民は「名古屋と豊橋は~」って言いよる(笑)
でも、千葉とか本八幡とかよく行くけど、柏はそういう感じではないなって。もちろん茨城寄りの千葉だから若干他の千葉のライブハウスとも違うけど」
と、バンドマンあるあるみたいなものを挟み、こういうとこは大人というよりも、ベテランならでは(このバンドの持つ空気によるものもあるけれど)の面白MCで笑わせる。
しかし、笑わせるだけではもちろんなく、人間の熱さも感じさせるMCもし、かつて「NARUTO」のテーマソングとしてお茶の間にも流れた「今まで何度も」を演奏。リリースからもう10年以上も経っているが、この曲の時はたくさんの人が拳を掲げていた様を見ると、やはりある程度の年代で、昔から音楽を聴いてきた人は知ってるんだなと実感。
終盤も新曲を披露し、幕が閉まって終了かと思いきや、ファンのアンコールを求める声に応えて、再びバンドが登場。予定になかった感じもありつつも、初期の名曲「教科書」で再びたくさんの拳を振り上げさせて終了。
当時、よく一緒に聴いていたバンドはほとんどが解散、活動休止してしまった。それだけにこうして昔から聴いているバンドが、いろいろありながらもずっと続けていて、こうしてライブを観れるのは本当に嬉しい。
聴いていると当時のことを思い出さざるを得ないだけに、時々はこうして昔聴いていたバンドを見てみたい。やっぱり、今見てもカッコいいって思う。
1.バンドオンザラン
2.だから僕は死なないようにしようと思う
3.喫茶店ラブストーリー
4.3.11
5.今まで何度も
6.たとえそれがフィッシュストーリーだったとしても
7.Hold me tight
encore
8.教科書
教科書
http://youtu.be/VRuyaZCoZc4
ザ・マスミサイル
阿部祐也
Scars Borough
The cold tommy
という、ほぼ全てライブ未体験の4組。
しかし、行く途中にトラブルがあって、開演に間に合わず、トップバッターのThe cold tommyは全く見ることができず。かなり熱いライブだったとのことで、非常にもったいないことをしてしまった。
よって、2番手のScars Boroughから。曲は知らなくても名前を知ってる人が多いであろうと思うのは、このバンドのドラマーがELLEGARDENの高橋宏貴だから。
メンバーはその高橋と、KYOKO(ボーカル)、MARCH(ベース)の女性2人と、本郷信(ギター)という男女混合編成。
エルレ活動休止後に結成されたバンドだが、結成当時にロッキンとCDJに出演しており、その時は「ロックンロール」という一言しか出てこないくらいのロックンロールなバンドというイメージだったが、あれから5年ほど経ち、リリースも重ねた中で音楽性も変化を見せたのか、打ち込みを取り入れた曲もあったのはちょっと意外。そしてやはり2ビートでドカドカ叩きまくるイメージが未だに強い高橋のドラムが、曲に合わせて打ち込みっぽく叩いたりするのはさらに意外。ピロウズ山中さわお、GLAYのJIROとのTHE PREDETORSのメンバーでもあるけれど。
KYOKOが狂ったようなアクションをしながら歌ったり、リリースされたばかりのニューアルバム「音紋」の曲が打ち込みの方向をさらに推し進めた曲だったりと、バンドとして試行錯誤しながら進化していこうとしているが、やはり高橋がいることで比べられる対象が細美のthe HIATUS、生形のNothing's Carved In Stoneなので、そう思うとかなりの距離が空いてしまったと思うと同時に、HIATUS、Nothing's、高田の参加しているMEANINGと見てきて、高橋が1番エルレをやらなそうだな、と改めて思った。
comic jug
http://youtu.be/-8sMXPgvb9A
3番手は阿部祐也。正直、全然名前すら知らなくて、弾き語りのシンガーソングライターの人なのかな?と思ってたらバンド編成。しかもそのバンドのメンバーが、ギター・曽根巧(先日まで長きに渡りa flood of circleのサポートをしていた)、ベース・ハル(真心ブラザーズ、セカイイチなど)、ドラム・山口美代子(detroit7。最近はtricotのサポートなども)という、これまで何度も見てきた人たちによる、超強力な布陣。
なので、ついつい演奏やコーラス(特に曽根巧の)に目が行きがちだが、前方フロアに若い女性がたくさんおり、黄色い声援が飛び交っていたことから、この日はこの阿部祐也を見にきた女性ファンが1番多かったと思われる。確かにイケメン俳優として活動しててもおかしくはないようなビジュアル。
阿部祐也自身もギターを弾きながら歌うのだが、アコギに持ち替えて演奏した曲が、曽根巧のコーラスもあって、a flood of circleの「アカネ」を少し思い出した。そのあとに再びエレキに持ち替えた時、アコギが邪魔になって曽根巧がステージから片付けていたのはなかなかa flood of circleでは見れなくて面白かった。
ただ、バンドメンバーが強力だからというのもあるのか、曲があまり記憶に残らず。
1.Brutus
2.I'm so free!!
3.Grundy
4.赤マント
5.COURSE OF LIFE
6.Bring it on! (新曲)
7.one's mind
8.TAKE BACK
COURSE OF LIFE
http://youtu.be/g8Abw-yVaSk
そしてトリはザ・マスミサイル。高校生の頃(10年以上前)によく聴いていたバンド。当時はその頃にブームになっていた青春パンクのバンドの一環として聴いていた。
しかし、当時からキーボードがメンバーにいるのが他の青春パンクバンドとは違うと思っていたが、あれからかなりの年月が経ち、メンバーの脱退や震災もあって、バンドの音楽性も変化した様子。
それは序盤の新しい曲群の、もはやパンクの要素をまるっきり感じないポップなアレンジからもわかるし、高木(ボーカル)が
「TSUTAYAのレシートの1番下ってなんて書いてあるか知ってる?俺はたまたまレシートを見たら、3.11って書いてあるのが見えて。そこから目を逸らしそうになってしまうんやけど、自分の中でちゃんとそこに向き合った想いを言葉にしないといかんと思った」
と前置きされた、美しいメロディに高木なりの震災以降の日本を捉えた「3.11」からもわかる。
そんな、バンドも、昔このバンドの音楽を聴いていた自分も大人になったんだろうかと感じもしたが、
「阿部祐也君がこのイベントのタイトルを言っただけで黄色い歓声が上がったから、今日の観客はちょろいと思ってたのに、俺が言っても全然反応ないやんけ(笑)」
「福島県民は、「福島と郡山では文化も空気も違うし、距離も遠いんで、両方来てください!」って言いよるし、愛知県民は「名古屋と豊橋は~」って言いよる(笑)
でも、千葉とか本八幡とかよく行くけど、柏はそういう感じではないなって。もちろん茨城寄りの千葉だから若干他の千葉のライブハウスとも違うけど」
と、バンドマンあるあるみたいなものを挟み、こういうとこは大人というよりも、ベテランならでは(このバンドの持つ空気によるものもあるけれど)の面白MCで笑わせる。
しかし、笑わせるだけではもちろんなく、人間の熱さも感じさせるMCもし、かつて「NARUTO」のテーマソングとしてお茶の間にも流れた「今まで何度も」を演奏。リリースからもう10年以上も経っているが、この曲の時はたくさんの人が拳を掲げていた様を見ると、やはりある程度の年代で、昔から音楽を聴いてきた人は知ってるんだなと実感。
終盤も新曲を披露し、幕が閉まって終了かと思いきや、ファンのアンコールを求める声に応えて、再びバンドが登場。予定になかった感じもありつつも、初期の名曲「教科書」で再びたくさんの拳を振り上げさせて終了。
当時、よく一緒に聴いていたバンドはほとんどが解散、活動休止してしまった。それだけにこうして昔から聴いているバンドが、いろいろありながらもずっと続けていて、こうしてライブを観れるのは本当に嬉しい。
聴いていると当時のことを思い出さざるを得ないだけに、時々はこうして昔聴いていたバンドを見てみたい。やっぱり、今見てもカッコいいって思う。
1.バンドオンザラン
2.だから僕は死なないようにしようと思う
3.喫茶店ラブストーリー
4.3.11
5.今まで何度も
6.たとえそれがフィッシュストーリーだったとしても
7.Hold me tight
encore
8.教科書
教科書
http://youtu.be/VRuyaZCoZc4
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